英検3級・準2級対策&マンガのことなど

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/6/29(12:55)]

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2731. 英検3級・準2級対策&マンガのことなど

お名前: ウルトラQの母
投稿日: 2005/5/4(14:23)

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息子が、今度は英検3級を受けたいと言います。で、「ついでだから同じ日に準2級も受けたい」と…。

だって、英検3級って中学卒業程度じゃないの? それに準2級って、高校生だって落ちる子がいるんじゃないの?

とにかく、問題週を買ってきてやらせてみることに・・。

まずは、3級のリスニング。正答率66.7%。お、これなら行けるかも。4級の時も、問題集を買って最初にやった時は8割くらいだったのが、本番では100%にまで上がったわけだし。(>実際、今、過去問題3回分やって、90%くらいまで上がってきてます)

次に、準2級のリスニング。終わってから「知らない単語ばっか」「むずかしかった」とは言うものの、それでも63%。こっちも頑張れば、ある程度まで伸ばせるかも。「よく分からないけど、でも、何となく肝心なところは分かっている」という状態なんだろうと思います。

まぁ、リスニングにおいては、これが大事よね。いいカンしてるのかも、Qくん!

3級の筆記もやらせてみる。正答率は6割。う〜ん、悪くないかも。だって、この時点で彼は中1の終わりだったので。(>現在は7割くらいまで来ました。もう一息かな? でも合格を確実にするには、もうちょっと欲しいですよね)

Q曰く、「まだちゃんとは覚えてないので、あんまり良くできなかったけど、ほとんどが多読で見たことのあるものばっかりだよ。だから、もうちょっと頑張れば何とかなるかも」。

そっかぁ、やっぱパワフルですねぇ、多読! 私も仕事が忙しいので、多読もそんなに時間を割いてやれてないんですが、こんなに「細々」でも、「多読」を始めて1年未満でも、英検3級程度はカバーしちゃう程度の単語に出会ってしまうのね。

理屈から考えれば当たり前のことかもしれない。「多読すれば、英語で良く使われる表現に何度も出会い、それが身につく」。「英検は、英語で良く使われる表現が身についているかを調べるテストである」。なので、多読で力がついていれば、当然で必然の結果として、英検に合格する。

これを、逆の順番でやろうとすると、あんまりうまくないのかもな〜。「よく使われる表現を英検の問題集で学ぶ」→「暗記した」→「だから英語は読めるはず!」と言っても、そうは行かないのかも。コンテクストなしで「暗記した」単語は、「使えない」。

こちらで、どなたかがおっしゃってましたが、「多読」していると最後の「読解」が「得意」になるみたい。3級の筆記については、文法問題はメタメタでしたが、最後の「読解」のとこは100%だった! すごいな〜、多読!。文法これだけダメでも、ちゃ〜んと、長い文章は読めるんだ〜。ここは毎回(>ってまだ3回分のみだが、満点か間違えても1つ)

「なんかさ〜、ORT8とか9ぐらいまで行ってれば3級は大丈夫らしいよ。SSSの掲示板に書いてあったよ〜」と、英検合格も「多読」のモチベーションの一つにしてしまえ!という、悪賢い母。

英検3級合格!をエサに、ORTを制覇!というのもいいかも。とりあえず、3級対策としては、ORTを読み切る!が一番いいかな?と思っています。

「お、ほんと? じゃ、頑張って多読やろうっと」と言ってます。ヘタに問題集やるより、多読する方が力がつくって、Q自身が良く分かっているので、問題集をやる前に短い時間でも、多読をするようにしています。

準2級の筆記の方はさすがに苦戦。「これさぁ、とりあえず単語とか勉強しないとダメみたい。準2級は見たことない単語が多い」と言っています。ORTは小学生向けの教材な訳だから、高校で習うような抽象度の高い単語はカバーしてないのかも。でも、カンで答えてるのに、5割には届かないけど、4割後半は行けてます。

ORTには出てこない単語も準2級ではいっぱい出て来ているので、準2級の対策としては、むしろ、PGR0を読む方がいいのかもしれません。
(>どうなんでしょう? 私は英語教育はアマチュアなので、よく分からないのですが。「多読」で準2級!を狙うのに良い教材があったら教えていただけるとうれしいです)

