質問の前提

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4370. 質問の前提

お名前: Tallinn
投稿日: 2006/8/27(17:28)

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私は皆さんと同じように本に対する抵抗はありません。本の虫だとは思いませんが、好きではあります。何かの発見や概念が特にその当事者が著した場合の迫力というか、感動はちょっと筆舌では表せません(Dysonの例文が好例。ボイジャーを活用して天王星の大気を調べる。それも急遽、単に電波を発射させることを思いつき、実際にそれで分析したなんて!)。真理に触れたといいますか。
その意味で、小説にはほとんど興味がありません。事実や史実に基いたものは多少は受け入れられますが、基本的にノーです(SSS式は逆に小説中心で考えられているようなので、その点で私には不向きかもしれません)。
TIMEやThe Economistもそれほど楽しく読んでいるわけではなく(あの通りでとても楽しめるものとは。。。)、ただ、最新情報が高い知的なスクリーンを通して我々に提示され、情報収集の意味と我々と違う視点での考察という点で非常に利益となるので、抵抗はなくしておきたいと考えています。残念ながら、世界は欧米中心で回っているのは動かしようのない事実ですので(海外との交渉をされた方は身に染みていらっしゃると思います)。
こう考えるなら、わざわざここに投稿する必要はないのですが、例えば私が読みたいと思っているものをすでに読まれている方がいたとして、ご自身の経験から、これらをやるにはSSS式が決定的な役割を担う点があり、他の方法には見出せないというのがあるとか、具体的にそれに達する時間がそれほどかからない(実は多くの方の報告を読んで3千万語は要るのではないかと推定しています。となると達成者は酒井先生ぐらいしかおられず、サンプルが少なすぎるので、現時点ではSSS式の是非は私の場合には判断できず、数年は立たないと確立しないのではないかと思ってます)ということであれば、試す価値はあると思ったのです。
なお、SSS式ならニュアンスまでとることができるという意見がありましたが、参考書学習でもできます。実は私のやっている方法は会社の先輩の方法で、彼自身、留学経験はありませんが、有名英米大学院留学経験者よりも読み書きは上です。比較になりません。彼いわく、ニュアンスをとるための参考書学習法があり、やりとげれば確実に保証できるというので、この点についてはSSS式のみの特権ではないと考えています。
参考書は必ずしも楽しいとはいえませんが、いくら原書で理解できると言われても、中身で知的興奮が得られない小説を読むよりはずっとましです。ちゃんとしたものをやりとげれば力が着くことが確実なのは何度も経験していますし。したがって、中立に見て、残るは時間の問題だけなのです。それで最初のような質問をしたわけです。

さて、現時点で私がとれる方法は次の3つです。
(1)完全にSSS式に乗り換える(時間が問題)
(2)参考書学習をもうしばらく続けて、ある程度できるようになったと感じたら多読(SSS式に非ず)
(3)現状発展型。ありとあらゆる教材で徹底的に英語力をあげていく
なお、私としては多読とSSS式は異なるものとして捉えています。前者は単に多く原書に触れることであり、辞書を引こうが何をしようが構わない(翻訳者同様、英英、英和、シソーラス、訳書なんでもOK。制限する理由はないと思います)。SSS式は辞書を引かない前提なので、全くの幼児レベルから現地ネイティブと同じように、順々に言葉に触れていくという仕組みと考えます。


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