Re: 「文法」をめぐる分かれ道

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(06:43)]

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2015. Re: 「文法」をめぐる分かれ道

お名前: Julie http://paperback.blog10.fc2.com/
投稿日: 2008/3/6(19:34)

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yamasina さん、たかぽんさん、横から失礼いたします。Julie です。

〉〉水泳でも、競技となれば、規則がありますよね。
〉〉こどもが川で競争する程度であっても、何でもありじゃなくて、
〉〉暗黙であっても、必ずルールが決められています。

〉競技ルールは人為的ですから、除きます。
〉とかいってみても、比喩はやっぱり難しいですな。

あー! もしかして、yamasina さん、
畳の上の水練ってことをいいかったのでは??(^^;
違っていたらごめんなさい。

〉〉言語は勝ち負けの競技じゃないので、ルールが無い。
〉〉でも、こうすればよりよくコミュニケートできるようになるよ、というアイデアはいろいろある。
〉〉より遠くに球を飛ばせる方法とか、速く泳げる方法、みたいなもの。
〉〉「文法」も、その言語をより使えるようになるためのアイデア(であるはず)。

〉やっぱ、比喩あかんわ。よりよくコミュニケートするために、(身につける方法は別として)「文法」は必要なものでしょう。お互いのベースとなる共通の約束事なくして、話は通じません。

うんうん。
世間の英語学習でいうところの「文法」と、
その、コミュニケートするための共通の約束事っていうのが
似て非なるものなところが、やっかいなのかも。

〉(一般的状況で、I love you.と言った時、Iがyouに対してloveであって、逆ではない、とか。釈迦に説法ですんません)

なるほど。
・・・これね、わたし、思うのですが、
ものすごく素朴な発想ですまないのですけど、
ここでは、「自分が世界の中心」という
英語圏ルールが適用されるのでは・・
(住所の言い方もそうですよね?)

つまり、子どもは、I love you. のほうを
You love me. より先に覚えるのです。
大人も子どもに I love you. と言わせようとします。
言えば大人はメロメロにとろけます。
だから、子どもは I love you. は、相手をとろかす言葉なのだと
学習します。
I から love がはたらいて you へ。

この語順が逆ではないのがわかっている、のは、
言葉がワンフレーズとして、それがどういうふうに
作用するかわかっているから、じゃないかなあ。
この語順を「文法」として学校で学んだから、ではなくて(笑)。

〉そして、「文法を抽出、整理して教える」のが、よく使えるようになるために先人が思いついたアイデア。

うん。「(外国語として)教える」アイデア、ですね。

これ、わたし、思うのですけど、
大量に英語にふれて英語のままわかるようになるのは
時間がかかるし、めんどいと思った人が、
直近で、最短のカンニングとして発明したんじゃないかなあ。

数学にたとえると、方程式をとくときに、
数学的ものの見方、考え方を身につけなくても、
x=1 で計算して、2で試して、、、おっ答えは5だ!ってできる。
1点は1点。でも、数学が身についたわけではない。

英語を教える側も、生徒が豊かな言葉の世界で遊んで
徐々に気がついて、間違いも修正されていく・・・
なんていうのを気長に待てない人が、
暗記しろー、覚えろー、辞書ひけー、
と言い出したのでは・・・。

(資格試験などに関しては、ドーピングもありだと思っています。
暗記力で勝負!)

〉〉その「文法」を信頼できるのかどうか?(それでうまく英語を使えるようになるのか?)
〉〉酒井先生は、「文法」でヘンなクセがついてしまってダメージ絶大だよ!!
〉〉とおっしゃってるんだと思います。
〉〉そのあたりをどう考えるかで、考え方が大きく分かれているんでしょうね。

〉ダメージってなんですかね?酒井先生がなにを持って「よい」と思っているのかは、いまだになぞですわ。

ふふふ。yamasina さんにも、ふっと気がつく日がきますよ。
お楽しみにー!(て、そんなオチでごめんなさい・爆)
そんな疑問をあそばせつつ、Happy Readingで♪


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