[掲示板: 〈過去ログ〉はじめまして!(初投稿)掲示板 -- 最新メッセージID: 9033 // 時刻: 2024/11/26(07:22)]
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Tallinnさん、こんにちは。
〉例えば、ある海外の人が日本語に非常に興味を持っているとします。彼は日本語をできるだけ理解したいと。そのときに彼が日本の文豪の小説を30冊読んだので、日本語はもう大丈夫だと言ったとしたら、どうでしょうか?ほかの海外の人にとってはとてつもないことですが、日本人から見たら、それで日本語を理解できるようになったとみなせるかと訊かれたら、頷くことはできないのではないでしょうか?
SSSでも「100万語読んだから英語はもう大丈夫」「1000万語読んだから大丈夫」とは言っていません。ただ、「多読前の自分」とは確実に変わります。しかも語数を重ねるごとに効果が蓄積されていきます。そもそも「これだけやったら英語はもう大丈夫」と保証している教材はあるのでしょうか。
それから「1頁300語、1冊300ページぐらいとみて」いるということですが、それはかなり難しい本です。それこそ「文豪の小説」レベルですね。SSSでは誰でもレベル0〜1から始めることを勧めています。それですと1冊100語の本もあれば1000語の本もあります。たくさんの本に触れて、たくさんの英語の状況に出会うんです。
Tallinさんの状況をうかがいますと、効率のいい方法を望んでいるようですので、レベル0〜1にこだわらないで「すらすら」読めるレベルの本を探せばいいと思います。「やさしすぎる」と感じるぐらいの本をたくさん読んでみると、多読がどういうものかわかってくると思うのですが…。
Tallinさんが今掲示板で望んでいる答えは、畳の上で水泳を習っているようなものです。いくらやり方を言葉で伝えてみても、実際に水の中に入ってみないと、泳ぎは覚えられません。言葉の説明だけで多読の効果を検証して納得してからでないと始められない、というのではいつまでたっても納得できないでしょう。
とりあえず勉強の合間にでも「やさしすぎる本」を少しずつ読んでみませんか。
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