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1556. TOEICのこと&ハリポタ7巻を(ほぼ)黙読したこと
お名前: はまこ
投稿日: 2007/9/3(23:10)
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皆さん、こんにちはー。はまこです。お久しぶりです。
お子さんをお持ちの皆さん、または学生の皆さん、2学期が始まりましたねー。
どんな夏休みを過ごされましたか?
我が家の小4、小2の息子達は怒涛のお盆休み(全て近場ながらこれでもかというくらいのハードスケジュールで遊び倒したので)以外は比較的のんびりだらだらと遊びほうけて、ご満悦の夏休みだったようです。(母に「お手伝い」と称して毎日よく働かされていましたが(^^;) 普段は「休みの日くらいはゆっくり寝てたいわ!」と働きすぎのサラリーマンのような願望を彼等は抱いているので、十分その望みは叶ったようです。(2年前から土曜は昼から5時間ほど、日曜は9時から12時過ぎまでサッカーをしてるのでゆっくりできん!らしいのです。たまにさぼっていいよと許可してますが、暑い中グランドを駆け回っています。母も当番に当った時は行くのですが、見ているだけでもバテます・・・)
1歳になった長女はしっかり歩けるようになり、外遊びの時間がぐんと増えました。相変わらずめちゃ可愛い(^^)です。
■TOEICのこと
白状する事が2つあります。
確かこの掲示板だったと思うのですが、6月の末頃、「9月30日にTOEICを受けます!頑張ります!」と決意表明をし、励ましのメッセージをいろんな方に頂いたのですが、
1. 頑張ってません。
2. 9月30日は小学校の運動会でした。
●無理が出来ない。
最初の頃は結構頑張って勉強してました。その勉強自体はとても楽しかったのですが、続けてみて気がつきました。「忙しい合間を縫って」「隙間の時間を利用して」一生懸命勉強すると、私の場合は自分に余裕が無くなりイライラしてしまいます。そしてそういう状態で三人の子育てをするとひじょーーーーーにしんどいです。何より子どもたちや夫にとっていい迷惑!でした。母親が疲れてイライラしている。その原因がTOEIC対策の勉強に集中して力を使い果たしなおかつ家事育児をしているから。これはよくありません。優先順位が逆になっています。「明日のTOEICより今日の笑顔」です。母親や妻から朗らかさと和やかさが減ると、家庭の中が楽しくない(まぁ、あんまり極端に短気になったとかそういうのではなかったですけど。そうなる前に気がついたので)、ということを身をもって体験しました。
そして小4、小2の息子達が夏休みに入り、1歳を過ぎた娘がしっかり歩けるようになって、外遊びの時間がぐんと増えてからは完全に勉強することを諦めました。さらに「9月30日は運動会」と7月末に気がついてからは何の未練もなくなりました(^^;) えー、この件に関しましては身内、友人達にさんざんつっこまれましたので、これ以上のつっこみはどうぞお気遣いなく〜〜〜。
励ましてくださった皆様ごめんなさい(--)>”
10月に受けることにします。ぎりぎりまで申し込まないつもりです。もしまた何かあったら受験料が〜〜〜。万が一9月30日に大雨が降って運動会が延期になればその日にも受けに行きます。関西地方が大雨だと天気予報で言っていたら「あほなはまこよ、頑張れよ」ぐらいに心の中で思ってもらえたら嬉しいです。母としては当日は晴れて欲しいんですけど。やっぱり日曜日に保護者や小さい弟、妹たちが大勢集まらないと運動会は盛り上がらないだろうし。
■ハリポタ7巻をほぼ黙読で読みました(^^)/
お盆明けぐらいから2週間かけて読みました。
7巻の内容のことは話しませんが、このことは是非聞いて欲しいです!
ずーっと、ずーっと憧れていた、「黙読で本を1冊読む」ができました♪
いや、最後の方は少し口が動いてましたが、、、声は出さなかったもん。
内容もほんとに面白かったですけど、黙読できた、という体験にも感動しました(じーん)一冊10万語あろうが、すべて音読で読んでいた私がハリポタを黙読。
大人になったなーーーーー私。しみじみ。
なんだかとってもかっこいい気がする!(気のせいか?)
