KYOさん、のんたさんへ

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/7/17(14:48)]

管理用 HELP LOGIN    :    :


上へ上へ | 前のメッセージへ前のメッセージへ | 次のメッセージへ次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む返答を書き込む | 訂正する訂正する | 削除する削除する

1372. KYOさん、のんたさんへ

お名前: すけさやママ
投稿日: 2004/2/21(03:07)

------------------------------

KYOさん、のんたさん、こんにちは。
レスありがとうございます!
(元)教員が集まっちゃいましたね。
心強い(?)です。
 
〉〉〉ぜひぜひ多読を小学校の英語教育に導入して欲しいですよね。

〉〉これ、むちゃむちゃ大賛成です!ネイティブの先生とゲームをしたりするのもきっと楽しいし
〉〉そういう面もあっていいと思うけれど、ネイティブの先生を雇うお金を回してもらえれば、
〉〉多読用の本がいっぱいいっぱい買えるはずです。

emmieさんもおっしゃってますが、まずは図書館に英語の本やCDをたくさん揃えてほしいですよね。
  
〉〉英語教室に通わせても、とてもいい教室でも英語に接する機会が週1回ぐらいだったら、
〉〉やっぱり効果が薄い面があると思うんですよ。

触れる英語の絶対量が少ないですもんね。
 
〉〉中学や高校の英語って検定教科書や学習指導要領などがあって縛りがすごくキツイと思うんです。
〉〉だからもし中学や高校の先生が多読がいいなと思っても、簡単に踏み出せません。
〉〉今でさえ教科書を終えるにも時間が足りないのに、実際どの時間を使ってやるんだ?とか 
〉〉本を買う予算は? 受験に対応できるのか?等々
〉〉自分がかつて中学教師だったころにもどって考えると、あーできない!と思いそうです。

そうなんですそうなんです!
さすがKYOさん、分かってくださってます〜!
多読を取り入れたい気持ちは山ほどあるのですが、授業は教科書のカリキュラムをこなすので精一杯。
ただでさえ、週休2日制の影響で授業時数が削られてしまっているから・・・
(教科間で持ち時間数を奪い合っているんですよ。あー、学校の実情暴露しちゃった)

授業で紹介した上で、興味のある子にだけでも、とかいろいろ構想中です。
ぼちぼちやっていけたらなあと思っています。

〉いる高校教師です。科目は商業。他の仕事についている時、思ったのが、日
〉本には、性教育、ギャンブル教育(投資教育ともいう)、消費者教育が欠けている!これをやってやる!だったんですが、実際教員になってみると、
〉なかなかできないんですよねぇ。

のんたさん、同感同感!
今の高校生に一番必要なのは、性教育と消費者教育ですよね!
絶対に必要だと思う・・・・・でも、時間が取れないジレンマ!

〉〉あと学校教師って忙しすぎ、多読とかいい方法があってもそういう教材研究をしている暇さえなかったりします。

そうなんです!
教材研究とか授業準備よりほかに、やることが多すぎて!

〉〉子持ちの婦人教師は、過労で倒れる一歩手前ぐらいの状態で働いてる人は結構少なくないと思うんです。
〉〉あ、昔のことを思い出して余計なことを書いてしまった……。

〉 まったく、そのとおりです。はい。倒れそうになって、退職届けを出そ
〉うとしたら、二人目妊娠して今に至るです。

KYOさんの体験、貴書で読ませていただきました。
のんたさんもそうだったんですね。
私も2人目切迫流産になっちゃったし。
4月からが不安だー・・・。

〉〉父母が子どもによい英語教育をと望むなら、中学高校の先生を外から縛ってるものを
〉〉何とかしなきゃいけないんじゃないかと思ったりします。
〉〉学校っていい意味でも悪い意味でも私は保守的なところだと思う。
〉〉教育の理想みたいなもの「自ら学ぶ」とかは世の流行に左右されず守られてほしいです。
〉〉でもその一方で皆が変だ変えたらいいのにと思いながらずっと続いてることもありますよね。

〉 すごく多いですよねぇ。とにかく、変化に対応することが最も不得意な
〉業界だと思います。現実は、余計なことが増えていますね。本来の仕事
〉とは離れた、自己評価システムや管理職による査定など、教育に相反する
〉ことを無理に取り入れて、ひずみばかりで、自由な教材研究の時間はなくなる一方です。

おふたりのお考えに全く同感です!
それと、今の学校は、旧弊は残したままいい部分をどんどん失いつつあるような気がします。
教員への縛りはきつくなっていく一方です。

〉〉中学高校の英語教育を変えるというのは、直接アタックは難しくて、
〉〉例えば大学や社会人の人たち、児童英語の分野など他の部分が多読を取り入れていって、
〉〉中学高校をぐるりと取り巻くような状況になったら、変わっていくんじゃないかなって気がするんですよね。

そうですね。そうなれば本当にいいですよね。
それから最近は高専の先生方が頑張っていらっしゃってますね。
期待と羨望のまなざしで、教師の広場の報告を読んでるんです。
あの波が、全国の高専、さらには中学高校にも広まってくれればいいのですが・・・。

〉〉だからいろんな人がいろんな場で多読を自分でもやって、
〉〉できれば人に勧めたりもするっていうのがすごく大事だと私は思ってます。

うんうん。そうですよね。
私も復帰後はまず、生徒や英語科の先生方にお薦めしたいなーと思ってます。

>〉指導要領が変っても、現場は変らないという面はもちろんありますが。
>〉高校のOC:オーラルコミュニケーション(会話)の授業は文科省は一生懸命でも
>〉学校現場ではまともにやられていくて、隠れ文法の授業になったりしているのが現状でしょうから。

私の勤務校では、ALTとのT.T.に使ってますよ。(文法の時間もありますが)
やはり指導要領だけでも変わると違うと思うのですが・・・。
ただ、児童の英語教室と同じで触れる英語の絶対量が少ないので、
慣れる、という以外のメリットは少ないような気はしています。
読む英文の量は、昔よりかえって減ってしまっていると思います。

〉〉小学校の英語教育は中高に較べればずっと融通が利くはずなので、
〉〉多読導入に向けて、何かSSSの会としてできることがあればなと思います。
〉〉この審議会宛に個々人が意見を送るとか。

可能性は低くても、
できることだけでもやってみたいですね。

〉〉また、長くなっちゃってスミマセン〜。
〉〉これって以前から思ってたのでつい、熱くなっちゃいました。

〉私も便乗してしまい、スミマセン。学校に対しては愚痴だらけなので・・。

いえいえ、熱く語り合えてうれしかったです!
またの機会を楽しみにしています。

ではでは


▲返答元

▼返答


Maintenance: SSS 事務局
KINOBOARDS/1.0 R7.3: Copyright © 1995-2000 NAKAMURA, Hiroshi.