[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(09:58)]
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お名前: マサミ http://plaza.rakuten.co.jp/circletime
投稿日: 2008/1/9(13:52)
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ピアノさんへ
〉acha758さん はじめまして。ピアノです。お返事ありがとうございます。
〉今回の投稿では、初めての方々からたくさんのお返事をいただき、勇気づけられているような気持ちです。
掲示板ってすごいですね。私も今回のピアノさんの意見に対していろんな方が具体的にコメントされていてとても勉強になりました。
〉〉〉Pippi Longstocking ですが、SSSの掲示板の書評システムを利用して検索してみました。
〉〉〉レベルは4,5 語数は26000語となっていますよ。
ありがとうございます。で書評システム、私も使ってみます。今まで記録らしい物は何も取ってきてないので、いい機会になりそうです。ありがとうございます。
ピッピは難しくないですよ。文章の難易度は高くないです。量が多いだけですが、一つ一つのチャプターは短いので、ゆっくり行けば出来ると思うし、子どもの世界を描いた物なので、イメージし易いですよね。それに面白いしね。
〉同じ地区ですものね。お知り合いですか?
〉わたしも今の地区に引っ越してくる前に、以前東海地方に住んでおりました。
〉お隣の県ですが。。。
あら、そうなんですか!achaさんとは絵本フィエスタでお世話になっています。achaさんのお勧め絵本は私のハートを鷲づかみで、いつも楽しみにしています。
みなさんが今回のお話で仰っている事は大体方向性としては一致しているし、私も同じように思います。きっと先生は指導に熱が入る余り、さらに上を目指そうとレベルとして適切でない物を選ばれてしまったんですよね。その部分に関しては確認が必要のようですね。
ただ、今回お伝えくださったセンテンスその物は5年生の女の子に無意味だとは思いません。しかし、この難易度の語彙を覚えるために20問を瞬時にとかなくてはならないとすると、やはりテキストがあっていませんよね。
The discovery of electricity contributed a lot to the development of modern technology.
電気の発明は最新のテクノロジーの発展に貢献した
となると難しいけど、歴史を子どもが学ぶと考えた時にはそれほど見当違いでもないわけで。
『電気』がなかったらどうする?って話は出来るし、5年生だと日本史が始まってますよね。近代、現代の話をしてみるのも悪くない。実際に3年生の娘は私の母の子どもの頃、冷蔵庫は電気ではなかった、ときいて目を丸くしていましたし。
でこう考える
Found electricity gave a lot of help to make many things around our life.
1つ1つの難しい単語を英英辞典でしらべて、易しい文章に直す。同じ文体でなくてもいいと思う。
例えば、
It is hard to imagine if we have no electricity in our moden life.
みたいに部分的に子供がイメージできるように解説をする。
テレビだって、冷蔵庫だって電気がいるし、もちろんパソコンもそうだし。電子顕微鏡があるから新しい病気の治療法も研究できたりする、っていうのは理解できますよね。
英語間違っていたらゴメン。その程度、その程度。
このセンテンスだけなら、そこまで子どもと一緒に考えた上で、もう一度戻ると、子どもも『あーなるほどね』って話になりますが、テキストにある文章を全部そんな風にやっていたら時間がいくらあっても足りませんけどね〜。
まあ、テキストが合ってないのは事実ですけど、先生方も英語のレベル=語彙の難易度っぽいイメージしか持ち合わせてないのが現実で、じゃぁ、それだけ英語の分かる子どもにどう指導するか、といった具体的な策は無いですよね。だから語彙を増やす、英検に向かう、っていうのは多いです。
うちのKちゃんもマフラーちゃん同様、普通の女の子で、面倒な事は嫌い、自主的にやる意欲は図工と体育の時にしか見られず、毎日が楽しいハッピーな小学生です。それどころかウチは脳みそ溶けてます。計算は遅い、漢字は覚えられない。3年生にして算数50点!の我が娘です。アルファベットも覚えられなかったし、フォニックスも理解できずの娘で私は『この娘に教えると言うのは不可能だと』切実に感じてました。
だからこそ、『じゃぁ何が必要なんだろう』って考える事ができて、むしろラッキーだったんです。
小学生の英語の指導って極端に言えば『要らない』と思います。私は娘に『英語』を与えているわけではないです。そこから広がる世界観を与えてあげているに過ぎない。それが教科としての英語につながるか、またつなげるかは本人次第だと思っています。訳本では消えてしまいがちな英語の世界を感じる事ができることは素晴らしいと思う。また学校で学習する内容も英語だと切り口が違って面白い。そうやって学習する土台、言語の土台を作るのに英語が役立つって思っているんです。理科の実験や社会科のフィールド学習なんかもウチで英語で読みながら体験しながら学ぶ事で掘り下げていけますよね。
マフラーちゃんに何が必要かと考えたら、絵本(ペーパーバックではなく)の世界を広げる体験をする事じゃないかな?私と娘はそうしています。自分で読ませようと、語彙数を稼ごうとするんじゃなくて、絵本の世界にもう一度戻れる最後の年齢だと思うから、これを逃してはソン、ソン。それを精読用の本として考えたらぐっと言葉の幅が広がるしね。作者に対して調べてみる、時代について考えてみる。自分だったらどうしたか?絵の中に隠れている物について話し合う。舞台になった場所を地図で探す。などなど。じっくり、丁寧に読むというのも小学生にとっては大事だし、中学になって時間に追われるときにはなかなか出来ないから。
そんな事を要っておきながら話をひっくり返すようで申し訳ないのですが、私はね、『先生』っていうのは、『何かを必ず与えてくれる人たち』だと思うんです。それは『元気』だったり『やる気』だったり『世界観』だったり。時にはネガティブな部分もあって、苦手や合わない先生もいる、だけど、大きくなったら『苦手なタイプ』でも『合わないタイプ』でも上手くやっていかなくてはいけない、だから『処世術』を与えてくれているんですよ。そこから子どもたちはまた大事な事を学んでいるじゃないかな〜?
だから、今の英語の先生の指導に首をかしげる事があったとしても、指導内容に付いてお話や説明をしてくださる方なら、ズレていてもOkかもしれないですよ。マフラーちゃんがその先生を好きでいるなら、きっとたくさんの目に見えないものを与えてくれているんですよね。親側の視点としてはそう思うけど、指導する側の立場からすると、『要注意』ですけどね。
私自身小学校の時に英語を習っていました。今思うと指導方法なんて何にもなくて、ただひたすらテキストを暗唱するだけ。英語の成績も中学からずーっとどん底。でも小学校の時の先生が好きだったんですよね。英語じゃなくて。当時まだ日本にはディズニーランドはなくて、先生が行ったことのあるカリフォルニアのディズニーランドの話をしてくれた時、本当にワクワクしました。『一週間でも遊びきれない遊園地』なんて、子どもにはユメの世界ですよ。(遊園地といえば犬山モンキーパークと長島スパーランドの東海地区)
その時の外国、英語に対するイメージが今の私を作り、娘と息子に伝わっているんだとしたら、親の投資も悪くは無かったかも?随分時間がかかってますけどね〜。
また色々お聞かせくださいな。マフラーちゃんが興味を持ってくれそうなジャンルの違う物など、私の分かる範囲でお知らせできると思います。
長くなりました。
マサミ
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