[掲示板: 〈過去ログ〉英語のことなんでも -- 最新メッセージID: 2495 // 時刻: 2024/11/23(10:25)]
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お名前: ドラちゃん
投稿日: 2007/12/20(04:18)
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まりあさん、こんばんは。
通りすがりのドラともうします。
私自身は、多読を始めてまだ7ヶ月程度ですが、多読にとって
必要なことであり、大切なことは『本人が楽しいと感じられること』
に尽きるのではないかと日々思っています。
また、そうした楽しみを更に広げるべく、この様な色々な種類の
Web掲示板を運営してくださっているSSSの方々に日々感謝し
つつ、色々な記事をROM(= Read Only Member)させていただいて
います。
私自身はオフ会にも出たことがありませんし、ブッククラブ等に
も参加していませんので、こちらの方々とは一切面識がありません
し、実際の内部的な人間関係なども全く知りませんが、ここのメン
バーの方々は本当に多彩で、非常に楽しいコミュニティが出来てい
るんだなぁ…という風に感じられ、オープンな雰囲気を感じながら、
様々な投稿を読む事が日課のようになってきました。
当然、中にはシリアス・シビアな内容になっているスレッドもあ
りますが、そうした投稿では各々の発言者の方の、多読に対するス
タンス・英語学習経験・職業から来る自負や知識など、様々なバッ
クグラウンドが垣間見られ、英語学習・英語教育に対する現状・
方法論・未来像などに関して、様々な知識が得られるため、非常に
タメになるなぁ、などと思っています。
しかし、昼間に以下のまりあさんの投稿を読み、(リンクに出来ず、
すみませんが…)
http://www.seg.co.jp/cgi-bin/kb7.cgi?b=sss-children&c=e&id=3781
自宅に帰ってから、こちらのスレッドを読んで、どうしても黙って
いる事が出来ず、寝る間を惜しんで長文投稿します。
私はソフト技術者として20年近く仕事をしていますが、その中で
『オープンなフィールドを作ることが、自由闊達な
議論の場を生み、より主題(ここでは多読・英語ですね)
に対する理解は深くなり、知的生活は助長され、
コミュニティが生まれ、豊かさが育つ』
と実感しています。その主な理由は、仕事なのでオープンなコミュ
ニティを築けないケースが往々にしてあり、出来た場合と出来なかっ
た場合の品質や成果の比較が自分の経験と共に積み重なってきたこ
とです。
もちろん、副作用もあります。
例えば、みながあまりにも仲良くなりすぎて、個人的な飲み会や
プロジェクトとしての飲み会が増え、一時的にダレた雰囲気になっ
てしまったりする事ですね(笑)
ちょっと横道にそれました…
私はまりあさんや他の様々な方々が書かれたシビアな投稿を読ん
で来て、まりあさんご自身が多読の普及に非常に熱心であり、また
1)現状の学校教育と多読との親和性の無さや、
2)多読以外の英語学習法の苦痛と害について、
3)多読が何気ない『読書』という行為でしかなく、本人に
とっての楽しみでもあって、かつ知的苦痛を避けているが
故に、優秀な学習法として容易に世間に認知されない
といった問題に対して、非常に憂慮されていると推察しています。
特に、3)の点に関しては、特に多読の中心とも言える場に身を置か
れ、自著すら出版してらっしゃるまりあさんの立場として、時にやり
きれない気持ちとなるのではないかとも思っています。
しかし、この掲示板は主に大人の集まりであり、また、多読を中心
にとは言っても、様々な考え方の方がいらっしゃる中で、自らの思い
入れを強く前面に押し出されてしまうと、周囲の方々はひるんでしま
ったり、遠慮してしまったりするのではないでしょうか?
また、上記の別スレッドでは、以下の様に強い口調で戒められてい
ます。
〉 そう思うなら、こういう質問に対する返答は英語教室の先生に
〉 まかせ、中途半端な情報を書き込むことはお慎み下さい。
〉
確かに、現代の主婦は様々な雑事・世上に対する心配事の他に、
子供の教育にも配慮せねばならず大変だと思いますし、上記の事情と
併せて、まりあさんがあの様に書きたくなる気持ちも非常に理解します。
詰まるところ、私自身はまりあさんの言動を非難したいなどとは
到底思っていないのです。
ただ、可能ならば、現状のオープンな雰囲気を保って、SSSの
周りに豊かなコミュニティを維持して欲しいと思っているだけです。
そう努める事がこの掲示板に参加される方々、或いは、初めて見
に来られた方々に気楽さを感じさせ、この場がより豊かに育ってい
くという事はないでしょうか?
もちろん、様々な形での議論の誘導や、時には主催者としての戒
めも必要だとしてもです。
そうしていくことが、『楽しい』を身上とする多読と意味と重な
り、この掲示板はその意義において正しい存在であると、私は実感
せざるを得ないのです。
通りすがりであるにもかかわらず、
数々の偉そうな発言、お許しください。
▲返答元
▼返答