絵本講座に行ってきました

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1835. 絵本講座に行ってきました

お名前: NATSU
投稿日: 2004/5/29(04:12)

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こちらの広場に書き込むのはまだ二度目です。よろしくお願いします。

昨日、お母さんのための絵本講座に行ってきました。
講師の方がどっさり絵本を机に並べていろんな絵本を紹介してくださいました。
時間の都合ですべての本を紹介しきれず後はお好きなものをどうぞ手にとってごらんくださいということで、
紹介していただいた以外のものも含めてたっくさんの絵本を見ることができました。
8割くらいが洋書でした。普段我が家の近所では洋書絵本は図書館にもなく売っているお店もないし
Amazonでは実際の中身が見られないしで、今日はウハウハ。

で手にとって見ていると、今日はもし欲しいものがあったら販売もしますのでとおっしゃり、買ってしまいました。
皆さん読書会の後はいろんな本が読みたくなるとおっしゃるのと同じで、
紹介してもらったばっかりの本が売っているとなるとついつい財布のひもがゆるくなり・・・。
しかも給料日直後でいつもははいっていないことも多い一万円札さまがたまたま入っていらした・・・。
とくに英語を習得するためという観点での講座ではなく、親子で世界の絵本を楽しむというような講座だったので、
まさか洋書の販売があるとは思わず、思わぬ展開でした。

いい絵本が買えてうれしかったのですが、今Amazonで検索するとAmazonのほうがだいぶ安かった・・・。あらら。
でも買わずに帰ってきてAmazonでみつけたら買っていたかどうか、やっぱり勢いってだいじかも。

そしてSSS書評で検索するとたいていの本が登録されていました。さすが!。
まだ多読をはじめてまもないので書評もあまり読めていませんが本当に宝の山ですね。

それからこの講座を聞いて絵本って本当に奥が深いのねと思って帰ってきました。
たとえば、うちの子のお気に入りの 
Mr. Gumpy's Outing/John Burninghamという本について。
子供はなぜこの本を読んでもらうとうれしいのか。
子供に「連れて行って」と言われたとき「いいけどいい子にしててよ。おとなしくしててよ。静かにね」と言いませんか?。
私は言います・・・。
そしてこどもははじめのうちこそいいつけを守っておとなしくしていても、そこは子ども、
しまいには「いいかげんにしなさい。いうこときかないともう絶対連れてこないよ!」って言ってしまいませんか?。
私はしょっちゅう言ってます・・・(汗)。
でもGumpyさんは言いません。
じゃあみんなで野原を歩いて帰ろう!と楽しくお散歩、みんなで楽しいお茶の時間(さすがイギリス)、
そして最後には「またおいで」って言ってくれる。だから子どもはこの本を読んでもらうのが好きなんだ。
もう何回も何回も読んで暗誦できるくらいなのに、へぇ〜と思ってしまいました。
私ってあらすじだけ理解してるだけでちゃんと味わってなかったのね。

Sylvester and The Magic Pebble/William Steig
ロバのSylvesterはお母さんに「お母さんぼくここにいるよ」って一生懸命言うんだけど
お母さんはそれがSylvesterだということに気がつきません。
子どもって「お母さん私ここにいるよ」って一生懸命言っているけど
意外とお母さんは子どもの本当のことを見えていないことが多いですよって言われて、うーんそうかも・・・と考えてしまいました。

もちろん本は楽しむことが一番です。
いつもいつも「この本にも何か教訓がこめられているのか」なんて考えて読む本はつまらないです。
ただ絵本は奥が深いのだということは学びました。
大人にとって本は「英語を学ぶため」であったり「楽しむため」であったりいろいろでしょうけど、
子どもにとって本とは「人生を学ぶためのたいせつなもの」「心の栄養」そんな側面を少なからず持っていて、
日本語であろうと英語であろうといい本をたくさんしっかり読んであげないといけないなと思って帰ってきました。

このあいだemmaさんが紹介してくださった本もたくさん紹介されていました。
そしてSnowflake Bentley『雪の写真家ベントレー』の英語版も手にとってみることができました。
emmaさんと同じく私も旭川の「雪の美術館」に行ったことがあるのでたぶん同じものを私も見たはず。

今日紹介された本の中で小さい子どもでも喜びそうなものを2冊紹介します。

・Would You Rather/John Burningham
  SSS書評にもありました。買ってきましたが子どもが大喜びでした。

・Look Again/Tana Hoban
    遠くから見ただけですけどたぶん文字はなく写真のみの本です。
  (多読にはあまり関係がないかも)
  ページをめくると最初に枠の中に何かの写真(の一部)が見えます。
  さてなんの写真でしょうか?あててくださいというような本です。
  めくると枠がとれて全体が現われます。へぇ〜という皆のおどろきの声。
  予想外のものが現われます。
  この本はおおぜいに読み聞かせをするときに最初の一冊に使うといいかもしれません。
  「本なんて興味ないもーん」と言ってる子どもが必ずぐぐぐっと寄ってくるそうです。

長くなりました。最後まで読んでくださったかた、ありがとうございます。

▼返答


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