Re: MOMA娘の英語報告: まりあさんへ

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/7/18(03:12)]

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[喜] 1157. Re: MOMA娘の英語報告: まりあさんへ

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2004/1/6(03:01)

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MOMA親爺さん、今晩は。まりあです。
 
〉  いつも、お答え頂きありがとうございます。

  独断と偏見を聞いて下さる方がいてしあわせです。 

〉〉  激しく同意です。当然 怒 マークは学校英語に対して、です。 

〉  最初に怒 マークを見たときはびびってしまいましたよ。なんか
〉  変なことをかいたかなあ・・とね(笑)。

  ビックリさせてごめんなさい。 

〉  これはもう最初から実践しています。「クイズ」なんだよと
〉  いっています。だけど宿題をやらないわけにはいきませんから
〉  なかなかに、ため息ものなんですよね。

  宿題多いようで、大変ですね。うちはあんまり宿題の出ない
学校だったかも知れません(出してもやらない?)。でも一度
MOMA親爺さんが憤慨なさるような問題集が夏休みの宿題になったとき、
「テレビを見ながらやりなさい」と言いました。テレビつけていたら
頭に残らないだろうと...
 

〉  一緒に英語を読んでいるとき「この単語は教えよう」と思うものと、
〉  「教えたいけど、我慢しよう」と思う部分がありましてね。

  ほんとにそうですね。ちょっと教えてしまったら時間の節約に
なる単語と、身に付けて欲しい単語がありますね。

〉  例えば「What I mean」なんていうのは、自分で使えるようになって
〉  欲しいので教えません。また児童書を読んで私自身がびっくりしたのが
〉  be supposed to という表現がびっくりするくらいたくさん出てくること
〉  でして、たとえばMarvin Redpost 君の妹 Linsey ちゃんもよく使うし
〉  他のシリーズでもよく見かけます。

  学校で、難しい表現として教わるものでも、児童書では子どもが
どんどん使っているものがありますね。最たるものは仮定法でしょう。
子どもって決定権が少なく、親とか学校とかの監督下で生きているから
大人以上に仮定法が必要なんだなぁ、と思いました。

〉  高校に入る頃にはやってみようかな・・Grammar in Use
〉  持ってないんです。一回覗いてみても良いかもしれませんね。

  赤いEssentialなら中1から出来ますよ。学校でおかしな文法を
教えられる前にやった方が良いのでは?文法書としては、とても
語感を大切にしていると思います。イラストが入っていて、表情から
シチュエーションが分かります。CD付きが出ると案内されてから
大分たちますが、もう出たのかな?高校生向きのIntermediateには
以前からCDがついていますが、読み方に表情がついているんです。
「財布を落とした」というのはいかにも焦った声で、とか嬉しいことは
嬉しそうに、文句は非難がましく、とか...
  これを聞くと、日本の教材のCDが全部を一本調子で読み上げて
いるのがとても不自然なことに気付きます。
 

〉〉  ちなみに学校で進行形に関して全く触れないのが、例えば弟が
〉〉  おやつをお姉ちゃんの分まで食べちゃったような時、
〉〉  You are being greedy! だと、今食べちゃったことの非難、
〉〉  You are greedy! だと、あんたったらいっつもがっつき!
〉〉  という人格非難、喧嘩になりかねないという雰囲気。
〉〉  大人の会話では You are ○○○. You are being ×××.
〉〉  が普通だということを説明した学参見ませんね。大事な区別だと
〉〉  思いますが...

〉  これ、面白いですね。あまり意識したことがなかったです。確かに
〉  本を読んでいると、子供がこんな表現しているような・・

  上司が部下に言う場面も、誉め言葉なら現在形、非難する時は
  進行形(特定の行為だけ非難)になっているのが普通だと思います。     
  逆になっているとしたら、「たまには良いことするね」みたいな
  イヤミなんじゃないかなぁ?

〉  う〜ん、過激だ。すごいですね。先生を首にする前に、やって見て
〉  欲しいことがあります。大學の入学試験を革命的に変えてみることです。
〉  かなり変わってきているとは聞いていますが、革命的ではないでしょう。

  さっき「SSS タドキストの広場」の9264でも書いたばかりですが、
受験英語なんかやらなくても大学は受かると思います(京大・早大除く)。
受験英語がどうしても必要なのは、予備校の模試なんです(特にS予備校)。
多読をやった方がずっと楽に大学には入れると思います。 

〉  だけど、自分の子供には間に合いそうにない、これが頭が痛いところですね。

  私は息子に受験問題集を1冊もやらせませんでした。SEGには
中2の2学期から通い、Oxfordの文法書やアメリカの小学校の教科書
とかやって英語をやらなかったわけではありませんが、英頻とか○会
参考書とか一切やっていません。多読は高2の1年間。それでY予備校の
模試は比較的にましな英語ですから、結構順位も良かったのですが、
S予備校の11月頃の模試で英語の偏差値56、志望校判定E。
「よしよし、Sで偏差値70超えるような間違った英語を身に付け
させた覚えはないぞーーーーーーー」と叫びつつ、不安がなかった
と言えばウソになります。でもここが親としての踏ん張りどころだと思い
ましたね。模試でいくら良い点数をとっても、本番の入試に1点でも
加点されるわけではありません。そのために受験英語を学ばせるのは、
禍根を残します。

  ちなみに娘は大学を受験せず、内部進学で上がりましたが、
内部進学のために必要な2回の実力テストの課題として、英頻を
1冊仕上げさせられたのです。その後、大学3年生の時に1年間
イギリス留学をしましたが、レポートなど書く段になると、
ちらほらと英頻で覚えた表現が出てきてしまうのですね。それを
全部直されていました。もちろん1年間イギリスで暮らした娘の
方がリスニング・スピーキングともに息子をはるかに上回ります。
でもTOEFLは、リーディング・ライティングともSEGで学んだ
息子の方が良い点でした。英頻1冊のために留学費用の半分位
損をさせられた気分です。

  本物の英語が出来れば、大学には入れます。本物の英語の
方が学ぶのが楽しいです。親が子どもの模試の成績が悪くても
耐える度胸を持ちさえすれば、受験英語は要らないのだと思って
います。

Happy Reading!
 

  

 


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