Re: MOMA娘の英語報告: まりあさんへ

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1156. Re: MOMA娘の英語報告: まりあさんへ

お名前: MOMA親爺
投稿日: 2004/1/6(01:03)

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まりあさん、明けましておめでとうございます。 

  いつも、お答え頂きありがとうございます。

〉  激しく同意です。当然 怒 マークは学校英語に対して、です。 

  最初に怒 マークを見たときはびびってしまいましたよ。なんか
  変なことをかいたかなあ・・とね(笑)。 

〉 こういう時、娘さんにどんどん「なんじゃこれ!」といった方が
〉よいと思います。中学生になればもうテスト対策と本当の英語の違いを
〉十分理解できると思います。上の例のような問題は、英文法を機械的に
〉練習させているだけだと説明してしまった方が良いと思います。

  これはもう最初から実践しています。「クイズ」なんだよと
  いっています。だけど宿題をやらないわけにはいきませんから
  なかなかに、ため息ものなんですよね。

〉お嬢さんの場合、学校の英語はそう割り切って解答するクイズなんだ、
〉とはっきりさせないと、折角身に付けた英語に悪影響が出そうで
〉心配です。 

  悪影響はでているかもしれません。妙に定規を当てられているようで、
  のびのびしているのは、多読をしているときなので、これは大事。 

〉教育現場にはエベレスト山ほど注文がありますが、1000年河清を待つ
〉間に我が子は育ってしまいます。親が少しでも手助けするしかないのでは?

  一緒に英語を読んでいるとき「この単語は教えよう」と思うものと、
  「教えたいけど、我慢しよう」と思う部分がありましてね。
  例えば「What I mean」なんていうのは、自分で使えるようになって
  欲しいので教えません。また児童書を読んで私自身がびっくりしたのが
  be supposed to という表現がびっくりするくらいたくさん出てくること
  でして、たとえばMarvin Redpost 君の妹 Linsey ちゃんもよく使うし
  他のシリーズでもよく見かけます。この表現は私大変気に入っています
  ので、「ぐっと我慢して」教えません。語感をつかんで欲しいと思って
  います。いつか気がつく時がくると思っています。私自身、児童書を
  読むことで英語の世界がかなり広がってきていますが、特に英語で表現 
  をしたいのであれば、皆さんおっしゃるとおり、レベル3くらいまでの
  英語を浴びるほど読めばなんとかなるのでは・・と、ますます思うよう
  になってきています。この辺は私の独断ですので、なにが良くて何が
  悪いのかよくわかりませんが、私自身のアメリカでの経験からいうと
  work, believe,expect,see,realize、meanなんていう単語のホントの
世界を知るといいたいことがすごく楽になってくるのです。
そして、こんな単語は辞書をいくら引いても上手に使いこなせる物では     
  ないような気がします。日本にいる限り、多読しかないんではないかな。

〉Are you speaking English? こういう文を見つけたら、
〉  我が家ではどんなときこういう質問が必要か、親子で考えました。 
〉  聞いてりゃ分かるだろうに...それをわざわざ尋ねるということは、
〉  相手が英語を話していると確信できない時のはずで
〉  「あんた喋っているのは(私には不明だけど)英語か?(発音まるで
〉   なってないね)」ということになるんじゃない?..とか...
  
  不自然ですよね、全く。

〉学校で教える訳は語感を無視していて全くあてにならない。かあさんにも
〉本当のところは分からないけど、だから多読が必要なんだよ、という風に
〉我田引水。
〉  
〉  文章の意味なんて、前後があって初めて確定するもので、
〉  シチュエーションなしのたった一行を、正しく訳す、なんて
〉  不可能ですよね。

  おっしゃる通りです。しかり。
   
〉じゃあ、進行形って実際はどんなとき使うためにあるのか?
〉ということになると Grammar in Use を頼りました。酒井先生には
〉異論がおありかも知れませんが、本物の英語を身に付けさせたい、でも
〉学校の成績もほどほどには欲しい、となると文法はどうしても必要です。
〉そこで Grammar in Use は分厚くて負担感があるので、身開きを1枚に
〉コピーして(1冊を2人の子どもに使わせられるという目的もあり)、
〉1回1ユニットずつ、1年位かけてやらせました。学校の問題集に比べて
〉ずっと不快感が少なく、能率が良かったようです。

  高校に入る頃にはやってみようかな・・Grammar in Use
  持ってないんです。一回覗いてみても良いかもしれませんね。

〉  ちなみに学校で進行形に関して全く触れないのが、例えば弟が
〉  おやつをお姉ちゃんの分まで食べちゃったような時、
〉  You are being greedy! だと、今食べちゃったことの非難、
〉  You are greedy! だと、あんたったらいっつもがっつき!
〉  という人格非難、喧嘩になりかねないという雰囲気。
〉  大人の会話では You are ○○○. You are being ×××.
〉  が普通だということを説明した学参見ませんね。大事な区別だと
〉  思いますが...

  これ、面白いですね。あまり意識したことがなかったです。確かに
  本を読んでいると、子供がこんな表現しているような・・
    

〉  PB読んだこともない英語の先生、首にして欲しい!

  う〜ん、過激だ。すごいですね。先生を首にする前に、やって見て
  欲しいことがあります。大學の入学試験を革命的に変えてみることです。
  かなり変わってきているとは聞いていますが、革命的ではないでしょう。
  それだけでも教育現場は変わりそうですが・・どうでしょう?
  少なくとも一番安上がりだと思いますが。
  それでも変わらない旧態依然とした先生にはどんどんおやめ頂く。

  だけど、自分の子供には間に合いそうにない、これが頭が痛いところですね。

  まりあさんのエベレスト提言、これからもお聞きしたいです。

  今年もよろしくお願いします。


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