[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(10:35)]
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1014. Re: 読み聞かせしていてよかった、と思ったこと
お名前: 職人
投稿日: 2003/11/9(18:32)
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しおさんへ
こんばんは。職人です。
〉先月、子どものことでここへ書き込みましたが、書くほどのことじゃなかったかなと削除してしまいました。
やっぱり投稿あったのですね。
レスしたい衝動に駆られていたのですが少し時間を置いてからと思い、翌日のぞいたら・・・、なくなっていたのですよぉ。
もう必死で探していて、2日後くらいに削除しちゃったんだなと思い至ったのです。(気付くの遅いですよね。)
あの時駆られたレスはもう出来ませんが、今回のお話も胸に残りました。
『ごぅ』と聞かれて、「えーと、goal?って言ったの?」と返すあたり、感心しました。
私なら、「goってねぇ・・・」と確認しないうちに決め付けて話し始めますよ。
ちなみにArthurのシール貼り。実は私も大好きです。
こしおちゃんと趣味が同じで嬉しいです。
失礼しました。それでは。
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1015. Re: sumisumiさん、職人さん、ありがとうございます。
お名前: しお
投稿日: 2003/11/9(21:43)
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sumisumiさん、職人さん、こんばんは。しおです。
〉やっぱり投稿あったのですね。
〉レスしたい衝動に駆られていたのですが少し時間を置いてからと思い、翌日のぞいたら・・・、なくなっていたのですよぉ。
〉もう必死で探していて、2日後くらいに削除しちゃったんだなと思い至ったのです。(気付くの遅いですよね。)
sumisumiさんも職人さんも読んでくださっていたんですね。えっちゃんさんにもブッククラブでお会いしたとき「投稿がなくなってたからどうしたのかなと思いましたよ」と言われたところだったので、短い間に思っていたよりたくさんの方が読んでくださっていたんですね。あの投稿は、途中から自分の子育ての反省の話に脱線していったこともあって、ちょっと恥ずかしくなってしまったのです。でも、ここは親子読書だけでなく子育てのことは何でもありの広場なのだから、消すことなかったのですよね。
sumisumiさんへ
〉小さい頃からはじめるメリットってこういうところかなあと
思いました。急がずにゆーっくりと喜びを持って出来ますね。
日本語の読み聞かせだってそれが心からのお楽しみになるとほぼ
毎日できますが、ちょっとでも押し付けモードになると苦行になって
しまいますよね〜
本当に、少しでも押し付け感があったり「お勉強」の匂いがすると、もうだめだし、楽しくなくなってしまいますよね。喜びをもってやるって大切なんだなと再認識しました。
職人さんへ
〉ちなみにArthurのシール貼り。実は私も大好きです。
〉こしおちゃんと趣味が同じで嬉しいです。
そうですか!あれとっても可愛いですよね。文中の青い文字の単語に貼るシールと、もうひとつ、自由に貼って物語をつくっていいシールがありますよね。子どもがあのシールを使って背景をクレヨンで描いただけで、いつものめちゃめちゃな絵がおしゃれなイラストっぽく出来上がるのがGood!(笑)
〉あの時駆られたレスはもう出来ませんが、今回のお話も胸に残りました。
ああ、ほんとに削除しなかったらよかった!
