Re: 大宰府に英語だけで教える小学校ができる見通し。

こんばんは、emmieさん、親子広場のみなさん。

〉西日本新聞の記事にこんなのがありました。

現在はＵＲＬが少し変わっているようですが、私も記事を見てみました。
http://www.nishinippon.co.jp/media/news/news-today/20030626/morning_news001.html

〉どうなんでしょう。成功するのかなあ？

私は失敗すると思います。というか、あちこちで質が下がって、この学校が失敗したことがわからなくなるかも知れません。

〉目標に、六年間でシェークスピア劇を英語で演じることができる能力を身につける
〉ってありますけど、こんな目標では、自分の子どもを預けるのは不安かも。

何でシェークスピアなのか。単にアドバルーンでしょうね。

〉どこの小学校でも、希望者は毎日短時間でいいから、英語の授業を受けられるようにしてくれたらいいのに。
〉カリキュラムなんか、工夫しなくても、
〉私が家でやっているようなこと、つまり多読中心で、ネイティブの先生と学校のお友達といっしょにやったら、６年間で相当な力がつくこと間違いないのに。

全くその通りですね。
偶然ですが、一昨日、大阪off会で似たような話が出て、その時に「ポストの数ぐらい多読の本が利用できるようにしてくれたら劇的に日本の英語力は向上するのに」なんて話していたのです。

しかし、新聞記事の最後の文部科学省の話がひどい。「教育改革で教育は変わる！」とか保護者には宣伝しておいて、一方、全国の現場には脅迫的に改革をせまり、「特色を出せ出せ」と言ってきた政策の１つがこの太宰府の例になるわけなのに、自己反省は相変わらず苦手のようです。

今回のことは、私学だからと言ってはいられないと思います。私学ほどではないにしても、似たようなことはいくつかの公立でもすでに起きていますから。