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お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/6/30(08:31)
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文法の話題はこちらでしょうか。
英語はもともとさまざまな方言の寄せ集めでした。そして王侯貴族や役人がフランス語を使っている時代を通過し、標準的な英語が存在しない状態で村落から都市へ人口の流入がおこり、文法も綴りもごちゃまぜ状態になりました。学者や詩人や劇作家はラテン語やイタリア語の方式を手本にすることで拡張高い文章やお洒落な文章を書くことに成功しましたが、文法的な不規則性は残りました。
これではやはり不便なので、学者や政治家が議論して標準的な綴りや文法を定めていったのが18世紀ぐらいでしょうか。それでも毎日使っている言葉を急に変えることはできませんから、英語の最も根本的な部分には、不規則な点や不自然な点が数多く残りました。たとえば go の過去形が went だったりするのが、その結果です。
そういう不規則な英語に、ある程度は論理的な法則性を見いだそうとする試みも行なわれてきました。自動詞と他動詞の区別なども、言葉を分類する試みの一つだと思いますが、当然限界はあります。言語学の研究としてそういうことを追求する人がいても良いと思いますが、実用的な英語力を必要としている人が時間をかけて勉強しても、あまり収穫はないと思います。
どうしても解明したければ、方言まで視野に入れた多読や多聴をしてみると、何らかの結論が得られるかもしれません。英文法では間違いとされる用例が方言では幅広く使われていることが分かるので、その社会的な違いは分かると思います。
実際問題としてどうするかも書いておく必要がありますね。The Elements of Style のような本を手元に置いて、社会的に正しいとされる言葉の作法や、効果的な表現のしかたを勉強した方が、仕事の役に立つとおもいます。ただし、TOEICの点数とは別です。
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