実はあのときの投稿は、自分の反省をずばり書いたものだったので、完全に消し去ることができず、パソコンに保存していました。私は英語日記をつけているので、どっかに貼っておこうかな、と思いつつ、そのまま。
いまさら全くお恥ずかしいのですが、ここに貼り付けさせてください。
(削除した投稿続き)
『今年子供が幼稚園に入園して、私に余裕ができてから、はじめて子供が私のことをどんなに注目していたか分かることがよくあって、もっと子供の気持ちを分かってやればよかったなとしみじみ後悔することがあります。
彼女は去年自分でアルファベットらしきものを書いて「おかあさん、ほらSEGだよ」「SSSってかいたよーうれしい?うれしい?おかあさんにあげる」と私のところにもってきました。(Sは鏡文字で、Eには余計な横棒がある。文字は教えてないので自分で何かみて書いたらしい)
私は、「すごいね」とは言ったけど、そんなに喜んでやったかな?でも、子供は「おかあさんにとってだいじなものなんだ」と思って懸命に書いたにちがいなかったのでした。
また、私の本棚からいっぱい絵本を出してきてひとりで一生懸命見ていたり。その頃は(いまも)夫は深夜まで帰ってこないので、毎日子供とふたりきりで、一日中つきあってヘトヘトで、「どうやって多読時間を捻出するか」「とにかく早く寝かせなければ」だけで頭がいっぱいでした。あ〜思い出すといろいろ反省することだらけです。』
私は、今年になるまで1日の時間の大半を家事と子どもの世話に割いてきましたが、頭の中はいつも「今日中にあの本読まなくちゃ。どこで時間を捻出しようか。今月の計画はこうして。えーと書評は・・・」なんて頭の中の97%以上(いや、正直にいえば99%くらいかもしれない)が自分のことだったような気がするんですね。これが子育てストレスからの逃げ道だったのかもしれません。でも、こういう心の芯の部分がうわの空の母親といる子どもの気持ちってどうだったかな、と考えてしまうんです。子どもは私と同じ世界にはいろうとして必死だったのではという気がしてなりません。いまちょっと埋め合わせをしたいなと思っているところです。あんまりできてませんが・・・。
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お名前: えっちゃん
投稿日: 2003/11/10(03:09)
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しおさん、こんばんは。土曜日はブッククラブでお会いできて本当に良かったです。紹介していただいたAddison-wesleyの昔話、中学生が思いのほかすらすら読めて、喜んでいます。なんだか、助走がついたようで、そのあと、随分他の本も読んでいました。紹介してくださった、他の本も検索してみて、少し買い足してみようと思っています。ありがとうございます。
"しお"さんは[url:kb:1015]で書きました:
〉sumisumiさんも職人さんも読んでくださっていたんですね。えっちゃんさんにもブッククラブでお会いしたとき「投稿がなくなってたからどうしたのかなと思いましたよ」と言われたところだったので、短い間に思っていたよりたくさんの方が読んでくださっていたんですね。あの投稿は、途中から自分の子育ての反省の話に脱線していったこともあって、ちょっと恥ずかしくなってしまったのです。でも、ここは親子読書だけでなく子育てのことは何でもありの広場なのだから、消すことなかったのですよね。
再投稿してくださったんですね。また、読めてとってもうれしいです。そうそう、えっちゃんって呼んでくださいね。
〉私は、今年になるまで1日の時間の大半を家事と子どもの世話に割いてきましたが、頭の中はいつも「今日中にあの本読まなくちゃ。どこで時間を捻出しようか。今月の計画はこうして。えーと書評は・・・」なんて頭の中の97%以上(いや、正直にいえば99%くらいかもしれない)が自分のことだったような気がするんですね。これが子育てストレスからの逃げ道だったのかもしれません。でも、こういう心の芯の部分がうわの空の母親といる子どもの気持ちってどうだったかな、と考えてしまうんです。子どもは私と同じ世界にはいろうとして必死だったのではという気がしてなりません。いまちょっと埋め合わせをしたいなと思っているところです。あんまりできてませんが・・・。
親がそう思っている、気がついてくれたっていうのはこしおちゃんもすぐ気がついてくれたと思います。子育て中って、本当に息が抜けないし、特に、家で子育てをしていて、子どもが幼稚園に入るまでは、対人関係も少なくなって、ますます息がつまりますよね・・・
