子どもの5万語 親子多読で思うこと

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/7/20(17:00)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

[喜] 2524. 子どもの5万語 親子多読で思うこと

お名前: happyhope
投稿日: 2005/1/22(00:20)

------------------------------

こんにちは、happyhopeです。

昨日子どもが5万語になりました。
1年ちょっと続けてきましたが、二人目の5万語通過です。

本当に子どもの5万語はうれしいです。
自分の100万語通過の時よりも何倍ものうれしさです。
自分の100万語は通過するものとして通過しましたが子どもの場合は続くかしら?と思いながら、次はどの本を読んでくれるんだろう、と思いながらでしたからとてもうれしいです。
1年以上続いたことがお祝いです。
嬉しいので久しぶりに書き込もうと思います。
(妹に報告を「書いて書いて」、といっていたらわたしのも書いてと言われてしまいました。爆)

今回は中学生が5万語になりました。
この5万語は本当に貴い語数だな、と思わされます。
『読む?』と何回も言うと『強制だ、』と反論され、ちょっと機嫌を損ねると『今日は読まない』と始まる中で、読みたいときに読んだ自発的な(?)本人の5万語だったと思います。

うれしいです!(親子が仲の良かった時間という意味でも)

ORTを最初から音読してきました。
8割方、本人が音読で読む形で進んでいます。
語数は少な目が好きです。
『長い文は教科書みたいで好きじゃない!』と言われて,
大人だって簡単な本を楽に読みたいように子どももパンダ読みが楽しいんだな、と納得してしまいました。
ORT(〜stage5),LLL(〜step5),CTM,Clifford phonics fun Pack、RookieA,B,100Englishなどの短い本ばかりよんできました。
ORT以外はなかなか手にとってくれない時にLLLは喜んで読みましたので本当に助かりました。
100Englishは綺麗な風景写真はいいのですが、ちょっと生々しい動物その他は苦手みたいです。(本人が嫌だという本以外は読了しました)
Wlcome Booksの食べ物編はちょうど良い長さでどんどん読んでいました。
写真は割りと嫌がらないみたいです。
短い本ばかりでこれでいいのだろうか、と迷ったときもありました。
でも古川さんの児童英語の多読の講演を聞いて、「簡単な本を飽きるまで読ませてください。」というひと言に、迷いが吹っ切れました。
子どもが楽に読める本をずっと読んでいけばいい、と気が楽になりました。

◆親子多読で感じたこと(2人の子どもの話徒然)

○多読ってすごい、と思うこと。
英語が単語ではなく文で出てくること。
"Oh,no!""(名前) said."
などORTなどで出てきた文が思いがけない時にその場の状況にあって出てきます。
本当に驚かされます。最初のころは殆ど日本語の意味を教えなかったのでsaidの意味がわからずストレスがたまった、と言っていました。

○興味のある好きな本はキリンでも読める
多読開始4か月ぐらいの頃、多分ORT4,5位のときでした。(多分1〜2万語ぐらい)
イチローの好きな野球の本、ICR2「HERE COMES THE STRIKE OUT」YL1,4を読みたいと言うので読み始めました。
何日かかかると思ったのですがなんと、1200語もある本をあっという間に一緒に読み終えました。それも殆ど日本語なしで。驚きました。
とても満足そうな、いい表情でした。
自分がやっていること(野球)なのでうなずきながら読んでいました。
これまた、多読ってすごい、と再確認した出来事でした。
愛があればキリンはできるのですね〜
ちなみにその後この長さで一気に読めた本はありません。

○選ぶ楽しさ、選ぶ幸せ。
CTMをブッククラブで6冊セットで借りてきたときは見向きもしなかったのですが、知人に50冊ほどお借りする機会があり、どーんと置いて、「もう返さないと悪いからどれでも読んで。」、と子どもに選ばせたら好きな本をとって読み始め、なんと二人とも全冊読了してしまいました。もちろん何日もかかりましたが。
本は沢山あるなかで色々な本の中から自分が選んでいく、それがモチベーションをあげるコツなのかな、とも思いました。
今は妹に借りた100ENGLISHを制覇中です。

○読みたい本は子どもに付き合う中でなんとなく見えてくる。
子どもを見ていて違いに面白いな、と思わされます。
中学生は絵の好みがきつい、再読はきらい、ORT、LLL、ROOKIEや写真はOK,自分で音読するので短くてすぐ読める本が好き。

イチローはわたしが読むのが主なので割りと長めで語数が稼げるのがいいようです。
1語が長いと、「損したぁー。」と嘆きます。笑ってしまいました。確かにa,やitも scientistも同じ1語ですものね。

○読み聞かせで世界が広がる本
イチローはFrog and ToadやMr.Putterなどのお話シリーズも好きです。
おかげで本当に豊かな楽しい絵本読みのひと時を過ごしています。
この2冊は特に私が一人でさっと読んだ時にはなんとも思わなかったのですが、読み聞かせをしたら、本当に本に読まされてしまう、登場人物の声になってしまい、物語の世界に入ってしまうという体験をした本です。
一緒に読むことで感動、笑い、楽しさを共有する、という体験でした。
一緒に読まなければ出会いがなかった本なので本当にそういう意味でも子どもに感謝しています。

しおさん、昨年の春にはCTMその他教えていただいて、本当にありがとうございました。
曲がりなりにも楽しみながら、(「ブッククラブに返す本だからもったいないから読んで。」とついつい強制(?)しながらですが^^;;)親子多読を続けています。

この掲示板の皆さんに感謝をこめてhappy family reading!


▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.