Re: はじめまして

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/25(10:25)]

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126. Re: はじめまして

お名前: まりあ
投稿日: 2003/1/30(17:53)

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emmieさん、りんりんさん、今日は。 SSS英語研究会 佐藤まりあです。

〉えっとORTですよね。
〉まだ使い始めたばかりで、たいしたことはいえませんが。
〉Oxford Reading Treeで、検索してみると、いっぱい親子で活用されている方が
〉みつかりますから、試してください。

   Oxford Reading Tree 利用されているお母様が
いらっしゃると聞いて出てきました。
このシリーズは、文字のないStage1から始まります。例えば
表紙にLibrary と書いてあり、本の中は図書館の様子を描いた
絵が数枚、それを見てLibrary の意味を理解する、という
知らない単語を絵から推測する練習です。Stage2 からは
単語2つ3つの短い英文と絵でストーリーを追うようになります。
はじめて英語に触れる子どもに向いていますが、大人が英語を
再学習する場合は、よほどやさしいところから始めようと決意した
方でもStage3からで良いと思います。

   この本の最大の特徴は、単語が易しいものから順に出て
くる、短い英文から段々長くなる、ということの他に、学校で
教えられる文法事項が、易しい順に全て出てくるというところです。

   幼児英語教室に通っても、中学の英語の成績には反映しない
のが普通です。また、発音や聞き取りについては、小さい子どもほど
早く身に付くともいわれています。この狭間でお母様方は悩まれると
思います。「発音や聞き取りを上手にしてやりたい」「高い月謝払っても
中学に行ってから英語が出来るあてがないのはね〜」と。
そうした方に、このシリーズをお薦めします。幼児教室と併用されても
いいですし、お母様がCDを利用しながらお子さんと一緒にゆっくりと
読み進められても良いでしょう。

   また中学生のお母様で、児童書ゃGRの多読で英語を学ぶと
片寄りが出て、学校で習うことすべてが出てこないのではないか?
また高校入試に対応しないのではないか?と不安な方にもこの
シリーズはお薦めできます。中学生ともなると、勉強やクラブ活動で
そうとう忙しく、浴びるほど英語を読んで身につける余裕はないのが
普通でしょう。そういう場合、学校の英語の他に、このReading Tree
をStage12 まで終えると、中学英語で学ぶ文法事項やIt 〜 that や
too 〜 to などの構文といわれているものなど全て自然な英語の中で
使われているものを目にすることが出来ます。対策方法がないと
いわれている長文問題など、問題文が「長い」と感じることはなくなり、
『こういう問題一番易しい』と言うようになりますよ。

〉使い出したばかりの頃は、お上品な感じで、子供がのってこないかなあと
〉心配しましたが、だんだん活用できるようになりました。
〉単語の繰り返しなど、考えて作ってあると思います。

   ツリーの各枝の部分で登場人物が統一されているので、
1冊読み終えた後、次の本にも同じ主人公が出てくるのが
同じレベルのまったく違うテーマの絵本を与えるよりも、
子どもには安心感を与えるようです。大人はいろいろなものを
読みたくなりますが、子どもは繰り返される安心感を好む場合が
多い様子です。

〉大人が読んで楽しめるかどうかは???

   読む方の英語力にもよりますが、Stage 7 位からは
楽しめるのではないでしょうか?

〉もうちょっと安ければ言うことないんですけど...

   う〜ん、自分のために買うのは高いけれど、子どもを
英語教室に通わせることを思うと、こんなに安いものはない!
のではないでしょうか?
   今の時代、子どもを育てるおかあさんはとても精神的に
大変になっています。子どもを幼児英語教室に通わせると、
ちょっと1時間位ゆっくりお茶、とか1人でゆっくり自分のものを
お買い物できる、という効用があります。でも、まったく
『英語の好きな、英語の出来る子にしたい』という一心だけ
ならば、家でお母様がこうした教材を使ったり、テレビ番組
など利用して子どもの英語力はいくらでも伸ばせると思います。
そして自分の英語力も磨けます(^^*)

Happy Reading!


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