Re: 続 Ryotasanさん,ありがとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/24(04:42)]

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1963. Re: 続 Ryotasanさん,ありがとうございます

お名前: Ryotasan
投稿日: 2008/3/3(08:29)

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言語を街にたとえれば、
話を聴いたり文章を読んだりする行為は散歩の様な行為です。
散歩中に経験したことや考えたこと、
路上観察の成果などを、
roadside café で交換し合うのは、
楽しいものです。
そういう気分で、
こるもさんとの対話をもう少し続けたいと思います。

〉Ryotasanさん、こんにちは。
〉お忙しい中、ありがとうございます。

〉〉やっぱり心配なんですが、
〉〉うまく説明できなかったのと、
〉〉本業の方も忙しかったので、
〉〉なかなかお返事できませんでした。

〉やっぱり心配ですか・・・
〉本人は、むっちゃ大丈夫なつもりなんですが。
〉どこか危ういところがみられるんですね、きっと。
〉何度もありがとうございます。

結果を急がず、
「何でも見てやろう」という姿勢の人であれば、
あまり心配はいりません。

〉〉僕も、言葉について色々と考えるのは好きなんです。
〉〉実際の用例を観察して、
〉〉それについて色々と考えるのは好きです。

〉Ryotasanさんは、英語関係または英語を使ってお仕事をなさっているのでしたっけ?
〉間違っていたら、すみません。
〉以前にも、すごく深いお話を聞かせてもらって、勉強になります。

文法的な質問をされたら
答えられなければまずい立場の仕事をしています。
職業的な肩書きというのは文法用語のようなもので、
それを意識するとその人がどういう人なのか見えにくくなることもあります。
急いで話を通さなければいけないときに便利だったりはしますが。

〉〉The life has its ups and downs.
〉〉The oil companies have upped the price.
〉〉The price is up.
〉〉Please go up the stairs.
〉〉His office is up the stairs.

〉〉どれも一般的に使われる表現です。
〉〉それぞれ名詞、動詞、形容詞、副詞、前置詞の "up" だと考えるのが適切なのでしょうか。

〉うわ〜、同じupにもこんなにいろいろな使い方があるのですね。
〉upにsが着くなんて、考えてもみませんでした。
〉upは、前置詞だけじゃ、ないんですねー。
〉というか、何でもあるんですねー。
〉私の英語文法力は、この程度なんです。

どれも多読をしていて何度も出会った表現ですが、
今回は掲示板に書き込むにあたって、
英英辞典も参考にしました。

〉〉僕は、
〉〉同じ "up" に色々な使い方があるだけなのではと思うようになりました。

〉あ、そういっていただけると、心強いです。

〉おっしゃることは、何となくわかるような気がします。
〉私はhaveで同じようなことを感じます。
〉haveって、いろいろな「意味」があるって、学校では習ったけど、違うのではないか?って。
〉「完了」と習ったhaveも、「持つ」と習ったhaveも、同じなのではないか?って。

そうです。
He has his finger on his chin.
He has his finger put on his chin.
He has put his finger put on his chin.
どの "has" (have) も根っこは同じです。
鼻や牙や耳やしっぽだけを触ってみたら違う感触を得るかも知れませんが。

〉〉多読を続けて行くなかで、
〉〉「むかし勉強した英文法って少し変なんじゃない?」
〉〉と感じることがときどきあるのなら、
〉〉こるもさんも大丈夫だと思います。

〉英文法・・・
〉あまり覚えていないんですよねー。
〉せいぜい現在完了くらいまで?
〉だから、「ヘン?」と思えるほど知らないんです。

あまり深入りしなかったから文法嫌いにならなかったのかも知れませんね。

〉〉「文法書では間違いとされる表現でも方言として使っている人はおおいんだ」
〉〉と感じることがときどきあるなら、
〉〉大丈夫だと思います。

〉私が今住んでいる地域では、「来ない」を「きない」といいます。
〉「〜ちゃん、まだきないんね〜」

〉「あげる」ことを「くれる」といいます。
〉「これくれる〜」と言いながら、私に物をくれます。

〉国語のテストでは×かもしれませんが、ここでは間違っていないんです。

〉私はここで育ったわけではないので、初めはすごく違和感がありました。
〉今でも自分では使いません。
〉でも間違っているわけではないことはわかっています。

〉それと同じですよね?

そうです。
同じです。
そういう違和感を感じ続けている日本人も多いはずです。
それでも日常会話は方言で行なう人はかなり多いはずです。

〉〉まだうまく説明できていませんが、
〉〉とりあえず。

〉ご心配をおかけして、すみません。
〉まだまだ英語のことはよくわからないので、これからもよろしくお願いします。
〉ありがとうございました!

まだ疑問にお答えできていない点があるので付け足します。
「前置詞」という用語は、
"preposition" という用語に対する訳語として、
日本語の学者が考えだした用語らしいです。
「前もって置いておくことば」なのだろうと僕は解釈しています。
でも「前置詞」に比べて、
"preposition" という用語は頼りない感じがします。
実際に頼りない小さな言葉なのかもしれません。

「副詞」については、
いずれまた。

そして、
Happy reading!


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