[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/25(17:57)]
------------------------------
以前交流の広場で投稿した「英語の育児書」をこちらに
コピーしました。そのとき皆さんからいろいろお返事を
いただいたので、それも読んでみたい方は交流の広場で
検索してみてください。元記事の番号は#5428です。
「英語の育児書」
SSSで多読なさっている方で、小さいお子さんをお持ちの
方もたくさんいらっしゃるようなので、ご参考までに
私が読んだ中で面白かった育児書を紹介します。
"WHAT TO EXPECT THE FIRST YEAR"
Arlene Eisenberg他著
Workman Publishing,New York
2500円(アマゾンで)
これは生まれてから一歳になるまでの本で、0か月から12か月までに
章が分かれて、親からの質問と著者の回答とのQ&A方式になっています。
やさしい会話体で書いてあるので読みやすいです。人生相談の本をよんで
いるかのような箇所も。(子供を産んだけど親になったような実感が
しない、子供が生まれてからのストレスなどの悩み)
当たり前だけど、夜泣き、一晩通して寝ない、離乳食拒否など、
対処法に文化の差を感じることもありますが、アメリカの人も悩む
ことは同じだなと思いました。
病気やけがについての章もあり、中耳炎とか、耳がじくじくするとか、
和英辞書をみると難しくかいてあるけど、英語でやさしく病気を
表現する言葉も良く分かります。
ページ数が670ページと厚いのでびっくりするかもしれませんが
自分の子供に関係あるところだけ読めばよいし、目次・索引が充実して
いて分かりやすいので、読みたいトピックがすぐ見つかります。
"WHAT TO EXPECT THE TODDLER YEARS"
Arlene Eisenberg他著
Workman Publishing,New York
2500円(アマゾンで)
これは上の本と同じシリーズで、1歳すぎてから3歳までを、これまた
月齢ごとに24章に分けていて、代表的な悩みのQ&Aがあります。
(子供が親から離れない、指しゃぶり、おもちゃが貸せない、テレビ、
トイレトレーニングなど)シングルマザーやシングルファーザー、
同性のカップルのための章もあります。
これを読んで思ったのは子供がかんしゃくを起こす、だだをこねるって、
言うことをきかない、って本当にいろいろな表現があるんだな、と
言うことでした。(笑)親の生の悩みが読めるのが面白いです。
英語で日記を書くとき、和英を調べてもこういう日常生活の表現って
しっくりくるものがないのですが、これをみるとやさしい言葉では
こう言うんだ!という表現がみつかります。
幼児をかかえてのジタバタはやはりいずこも同じ。
ストレスから幼児虐待に至らないためのアドバイスにもかなりページ
を割いています。
ところどころに面白いコラムもあって
"SHOPPING WITH TODDLERS: MISSION IMPOSSIBLE"
というのは題名を見て笑ってしまいました。
幼児連れの買物って本当に"MISSION IMPOSSIBLE"ですよね。
この本はさらに分厚く900ページありますが、これも目次が
分かりやすく自分の読みたいところだけつまんで読みやすいです。
表紙の絵も可愛い。
有名なスポック博士の育児書のPBも3年くらい前に買ったのですが
そのときは、細かい字に目が痛くなって読めませんでした。
上の2冊のように会話調だとつらくなかったんですが。
でも、思春期まで書いてあるので、相性が合う人には長く使えて
いいと思います。
▼返答