子育てストレスの逃げ道があって、本当に良かったですね。私も子育てには苦労しているので、よくわかります。
でも、酒井先生の多読の本をよんで、実際に多読を始めてから、その方法論にこれは共感できる!!と思ったのは実はその子育てのおかげなんです。掲示板に時々上げている中学2年生の娘のほかに、小学校の5年生の女の子と3年生の男の子がいます。この3年生の男の子がhandy-cappedで知的障害があるんです。その彼の言葉を覚えていく様子がまるで、スローモーションを更に、コマ送りしていくような成長の仕方なんです。最近酒井先生が言葉はひとかたまりで覚えていくと良くおっしゃっていますが、まさにそのとおりの成長をしてきたので、多読を始めたときの迷いというものがとても少なかったと思うのです。
例えば、
(1) トイレに入って、一度「わ〜、大きなウンチがでたね!」とほめてあげると、彼は、そのフレーズ全体を、親が使った場や雰囲気で覚えていて、とりあえず、どんどん使います。次にトイレに入ると、「わ〜、大きなウンチがでたよ!」というので、見に行くと・・・ほんのちょっぴりだったり、出ていなかったり・・・そのたびにこれは小さいね。まだ、出てないね。と教えてあげます。
(2) 親がお天気のいい日に窓をさっと開けて、「今日はいい風がふいているね〜」と気持ち良さそうにニコニコして言うと、次にばっと窓を開けて、「今日はいい風がふいているね。」とニコニコしていうので、外を見てみると、雨がしとしと風はなし・・・これは雨が降っていて、風はないね。と教えてあげます。
(3) 色名もいまだに難しくて、よくわかりません。でも、考えてみると、色って難しい。緑って、信号のみどりは青だっていうし、新緑のみどりも、深緑もとりあえず、緑で、まだまだグループ分けに戸惑っているようです。
子育てで一生懸命のときって、随分追い詰められているという気分になるものなんですが・・・、子育ての逃げ道があることはとっても大事!!だって、疲れすぎるとこんなに楽しいことを言ってくれているのに、これは大きくない!風も吹いてない!!って、怒るばかりです。わたしもいろいろ逃げ道を探してきました。今思い出すと、一生懸命の自分も子どももキラキラしていたと思います。
なんだか、自分のことばかり書いてしまいました。ごめんなさい。
しおさんも、たくさんこしおちゃんとHappy reading!!
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こんにちは。しおです。
それでは、お言葉に甘えて、えっちゃんと呼ばせてくださいね。
〉しおさん、こんばんは。土曜日はブッククラブでお会いできて本当に良かったです。紹介していただいたAddison-wesleyの昔話、中学生が思いのほかすらすら読めて、喜んでいます。なんだか、助走がついたようで、そのあと、随分他の本も読んでいました。紹介してくださった、他の本も検索してみて、少し買い足してみようと思っています。ありがとうございます。
中学生の皆さんに喜んで頂けてよかったです!
〉親がそう思っている、気がついてくれたっていうのはこしおちゃんもすぐ気がついてくれたと思います。
ああ、そうだったらいいなあ。ちょっと、ほっとしました。
〉この3年生の男の子がhandy-cappedで知的障害があるんです。その彼の言葉を覚えていく様子がまるで、スローモーションを更に、コマ送りしていくような成長の仕方なんです。最近酒井先生が言葉はひとかたまりで覚えていくと良くおっしゃっていますが、まさにそのとおりの成長をしてきたので、多読を始めたときの迷いというものがとても少なかったと思うのです。
〉例えば、
〉(1) トイレに入って、一度「わ〜、大きなウンチがでたね!」とほめてあげると、彼は、そのフレーズ全体を、親が使った場や雰囲気で覚えていて、とりあえず、どんどん使います。次にトイレに入ると、「わ〜、大きなウンチがでたよ!」というので、見に行くと・・・ほんのちょっぴりだったり、出ていなかったり・・・そのたびにこれは小さいね。まだ、出てないね。と教えてあげます。
〉(2) 親がお天気のいい日に窓をさっと開けて、「今日はいい風がふいているね〜」と気持ち良さそうにニコニコして言うと、次にばっと窓を開けて、「今日はいい風がふいているね。」とニコニコしていうので、外を見てみると、雨がしとしと風はなし・・・これは雨が降っていて、風はないね。と教えてあげます。