黙読をしてみて、ちょっと気になった事があるので、聞いてください。
★音読の場合。
1.一文字も飛ばし読みをしない。
これ、あんまり気にしてなかったんですけど、音読(朗読)している時は文字を音として認識しながら読むので、今までトータル700万語ぐらい?全て素通りすることなく読んでました。最初の1年ぐらいは意味はわからなくても気にならないけど、音がわからないと読みにくい!でも意味がわからなくても音(リズムなどによって起こる揺れですね)で内容がわかる、という状態が続いていました。うーん、これって説明しにくいんですけど、音読(朗読)している間中、言葉の「音・リズム・響き」で物語の内容が頭の中で立体的になり、色鮮やかな、映画を見ているような、または物語の世界の中に自分もいるような濃密さを体験していました。慣れるまではわからない音を知るために超スローペースで読んでましたが、それでも音やリズムを知ることそのものが楽しかったです。その内初めて見る文字でもだいたい一目見ると音がわかるようになっていき、一連の物語の中に何割かわからない言葉があってもその周りに存在している内容、映像や、わからない言葉でも音やリズムの力を借りて浸りきっていました。うーん、やっぱり説明しにくい・・・
★黙読の場合
1.読むスピードが速い。
口に出さない分読むのがとても速いです。わからない単語は目でサーッと通り過ぎていくので音読とは読み方が全く違います。それとこれも黙読してみてわかったのですが、今までずっと音読していて、同じところを何度も戻って読み直してました。でも黙読だと音に気が取られないためか一度読みで深く理解できます。
あ、同じところを何度もといっても、返り読みはしてないです。多読を始めた時、英語がすっかり抜けていたので(要するに中1のときからできなかった)今でも返り読みのやり方がわからないのです。
何度も読んでいたというのは、一度目は音を味わうことにうっとりしているので、内容の確認のためにまた戻る、ということを繰り返していました。だから実質1400万語何だったら2100万語ぐらいは読んでるかも。まーそこら辺は適当〜。
黙読をすると音・リズム・響きにうっとりする事が無いので、内容の理解がとても速く、純粋にストーリーを楽しめます。これは大発見!タドキストの皆さんはこの喜びを存分に味わってたのかーーー(@@)/
うらやましいーーーーー☆
ようやく私もタドキストの仲間入り?
2. 物語がカラーにならない。
黙読をしていると、物語の中の映像は見ていますが、色を認識することはほとんどありません。後、細部まで意識を向けてそこに何があるかピントを合わせたりみたり、離れて全体を見回したりしながら遊ぶこともありません。頭の中であまり立体的になってませんねー。でもこれが本を読む、ということかも?よくわかりませんが。
3. 読んだ後に英語の文章が出て来ない。
音読をしている時って、読んだ後物語の内容を振り返ると、大量に英語で書いてあるまま(スペルはきっとあやふや。書くと文章としては間違いだらけでしょうが)思い出すんですね。今までも掲示板で何度か書きましたが、5000語ぐらいの本だったら、読んだその日に夢の中で話を丸ごと、音と文字付きで再現してました。もう少し長い話になると印象に残った部分のみ、となりましたが、それでも思い出す量はとにかく多かったです。ところが黙読すると、間違いなく英語で読んでいるのに、思い出すのは日本語で。英語の文章はほんの少しです。
●音読で物語を読むと英語で生活しているような疑似体験をするのではないか
と、思うのです。
短文ではなく、物語を丸ごと音読するということを繰り返すと、自分の中で「母語」を疑似体験しながら獲得していくような過程を経るのではないかな、と。何となくですが。科学的根拠は無いですが。。。(弱気)
『たくさんの物語を音読(朗読)し続けると脳の中で言葉に関連付けられた情報量が豊かになる』そういうことではないかなーと。
うーん、でも大量の黙読でも同じような事が起こるのかな。タドキストの中だとsakigoroさんやRyotasanのようにPBを何百冊も読むとか(すごい、すごすぎ!)タドキストの皆さんは本を読むのが大好き!という方が多いでしょうから、これから数多くの方たちの実践によって、証明されていくのでしょうね。
●この2年、あまり本を読んでいなかったけど、ハリポタ7巻のどの場面も全くわからないという部分が一つも無かった(飛ばし読みはしてます)
話は変わりますが、細々とでも英語に触れつづけていた効果かな、と感動した事があります。私は一昨年の6月頃からあまり和書を含めて本を読んでいませんでした。
読んだ本の感想はChatの広場に書いていたのですが、調べてみるとほんと無い!2005/12/6にクリスティの本を3冊読んだ感想を書いたのと、2006/1/19に「Memoirs of a Geisha」、2006/2/28に別のクリスティの本を3冊を書いた以降は2006/10/12に「12 picture books」を書いてます。2月から10月の間に読んだのは今まで読んだ絵本や児童書を数冊読んだだけだったと思います。
