[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(10:09)]
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1467. Re: 今日も「No,David!」読み聞かせパート4
お名前: のんた
投稿日: 2004/3/4(10:35)
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こりんごさん、こんにちは。
〉今回は今までとは少し違って、
〉子ども会で、1〜3年の子どもたち約25人に読んだことをお話します。
おぉ、一気に多いですね。
〉でも、きのうやってみて、自分なりにみえてきました。
〉基本となる本の持ち方・めくり方を練習して、
〉(右手首が痛くなります…)
〉よけいなことはいっさい喋らずに
〉ページをゆっくりめくりながら
〉私が子どもの顔をしっかり読んでいけば、
〉字などなくても、子どもが「読んで」くれる。
〉字ではなく、「子ども」を読むつもりでやればいいのかな?
〉字のない(少ない)絵本を読み聞かせするのは、
〉私と子どもたちの両方でつくっていく「ライブ」なんだな〜と感じました。
〉もちろん、読み聞かせというのはいつでも「ライブ」なんですが、
〉字のない(少ない)絵本では「ライブ感覚」が強いようです。
すばらしい成果ですね!数回でその境地にたどり着くとは、すごいです!
私事ですが、教員を始めた頃、ぜーんぜん、生徒がこっちを向いてくれなくて、
もう毎日憂鬱で辛い時期がありました。模索しながら子供と対等につき合っていく
うちに、人数が多くても少なくても、一人一人、こっちがしっかり見ている、
認めているという信号を出して授業をすると、他の教員の間で評判の悪いクラス
の子でも、しっかりこっちを見て、聞いてくれるということがわかったんです。
いや、それを体得するのに数年はかかりましたよ。とにかく、顔を見る、その子
の今の状況を想像する、あなたに送っているよビームを出すというか。(笑)
そう、これが、こりんごさんおっしゃるところの、「子供を読む」ですよね。
そうすると、不思議と受け入れてくれるんですよね。まぁ、手強い女子高生相手
なので、日頃からコミュニケーションを能動的に取って、誰が今生理中で、重い
タイプかなんてことまで頭に入れて授業してましたが。その場だけで、空気を掴む
のは、なかなか相手側の情報がないと厳しいです。
でも、こりんごさんの報告を読んで、あぁ、こりんごさんは、その掴みを体得
されたんだなぁと感じました。25人の低学年はかなり手強いです。ややもすると
注意したり、焦ってしまったりとするところを、ゆったり大きな器で受け止めて
おられる。その雰囲気に子供も安心して「お見合い」できたんだなぁと思います。
最終的には子供と絵本の出会いであっても、その環境を整えてあげる「読み手」
の存在、影響はとても大きいと思います。黒子は見えないけれど、黒子がいなけれ
ば、人形は動かないし、感動もできないように。 りんごさんに絵本との橋をかけ
てもらった子供達は本当に幸運ですね!。
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