ゆっくりの親子多読報告-(2年分なので長いです!)

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/9/29(05:44)]

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3362. ゆっくりの親子多読報告-(2年分なので長いです!)

お名前: happyhope
投稿日: 2006/5/30(11:37)

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こんにちは、happyhopeです。
一番下の子(ハンドル名 イチロー)が中学生になりました。
うちは生粋のタドキッズというか読み聞かせのみできました。
英語教室にも行っていませんし、全く英語経験ゼロに等しく、多読だけでどうなるか、ということで沢山びっくりし沢山楽しんだ小学校のひとときでした。

ゆっくりと20万語まで来て、最近また、成長というかうれしかったことが二つありました。

(1)、GRが読めました。2冊続けて読んだのでまぐれではないと思います。
(2)、ほぼ2年半読み聞かせしてきましたが、初めて(本人にしては長かったそうですが、)黙読で1冊読了しました!!!!
   初自力読み、自立への一歩という感じですごーーくうれしかったです。

これから何かが変わるかも、という嬉しい風がふきそうな気配をかんじています。

中学に入って一区切り、ということでこの2年半の小学校の時の多読を振り返って報告しようと思います。今しないともうこの掲示板報告はないかも??(半分本気)と言うわけではないのですけれどもひとつの区切りかなと思わされています。
ここまで来たんだなあ、との感慨と記録に残しておきたいということもありますので長文です。
読んでくださる方ありがとうございます。

親子多読は早期教育ではなくて、ゆっくりでも充分、楽しんでいるうちにというか楽しんでいるだけでいつの間にか英語の力が付いていく、あせらなくていいんですよ、とのメッセージを小さいお子さんを抱えていらっしゃるお母様方に贈りたいです。
むしろゆっくりペースで疲れない、思い出したようにたまに読むからこうやって続いたのでがーっと読んでいやになるよりずっといいかも??

もうひとつ、嬉しかったときのことを思い出すと全部、今までできなかったことができた時でした。
山登りをしてこんなとこまで来たんだ、と振り返るのに似ています。
最初の頃と比べてこんなに読めるようになって、すごいね〜という感じです。(^^)
ほかのお子さんと比べない、ってとても大事かな、と思えるようになったので、御気楽に今書いています。
よく言われますが「比べるのは昨日の自分」、親子読書では「比べるのは多読を始めた頃のわが子」という感じかな。
そのお子さんによって英語経験がそれぞれ違うので、人と比べると大切なことを見失いそうで危ないですね。

さてここからは経過報告です。

☆2003年9月私が100万語通過。
それを見ていた子供たち(当時姉中1、イチローは小4)が多読をしたいと言い出し、ORTの字なしから読み始めました。
その冬にかけてゆっくりと読み進みました。
ほとんど日本語に訳さなかったのでかなりストレスがたまったそうです。
絵を見てわかるだろうという本、ORTはすばらしいと思います。
ORTがなかったら多読は続かなかったとつくづくほんとに思います。

イチローはステージ3できつくなり最初からORTを再読。
2004年2月からブッククラブ入会子供のための本を借りるようになる。
その頃は語数30語以内、レベル0.2ぐらいの本しか判らないだろうということで本当に簡単な本を探すのが大変でした。

☆ORT3ぐらいのとき

◎エピソード1 The Lion and Mouse(SIR1)を読み終わり、意味を教えていなかったのに、「お母さん、helpって助けるってことでしょう。」と言ったのにびっくり。多読していて辞書なしでも単語が増えていく。辞書はいらない。と思わされた体験。私もそれ以来辞書を引かなくなりました。
◎その2    ICR21200語のHere Comes The Strikeoutが一度に読めてしまった。英語はわからなくても野球はわかるので物語にひっぱられて長い本もよめてしまう。多読ってすごい!とまた思う。

☆小5
2004年6月『親子で読む100万語』が発行され講演会に出席。
その後語数をつけ始めました。

その夏CTP(1冊15〜30語レベル)をたくさんお借りして50冊近く読む。楽しかったです。

◎エピソードその3 Who took the Cookies from Cookie Jar?(CTP)を私が気持ちよくリズムに乗って読んでいたらそれに合わせて
「誰だ、取ったのは?」「おれじゃねえよ。(Not me!)」「おまえだろ。(Yes,You!)」といいだして、わお!これぞNativeの感覚!とびっくり、またもや多読ってすごい!とおもう。

☆2004年9月5万語通過。
秋〜冬に、100ENGLISHを全冊読む。
親子で原色の自然の世界をとても楽しむ。(ノンフィクションはキモいのが楽しいですよねーー)
SIR1〜2をかなり読む。(80冊ぐらい)これで言葉遊びの雰囲気を体験したよう。
英語の駄洒落を親子で面白がる。

☆2005年3月10万語。

☆小6
2005年夏LLL INFO TRAILにはまる。
英語を使っていろんな世界を旅したり、歴史に迫った楽しい体験でした。
読了した後はあまりに面白すぎて次に読んだ本がつまらなくなったらしく停滞気味になる。
Black Lagoonの言葉遊び、riddlesなどは喜ぶ。
(知的に刺激されるとはまる?)

ゆっくりペースで気ままに読みたいときだけ読む。(読む日より読まない日の方が多くなる)
ORT8など長めの本が読みたいとのこと。
流浪にケンシン(漫画) 3分の1で投げ、むずかしいーーー。
(短くて子供っぽい本はつまらなくなってきたらしく、読みたがらない。やさしい本ばかりでなくGRなど本人にあったちょっとレベルの高い興味をひく本で誘ってみたら停滞しなかったかな、と反省。)

☆中1
2006年4月 20万語

◎初GR The Long Road (本人が選ぶ)翌日「昨日はいい話だったなあ〜。」と感想をひとこと、私までジーンと感動。
  The Barcelona Game (ほんとにわかっているのかな、と思っていつもはしないのですが、どんな内容だった?と聞いたらあらすじを最初から最後まで言ってくれました。あ、わかっているんだ、とまた子供の成長を見たような気がしてほっとしてうれしかったです。)
普通の英語教室に通わせても決して2年でGRが読めるようにならない、やはり多読でしかここまで辿りつかない、と深く思わされる。
多読が一番の英語習得の方法だとますます確信。

◎初黙読
古川さんのネリーズの講演を聞いて
「30万語過ぎると長い本が読めるらしいよ、30万語目指してみる?」と誘ってみる。
「今日は読む。」と言って初黙読(今まで自分で読むときは音読でした)
Mr Patter and Tabby Paint the Porch
これもいい本ですよね〜
選ぶ本がとても良くていい感じだな、と思います。

これから中学生になりどういう風になるのかもうちょっと一緒に読み聞かせの時間、を楽しみたかったのですがもう親離れです。

これからもご報告できたらいいな、と思いながら皆さんもゆったりと、楽しんでhappy family reading!!


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