Re: Foundations Reading Library

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3703. Re: Foundations Reading Library

お名前: fiona
投稿日: 2007/9/25(21:59)

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emmieさん、今晩は。fionaです。

Foundations Reading Libraryは、全部読んだので、私の感想も(横から無理やり)付け加えておきます。

内容は、アメリカのある(架空の)町の、高校生の間で起こるちょっとした出来事が題材となっているので、読むのは、中高生あたりが適切かなと思います。

一つの町の中が舞台で、登場人物も限られていますので、1冊ごとに新しい設定、人物を読み込む必要はなく、新しい本を次々と読んで行き易いと思います。
PGRやOBWであれば、次の新しい本を読むときに、「どんな舞台でどんな人物が出てくるのか」を考えながら読まなくてはいけないのですが、FRLではその必要はあまりありません。

非常にゆるやかにレベルが上がっていくので、今読んでいるものの一つ上のレベルの本を読んでも、レベルが上がっていると言う感じはありません。
しかし、レベル1とレベル7を比べてみると、確かに難しくなっています。
レベルを上げても、(難しくなったと言う)ギャップを感じないのがこのシリーズの利点の一つではないかと思います。
また、レベルが上がっても、一つ一つの文章が短いため、読み易い感じがします。

話の内容は、レベルの低いものでは、いま一つのものもあるのですが、レベルの高いものは、内容的にそこそこ面白いと思います。
特に、レベル3まではページ数が16ページしかなく、語彙レベルも低いため、まとまった話を書くのが難しいのかもしれません(ちゃんと、一つの話としてまとまってはいない感じのするものもあります)。
レベル4・5になると、24ページ、語数もレベル1〜3までの2倍近くになりますので、内容的にも(そこそこ)面白く、ちゃんと一つの話としてもまとまって来ているように思います。

どの本も、ページ中において、文字より絵の占める割合が大きいので、読み易い感じがします。レベル1で、(面積比)文字2イラスト8、レベル7でも、文字3(or4)イラスト7(or6)くらいの割合です。

短所だと思うのは、人物が生き生きとしていないこと。特にレベルの低い本ではそれを感じます。
一人一人、違った個性をもった人間が行動しているのではなく、ストーリーを進ませるための「歯車」として登場人物が動かされているような感じがします(GRではFRL限らず、他のGRでも同じような感じを受けることが多いです)。
限られた語彙、限られた語数で書くので、人物を描くのは難しいのでしょうか?

以上、せっかく全部読んだので書いておこうと思ったfionaでした。


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▼返答


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