(6月に出産しました)10月後に読んだのはスー・グラフトンの推理小説を3冊。その後は最近までやっぱり絵本が少しです。普段から記録をつけないのでよくわかってませんでした(^^)>” 洋楽はずっと聞いていたし、テレビのカートゥーンネットワークやディズニーチャンネルを英語で聞き流していたし、絵本もパラパラと読んでいたので何となく英語には触れつづけていました。
本をあまり読まなくなった原因は、体調と環境の変化です。実は2005年の6月に流産をしたのですね(その一年後に娘を産んだのでお気遣いなく)そのショックと体へのダメージから本を読む気が薄れました。その代わり、8月ぐらいに(「知的で美しい英語3ヶ月速習秘伝」/北川達夫著/Gakken)を読んで俄然やる気になり、「丸暗記」にいそしんでました。これ、よかったです。もともと多聴と多読で英語の土台がしっかりしてきていたその上にいい素材の丸暗記。「As a man thinks」というタイトルの本を丸暗記(1日分覚えてはどんどん忘れ、新しい箇所を次々覚えるという方法です)仕掛けました。が、2〜3週間目に妊娠が発覚、その後はひどいつわりで「声を出す」=「えずく」になってしまったのでやめました。でもこれはその後、英語で読んだ本の内容をまとめたり、感想を書くときに役立ったように思います。英語が深く染み込むという感覚を体験しました。
それと、妊娠がわかる前にかなり無理をして家を建てることにし(もちろん私が働く事が条件でした)、話も進んでいたので、つわり中に家を建てるための計画にかかりっきり、本を読むどころではありませんでした。2006年の4月に引越し、長男の転校、次男の入学、すぐに1ヶ月ほどの切迫流産、出産。5日で退院して家に帰り、家事と子育てに明け暮れてました(4日ほどは手伝いに来てもらい、元来赤ちゃん大好きの夫は相変わらずよく手助けしてくれましたが)ほんとしんどかったなーーー。ということで、その年の10月ぐらいまで読んでなかったです。一方、聞く方ですが、こっちも音楽のみ。知っている人はご存知ですが、私は聞くのが大好き!2004年に多聴、多読をはじめた頃は英語も何語も区別が付かない頃から読むより聞くほうが大好きでした。音を分解しながら組み立て、遊びながらひたすら聞いてましたねー。MDでヘッドフォンで聞いたり、カーラジオでいろんな言語の音楽やお喋りを聞きながら追っかけたり(シャドーイングですね)
これが特に娘を産んで以降は全く出来なくなりました。ながら聞きでもかなりの集中力を使って聞いていたので(でないと分解して組み立てたり、長い時間はつ聞きの音を追いつづけられない)そんなことをして赤ちゃんは育てられないです。
後は朝に子ども向けのアニメを見て(マドレーヌとかクリフォードとか)和んでいました。
■TOEICの公式問題集をやってみた
そういう状態でしたが、そもそも今の私の実力ってどんなもの?と思い、7月の最初の頃に公式問題集をやってみました。これも知っている人はご存知、という話なのですが、2004年5月に多聴、多読を始めた頃の私は全くと言っていいほど英語ができませんでした。「英語は主語と動詞でできている」、ということすら忘れてましたから(って、これ合ってますよね?不安)聞くほうもダメ。聞いても日本語か日本語じゃないか、ぐらいの雑音ぶり。
で、結果はリスニングが7割ぐらいの正解。リーディングが5割。トータル・スコア・レンジは「560−660」でした。私にとっては大事件です!
あ、ハリポタの話をしてたんでした(^^)>” やっぱり雑談の掲示板に書くべきだったか。。。
そんなこんなでしたが、久しぶりに読んだ長編のハリポタはキリン読みという感覚は全く無く、物語を思い存分堪能できました。すごくないですか?(と一人盛り上がってます)
そしてやっぱり黙読の効果ですねー。純粋に物語の内容だけを楽しめました。ほんと新鮮!去年スー・グラフトンの推理小説を読んだ時黙読に挑戦したのですが、3冊とも最後の方の場面で声を出して読まずにはいられませんでした。主人公が追い詰められている場面ではまさにリングサイドのセコンド。声を出し、気持ちはリングをバンバン叩きながら応援してました(^o^)ほんと黙読で冷静に読んでられない(笑)
うーん、音読黙読のどっちがいいと言うより、読みたいように読めばいいんですけど。
とにかく(ほぼ)完全黙読には本当に新鮮な喜びと感動がありました。
物語っていいなー。うん、よし、頑張ろう♪って気になってうきうきしますねー。
掲示板に書いてみて、気持ちも新たになりました(^^)/
「隙間の時間を利用して」がーっと書きました。最後までお付き合いしてくださった方、ありがとうございました。
ではでは、どなた様もHappy Language!
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