以前、こちらで「中学生の男の子ならマンガもいいかも」とアドバイスいただきましたが、最近、マンガも読み始めました。「ドラエモン」は日本語もついているので、「自分で読めるから一人で読む」と言い、放っておいても一人で読んでいます。私もこれだと「ラク」。ちょっと淋しいが。

これまで、主要にはORTを順番に(>少し行ったり来たりしながら)読んできました。途中、レベル3とか4くらいで、「つまらない」感があったんですが、マジック・キィが出てきてからは好調です。

でも、多分、これだと「足固め」が弱いかも…と思い、「うんとラクに読めるレベルの本」を買い足すために、昨日一緒に本屋に行って、自分で選ばせてみました。Y.L.0.2 とか0.3のものを、もっと「浴びるように読む」という必要性をちょっと感じています。

今はORT8を「面白く」読んでいるので、それはそれでいいけれど、ORTのみでこのレベルに到達したのでは、1つのレベルの「量」が圧倒的に不足だと思う。何となく「足腰」の弱さを感じるんですよね。まぁ、それでも中学校1年間かけて読んだ学校の教科書の「総単語数」をはるかに越えて読んでる訳ですが。

英検3級は、ちょっと頑張れば手が届きそう。準2級はかなり苦しいでしょう。

英検に合格させるために「多読」をやっているのではなく、「多読」によって「実力」がついた「結果」として英検に受かる、ということなのだと思うけれど、英検に「合格」したいから「多読」をやって、結果として「実力」がつく…というのでもいいや…と思います。

要するに、動機や目的は何でもいいから、「読むこと自体」が楽しければいいかな?と。で、「結果として」力をつけていってくれるのなら、なおいいけどね。

最近はけっこう英語で話しかけてきたりします。”Mum, give me something to drink.”とかね。あ、こういう時は「Pleaseは?」と言わないとね。今気づいたけど。しまった!

あちらの子が親に一番うるさく言われるのは、”please” と“thank you”を言うことみたい。昔、イギリスに住んでいた頃、Qに買ってやったイギリスの子ども向け絵本で(>しかし、訳して読んでやっていた)、この2つの大切さをしつこく、しつこく説いたものがありました。「ふぅん。イギリス人には、この2つが大事なんだぁ」と思って、その後気をつけてみていると、ドラマなどで、親が「プリーズは?」「サンキュウは?」と子どもに言ってる場面がよく出てきてました。

日本語だと子どもに教える二大表現は、「ありがとう」と「ごめんなさい」になっちゃうので、意外にこの「プリーズ」が日本人にはむずかしい。イギリス人は何にでも「プリーズ」つけるから。文法的にはどうなんだろ?と思ったりしちゃうけど。”Do you have the time, please?”とかね。(>最初のうち、これも「ナンパ」されてるのかと思っちゃいましたよ。定冠詞があると時間を聞かれてるだけ、ないとナンパ。定冠詞のあるなしは今も聞き取れません。どうせ時間を聞かれてるんだろ、といつも時間を答えている)最初はけっこうとまどいました。

ゆっくり、のったり、まったりな我が家の「多読」ですが(>英検の問題集の語数も足したり、学校のテスト対策に教科書を読むのを足したり、「上げ底」でようやく5万弱)、もうすぐ私の手を離れていってしまう息子との最後の「蜜月」という感じで、私自身にとって、とても貴重な時間をいただきました。「多読」に出会えて本当に良かった! 感謝しています。

こちらで教えていただいたり、学んだことは、「その時すぐに」は生かせないことも多いのですが、時間が経って、「機が熟す」と、「あぁ、そうだったんだ!」と思ったり、紹介していただいた教材を利用して「あぁ、本当にいいわぁ!」と思ったりしております。

(>みなさん いつもありがとうございます)

私自身も、「多読」のおかげで、読んでいる間「はっぴぃ」な時間を過ごせるし、「多読」を軸に、GRで読んだものの映像を見たりして、生活の幅も広がり、毎日が楽しいです。(>英語の力は「まだまだ」感が強いんだけど、でも、まぁ、楽しいからいいや!)


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