Re: 絵本講座に行ってきました

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1838. Re: 絵本講座に行ってきました

お名前: しお
投稿日: 2004/5/30(11:54)

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NATSUさん、はじめまして。しおです。

〉昨日、お母さんのための絵本講座に行ってきました。
〉講師の方がどっさり絵本を机に並べていろんな絵本を紹介してくださいました。
〉時間の都合ですべての本を紹介しきれず後はお好きなものをどうぞ手にとってごらんくださいということで、
〉紹介していただいた以外のものも含めてたっくさんの絵本を見ることができました。

手にとって実物をみられるなんて、とてもよい機会でしたねー!
やっぱり絵の雰囲気や、文字など、自分の目でじっくり選ぶのが
一番ですよね。

〉それからこの講座を聞いて絵本って本当に奥が深いのねと思って帰ってきました。
〉たとえば、うちの子のお気に入りの
〉Mr. Gumpy's Outing/John Burninghamという本について。
〉子供はなぜこの本を読んでもらうとうれしいのか。
〉子供に「連れて行って」と言われたとき「いいけどいい子にしててよ。おとなしくしててよ。静かにね」と言いませんか?。
〉私は言います・・・。

私も言います・・・。

〉そしてこどもははじめのうちこそいいつけを守っておとなしくしていても、そこは子ども、
〉しまいには「いいかげんにしなさい。いうこときかないともう絶対連れてこないよ!」って言ってしまいませんか?。
〉私はしょっちゅう言ってます・・・(汗)。
〉でもGumpyさんは言いません。
〉じゃあみんなで野原を歩いて帰ろう!と楽しくお散歩、みんなで楽しいお茶の時間(さすがイギリス)、
〉そして最後には「またおいで」って言ってくれる。だから子どもはこの本を読んでもらうのが好きなんだ。
〉もう何回も何回も読んで暗誦できるくらいなのに、へぇ〜と思ってしまいました。

うわ〜、私もわが身を振り返って反省させられます。
Gumpyさんが主人公の絵本は私も大好きなんですが、言われて見れば
確かにそうですよね。終始おだやかな、「またおいで」という
Gumpyさんてすごいなー。

〉Sylvester and The Magic Pebble/William Steig
〉ロバのSylvesterはお母さんに「お母さんぼくここにいるよ」って一生懸命言うんだけど
〉お母さんはそれがSylvesterだということに気がつきません。
〉子どもって「お母さん私ここにいるよ」って一生懸命言っているけど
〉意外とお母さんは子どもの本当のことを見えていないことが多いですよって言われて、うーんそうかも・・・と考えてしまいました。

こっちの絵本の方がもっと冷や汗がでます・・・。

〉もちろん本は楽しむことが一番です。
〉いつもいつも「この本にも何か教訓がこめられているのか」なんて考えて読む本はつまらないです。
〉ただ絵本は奥が深いのだということは学びました。
〉大人にとって本は「英語を学ぶため」であったり「楽しむため」であったりいろいろでしょうけど、
〉子どもにとって本とは「人生を学ぶためのたいせつなもの」「心の栄養」そんな側面を少なからず持っていて、
〉日本語であろうと英語であろうといい本をたくさんしっかり読んであげないといけないなと思って帰ってきました。

本当に奥が深いですね。
子どもは親の見えてない、いろいろなことを
感じ取り、糧としているんでしょうね。

また、本の紹介ありがとうございます。
本選びの参考になりました。


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