[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(06:57)]
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お名前: たかぽん
投稿日: 2008/3/7(00:42)
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acha758さん、こんばんは。たかぽんです。
〉たかぽんさん、みなさんこんばんは。acha758です。
〉やっぱり、英語の話とスポーツの話を結びつけたことがいけなかったみたいですね。
〉私は、世の中のことがいろいろとつながっているなーということを見つけては喜んでしまうのですが、
〉やっぱり本質について議論するときは、そのものについて話さないと正確ではないですね。
いや、英語とテニスと結びつけられたのは、わかりやすくてよいなーと思いましたよ。
ただ、テニスのルールと英文法とが全く違うものだと私は思ったので、そこだけ引っ掛かりました。
〉あと、「文法」とは何か、について定義しないと、
〉やっぱり話が微妙にかみ合わなくなりますね。
〉この辺はネット上でのコミュニケーションの限界です・・・。
たしかに、それはそうですね。
〉〉私は実はスポーツルールについて考えるのが大好きですので、
〉〉文法などといういい加減なものと一緒にされたくない!という気持ちがあるのかもしれません。(笑)
〉そうだったんですね!(笑)
〉私は趣味でやるスポーツのルールもテキトーなので、文法とゆるさ加減が同じくらいです。(自分の感覚として)
〉でも、真剣勝負のプロスポーツではルールを厳格に守っていると思いますし、
〉言葉を武器としている人は、同じくらい表現の正確さに気を遣っているはずだ、とも思います。
どんなにゆるくても、こどもの鬼ごっこであっても、どうなったら鬼になるかとか、
そういうルールはあるんですよね。
ゲームの途中でルールが変わるにしても、暗黙のルールがあるんですよね。
いずれも「規範」です。
それに対して言語の文法は、何度も言ってますけれど、言語の中の規則性・法則性と、
学者が思ったもの、です。規則性であって、規則ではないんですね。
〉〉これは、事実そのようだ、という、現実の観察です。ルールではないんですね。
〉〉「規則」(ルール)と「規則性」(文法)とは全然違うものです。
〉たかぽんさんがおっしゃることも理解できます。(のつもりです・・・)
〉ここでも、言葉の使い方の違いが見解の相違につながったものと思われます・・・。
いえいえ。ここでの「ルール」の意味は明確だったと思います。
最初にテニスのルールとおっしゃいましたから、規則、規範、という意味で
話は進んできたと考えています。
〉〉うまく説明できないのですが、がんばってみます。
〉〉言語には、「これを守りなさい!」という意味で強制できる機関というのは無いし、
〉〉むしろあってはならないのだろうと思います。
〉〉「これが正しい英語ですから、これ以外の言い方をすればペナルティーを課します」
〉〉というものがあれば、それは「ルール」と言えるかと思います。
〉〉(近代国家の成立とともに、言語にも国に「立法権」があるごとく、「正しい言語規則」
〉〉 という幻想を抱かせてきたのが、この二百年ほどではなかったでしょうかね。
〉〉 それが非常に無体に、巧妙に行なわれているのが日本語だなと思ったりします。
〉〉 言語規則を作って、暗に強制している。ヴァラエティーがどんどん失われる。
〉〉 話がそれましたが。)
〉確かに、文法は法律みたいなものではないし、スポーツルールと言語の文法は
〉生成過程が異なります。
〉でも、「正しい」表現って、存在するのではないでしょうか?
〉例えば、日本語の場合、「全然」ときたら「〜ない」と受けるのが文法ですよね?
〉「全然面白くない」などのように。
〉ところが、最近は「全然面白ーい!」などのように言うことがあります。
その時代、地域、年齢層などの中で、コンセンサスを得られている表現、というのはあるでしょうね。
(ちなみに、「全然」は、昭和初期には「全然賛成する」などと使われていたようです。
反対に、「とても」は否定語を伴わないとおかしい、と言われていたそうです。)
〉そのような表現は、日本語として正しくないので、
〉(あの人は、日本語がおかしいな)と思われるという、社会的ペナルティーがあると思いませんか?
〉そして、良心的な人は、「とっても面白い」でしょ、と注意したりすると思います。
〉少なくとも、公式な文書で出す場合は、推敲の段階で直されるはずです。
こういうことがまさに上に書いたようなことで、ただ単に事実上のコンセンサスが得られているだけなのに、
規則のように「正しい表現」があると思い込まされているだけだと思います。
事実と規範の混同です。
(公文書の場合は、ルールが定められています。)
日本は、この点、お上追従が甚だしいと思います。「看護婦」を「看護師」と政府が言い換えると、
「看護婦」という言葉がさーっと消えていくというのは、ちょっと怖いものを感じました。
〉私は、新しい表現として、何でもアリ、にするのではなくて、
〉やっぱり「正しい言葉遣い」というものを大切にした方がいいと考えています。
〉標準語を基に、TPOに応じて使い分けられればいいとも思っています。
〉ただ、「全然面白ーい!」は使用頻度が高まって、正しい日本語として市民権を得ていくことでしょう。
〉そうしたら、合法化されるわけですね。文法は実態に合わせて後追い(容認)しますから。
言葉に合法違法がある???というのが、よくわかりません。
合法違法があるということは、合法違法を決める機関があるということになりますが、
言葉の合法違法なんか他人に決めてほしくない、と私なんかは思います。
〉ルールだと、実態に合わせて厳しくなるところかな?あ、でも容認する改正もあるかな?
〉言葉の話からずれそうなので、ここでやめておきます・・・。
よくわかりませんけれども・・・
yamasinaさんへのレスにも書きましたけど、要するに言いたかったのは、
「スポーツ(競技)に『ルール』の習得が必要であるように、言語にも『文法』の習得が必要」、とは言えない、
なぜなら、「ルール」と「文法」は全く違うものだから。
前者は「規則」で、後者は「(学者が抽出してみた)規則性」だから。
ということだったんです。
それでは〜
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