[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(04:21)]
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お名前: こるも
投稿日: 2008/3/4(15:18)
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Ryotasanさん、またまたこんにちは。
〉すみません。例文に間違いがあったので訂正します。
おおお。
わざわざすみません。
〉〉〉He has his finger on his chin.
〉〉〉He has his finger put on his chin.
〉〉〉He has put his finger put on his chin.
〉"He has put his finger put on his chin" は間違いでした。
〉正しくはこうなります:
〉He has put his finger on his chin.
〉2番目の例文は使役動詞の "has" と過去分詞の "put" が使われています。
〉3番目がいわゆる現在完了の "has" と過去分詞の "put" です。
〉もともと2番目のような使い方があり、
〉それが段々と変化して3番目のようになったそうです。
〉米国の話し言葉では、
〉今でも混同されることがあるようです。
使役動詞って、なかなか気付かないですねえ。
makeくらいしか。
・・・はっ
ということは、この3つの例文は、全部同じ意味になるのですか?
一番目のは、「何であごに指が生えてるんだろう?」
と思っていたのですが・・・(ばか?)
〉〉でもですね。
〉〉国語で文法を勉強したときに、普段なにも考えずに使っている言葉に
〉〉法則性があるって知って、感動したんです。
〉みんなが好き勝手にしゃべったり書いたりすると話が通じなくなるので、
〉もっと法則性を意識して言葉を使おうと考えている学者や作家も沢山います。
〉国語の教科書に載っている文章のほとんどは、
〉そういう観点で書かれた文章です。
〉みんなが使っている日本語と、
〉国家の政策として学校で教えられている国語との違いですね。
そうですねえ。
私はいわゆる「標準語」で育ったので、あまり意識はしていませんが。
でも、話し言葉と、書き言葉は違いますよね。
〉〉そして、どの言葉にもある一定の法則性がある(はずですよね?)
〉〉それって、すごいなあ、と。
〉言語が潜在的にもっている法則性を解明しようという研究は、
〉20世紀の真ん中あたりから熱心に行なわれていますが、
〉どういう結果になるのかは予想がつきません。
ピジン語とかを追っていくと、何かわかるのでしょうか。
そういえば、ちょっと前ですがnatureに英語に関する論文が載っていたようです。
不規則動詞が、規則動詞に変化する速さのことでした。
使う頻度の低い動詞は、規則動詞となる速度が速く、
使う頻度の高い動詞ほど、変化の速度が遅い、という物でした。
まあ、当たり前の話かもしれませんけど。
〉〉でも、文法は後付の理論であることも知っています。
〉〉だから例外も出てくるし、文法オンリーで言葉を紡ぐのは無理がある。
〉〉なぜかというと、初めに文法ではなく言葉があったから。
〉〉なのでそれほどこだわってはいません。
〉〉「へえ」と思えれば、それでいいんです。
〉納得のいく説明が得られるとドーパミンが出て気持ちがいいんですね。
〉これが病み付きになるわけです。
〉勿論、論理的な文書を書きたいと思っている人の参考にはなります。
なるほど、ドーパミン、ですかぁ。
ああ、酒井先生が「麻薬」と言われているのは、このことですね。
納得のいく説明が得られちゃうと、それ以上考えなくなりますからねー。
やっぱり危険なのかなあ?
〉〉〉実際に頼りない小さな言葉なのかもしれません。
〉〉でもその頼りない言葉が、使用する上ではすごく重要な役割を果たしているんですよね。
〉〉日本語も同じだと思います。
〉僕も昔はそう思っていました。
〉そういう原則があてはまらない例も日本語には沢山ありますが、
〉国語に限定すれば、
〉小さな言葉の重要性は増すと思います。
〉今でも、
〉小さな言葉を大事にしている人の書いた文章を読むときは、
〉小さな言葉を大事にして読むのが良いのかもしれないと思います。
〉法律や契約書、文学的な短編小説や詩などでしょうか。
〉個人的には、
〉そういう種類の文章を読むときも、
〉まずは細かいことを気にせず読んで全体像を把握し、
〉2度目にもう少しじっくり読むことにしています。
〉実用的な文章や長編小説は、
〉そういう言葉を飛ばして読んでも大意を把握できます。
〉発音するときも、
〉速く、弱く、曖昧に発音されることが多いです。
〉頼りない言葉が大事だと考える人がいても良いとは思いますが、
〉小さな言葉を大事にしていると、
〉英語の聴き取りには苦労しませんか?
ううーん、英語でおしゃべりをしているときに、
前置詞なんて気にしていたら何言っているのかわからなくなります。
そういうときには「この人何が言いたいのかなー」と思いながら聞いています。
前置詞どころか、英語を聞いてるという意識もあまりありません。
知り合いに日本語勉強中の留学生の方がいるのですが、その人と
日本語の話をすると、すごく面白いです。
例えば
「昨日、家族と旅行に行った」
「昨日、家族で旅行に行った」
「昨日、友達と旅行に行った」
とは言いますが、
「昨日、友達で旅行に行った」
とはあまり言わないですよね。
すごく微妙な違いですけど、私はまず言わない。
「友達同士で」なら言いますね。
私が「小さな言葉だが、重要」というのはこういうことを言っていたつもりです。
だからといって、前置詞(など)は重要だから、完璧にしよう。
とか思っているわけではありません。
外国の方が助詞とかを間違っていても、意味がわかれば直したりしませんし。
聞かれれば答えますが。
〉前置詞や助詞を飛ばしても理解できる文章は、
〉飛ばして読んでも構わないと思います。
〉そうしないと読めない本も沢山あります。
うーん、わかっているつもり、なのですが。
言葉って、うまく伝えるのが難しいですねー。
〉いずれにしても、Happy reading!
はーい。
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