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お名前: 杏樹
投稿日: 2003/1/27(00:53)
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こんにちは。
ミュージカルと聞いてレスをつけないわけには行きません。
私のお勧めはフレッド・アステアです。日本ではジーン・ケリーほど有名ではありませんが、アメリカでは「ミュージカル史上最高のダンサー」として不滅の名声を得ています。
まず1930年代に主演ではありませんが「空中レビュー時代」(33年)でジンジャー・ロジャースと組んで踊ったのが評判になりました。そこで次々にこの二人の主演作が作られるようになりました。
おすすめは
「コンチネンタル」(34年)
「トップ・ハット」(35年)
「スイング・タイム〜有頂天時代」(36年)
「踊らん哉」(37年)
この時代はセリフや歌の発音が端正で聞き取りやすいです。
アステアはその後MGM社で名作をたくさん生み出します。「ザッツ・エンタテイメント」(パート1から3まであります)を見ればわかります。
「イースター・パレード」(48年。共演はジュディ・ガーランド、アン・ミラー)
「恋愛準決勝戦」(51年。共演はジェーン・パウエル)
「バンド・ワゴン」(53年。共演はシド・チャリシー)
「絹の靴下」(57年。「ニノチカ」のミュージカル化。共演はシド・チャリシー)
アステア以外では
「ショーボート」(51年)
'オールマン・リバー'が有名な古典的名作。
「巨星ジーグフェルド」(36年)
ブロードウェイのプロデューサーとして活躍したジーグフェルドの伝記映画。豪華なショー場面が見もの。
「アニー」(82年)
日本で毎年上演されています。映画も舞台もどちらもおすすめ。
「錨を上げて」(45年)
ジーン・ケリー、フランク・シナトラ主演。
「ハロー・ドーリー!」(69年)
バーブラ・ストライザンド主演。歌やダンスがふんだんにあってとにかく楽しいです。
「コーラス・ライン」(85年)
「エビータ」(96年)
アルゼンチン大統領ペロンの妻、エバ・ペロンの物語。舞台版のテイストを生かして映画にしたのが面白いところ。
Susanさんが挙げた作品もいいですね。
「会議は踊る」は「ただ一度だけ」の歌の場面がいいですね。
「オーケストラの少女」も見ました。
「オズの魔法使い」は「虹の彼方に」が特に有名ですが、楽しいナンバーが色々あります。
「雨に歌えば」「巴里のアメリカ人」「踊る大紐育」どれもジーン・ケリーのダンスがすばらしい。
「略奪された7人の花嫁」は本当に楽しいです。
「メリー・ポピンズ」も楽しくて大好きです。
「パリの恋人」は私的には「アステアの作品」だったりして…。
「マイ・フェア・レディ」は歌が吹き替えで、声が違うのがわかってしまうのが…オリジナルキャストのジュリー・アンドリュースで見たかったです。
「ウエストサイド物語」と「サウンド・オブ・ミュージック」は映画ではもとの舞台版と構成が違っていて、どちらも舞台版の方がいいと思うので少し残念。
ブロードウェイ・ミュージカルではほかに「南太平洋」もいいです。
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