はじめまして。200万語通過しました。

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3640. はじめまして。200万語通過しました。

お名前: ろばたのこおろぎ
投稿日: 2006/2/19(21:52)

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古川先生、酒井先生、タドキストの皆様、はじめまして、「ろばたのこおろぎ」と申します。初投稿です。SSS掲示板で皆様のやりとりを楽しく拝見しています。

多読を始めてから1年余、2月11日時点で100万語通過、それ以前から通算すると200万語通過、を報告します。多読以前は、主にビジネス書(Good To Great, Who Says Elephants Can’t Dance?など)を読んだり、映画を見ていました。結構和英あわせて読んだつもりでも、つい楽な和のほうに力が入っていたのか、読んだ本を数えてみると約3年半でやっと100万語余なのですね。

多読との出会いは、「今日から読みます英語100万語」です。書店で初めて手にしたときは、従来の枠にはまらないすごい本が出たなと思いました。その後、「どうして英語が使えない?」、「快読100万語!ペーパーバックへの道」、を楽しく読ませていただきました。

05年1月にPGR0から多読を始めましたが、しばらくすると、かねてより読みたかったDan BrownのThe Da Vinci Code、Angels & Demonsについ手が出て・・・。普段馴染みの薄い語彙が多かったものの、面白く一気に読みました。その後50万語あたりで、半年以上、やや中だるみ・・・。久しぶりに再開するきっかけになればと、05年12月にSSSに入会した当日におりしも、酒井先生のシャドウィング教室や、その後の昼食会(1月もいれると2度)で楽しい(!)お話を聞く機会がありました。いただいた貴重なアドバイスに、心を少し入れ替えて(笑)、OBW2あたりからやり直し、OBW3,PGR3など気が付くと一週間に5-7冊のペースで約60冊順調に進みました。直近の2ケ月余り、150-200万語の約50万語が一番充実していたような気がします。今では、次に何を読もうか探すのが楽しみの一つになりました。これも多読のパワーかと思います。

初級のGRは求めると限界があるものの、シンプルな単語で結構表現できるものですね。また、児童向けのシリーズ本はこれまであまり読んだことがなく、いくつか読んでみましたが、ClementsのMarvin RedpostやJake Drakeは学校生活と子供の心理をとても良く表しており、侮れませんね。昔Barnes & Nobleの店頭で見つけて積読になったままのFrindleやThe Landry News(も同じClementsの作ですね)も期待できそうです。
同じレベルの本を読み続けるのは、やはりいつか壁にいき当たる気が個人的にはしますので、適度にいろいろなシリーズやレベルを行き来(パンダ読み、キリン読みですか)したほうがよいのかもしれませんね。

既にSSSでもどこかで紹介され、あるいは、読まれた方もおられるかもしれませんが、面白かった本をご紹介します。以前読んだものを、改めて今回読み直しました。
E.L.KonigsburgのFrom The Mixed-Up Files of Mrs .Basil E. Frankweiler、邦題は「クラウデイアの秘密」(岩波少年文庫)です。
いい子(straight-A’s、全優でしょうか)である事に疲れた小学生Claudiaは家出を考えます。でも惨めな家出はしたくない、周到な計画を立てて、お小遣いを貯めている弟Jamieを相棒に選び、実行に移します。隠れる場所に選んだのは、メトロポリタン美術館。閉館の際に、警備の目を盗んでどうやって隠れるか・・・。予期せぬ試練からのサバイバルに知恵を絞ります。もしもメトロポリタンを訪ねる機会があれば、彼らが隠れたトイレやベッド、水浴びした泉にも立ち寄ってみたいと思います。美術館が購入したAngelの小像がミケランジェロの作品かどうかをめぐって2人は奮闘しますが結末は・・・。子供たちの心理を簡潔に描いた文体で、比較的読み易くお勧めです。読書記録手帳の巻末によるとYL6.0-8.0(Newbery Honor Books)と出ていますが、手元の本(Laurel-Leaf Newberyとありますが同じそれとも別の本なのでしょうか)は、個人的には、もう少し易しいような気もします。1967年Newbury賞受賞作品ですが、今でも新鮮です。

SSSの図書室の蔵書はなかなか充実していますね(維持・運営にあたられている方々のご努力に感謝します)。お恥ずかしい話ですが、私のような初心者には、どこにお目当ての本があるのかややわかりづらいのが悩みです。というのもAmazonなどで検索すると本の表紙を(だけでなく最近は中身のさわりの部分さえも)見ることができますが、背表紙がどんなものかわからないと、本はなかなか探しづらいものです。先輩タドキストの方々に、探している本の、棚の場所を教えてもらったり、図書室や昼食会で、読まれて面白かった本をご紹介いただけるのも助かります。
Julieさん、Ernieさん、みちるさん、ソレイユさん、ミルポアさん、お名前を聞きそびれた方、ありがとうございます。これからもよろしくお願いします。

では皆様、Happy Reading!


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