〉(3) 色名もいまだに難しくて、よくわかりません。でも、考えてみると、色って難しい。緑って、信号のみどりは青だっていうし、新緑のみどりも、深緑もとりあえず、緑で、まだまだグループ分けに戸惑っているようです。
ことばをひとかたまりで覚えるというのは、私もほんとにそうだなあと思います。息子さんの様子が目に浮かびます。
えっちゃんが書いているとおり、子どもって、ある状況にぴったりのことをすらすらっと言うので言葉の意味を分かって言っているのかと思っていたら、全然は分かってなくて、状況を覚えていて言っているというときがありますね。
〉子育てで一生懸命のときって、随分追い詰められているという気分になるものなんですが・・・、子育ての逃げ道があることはとっても大事!!だって、疲れすぎるとこんなに楽しいことを言ってくれているのに、これは大きくない!風も吹いてない!!って、怒るばかりです。わたしもいろいろ逃げ道を探してきました。今思い出すと、一生懸命の自分も子どももキラキラしていたと思います。
実は、私の子どもは、寝る間際まで怒られることがあっても、なぜか「今日はほんとうに楽しかったね」と布団の中で私に毎晩言ってから寝ていた時期があるんです。私はもう夜までずっと手を焼いて疲れすぎていて「楽しいわけないでしょ!」と言い返したこともあります。「あんなに無茶苦茶にかんしゃく起こされて楽しいわけあるかい!」とささくれていました。
自分の逃げ道はもちつつ、その日その日を一生懸命、そして楽しくやって生きたいと思います。
〉なんだか、自分のことばかり書いてしまいました。ごめんなさい。
いえ、とてもいいお話を読ませていただいてありがとうございました!!
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しおさん、うれしい話をありがとう!
えっちゃんさん、うれしい話をありがとう!!
〉でも、酒井先生の多読の本をよんで、実際に多読を始めてから、その方法論にこれは共感できる!!と思ったのは実はその子育てのおかげなんです。掲示板に時々上げている中学2年生の娘のほかに、小学校の5年生の女の子と3年生の男の子がいます。この3年生の男の子がhandy-cappedで知的障害があるんです。その彼の言葉を覚えていく様子がまるで、スローモーションを更に、コマ送りしていくような成長の仕方なんです。最近酒井先生が言葉はひとかたまりで覚えていくと良くおっしゃっていますが、まさにそのとおりの成長をしてきたので、多読を始めたときの迷いというものがとても少なかったと思うのです。
〉例えば、
〉(1) トイレに入って、一度「わ〜、大きなウンチがでたね!」とほめてあげると、彼は、そのフレーズ全体を、親が使った場や雰囲気で覚えていて、とりあえず、どんどん使います。次にトイレに入ると、「わ〜、大きなウンチがでたよ!」というので、見に行くと・・・ほんのちょっぴりだったり、出ていなかったり・・・そのたびにこれは小さいね。まだ、出てないね。と教えてあげます。
〉(2) 親がお天気のいい日に窓をさっと開けて、「今日はいい風がふいているね〜」と気持ち良さそうにニコニコして言うと、次にばっと窓を開けて、「今日はいい風がふいているね。」とニコニコしていうので、外を見てみると、雨がしとしと風はなし・・・これは雨が降っていて、風はないね。と教えてあげます。
この部分、ぼくが「こうじゃないかな?」と思っていたことを
そのままたしかめてくださったわけで、うれしい! ありがたい!!
そのうえ、えっちゃんさんが子育てを楽しんでいらっしゃる様子も
伝わってきて、なんだか、とっても「よい時間?」が過ぎて行っている
ように思えます。
〉(3) 色名もいまだに難しくて、よくわかりません。でも、考えてみると、色って難しい。緑って、信号のみどりは青だっていうし、新緑のみどりも、深緑もとりあえず、緑で、まだまだグループ分けに戸惑っているようです。
うーん、これからも息子さんと言葉のことを教えてくださいね。
〉子育てで一生懸命のときって、随分追い詰められているという気分になるものなんですが・・・、子育ての逃げ道があることはとっても大事!!だって、疲れすぎるとこんなに楽しいことを言ってくれているのに、これは大きくない!風も吹いてない!!って、怒るばかりです。わたしもいろいろ逃げ道を探してきました。今思い出すと、一生懸命の自分も子どももキラキラしていたと思います。
〉なんだか、自分のことばかり書いてしまいました。ごめんなさい。
〉しおさんも、たくさんこしおちゃんとHappy reading!!
えっちゃんさんも! ね?