Re: MOMA娘の英語報告: チクワさんへ

[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/7/18(03:07)]

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[怒] 1153. Re: MOMA娘の英語報告: チクワさんへ

お名前: まりあ@SSS http://www.buhimaman.jp/
投稿日: 2004/1/5(02:16)

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MOMA親爺さん、明けましておめでとうございます。 まりあです。

  夏休み報告の時に、「書き込みます」とお約束したまま
果たせていなかったので、今回の機会に少し書かせて頂きます。

〉  多読でもしてくれないと、やはり
〉  心配です。学校英語は、やはりなんといいますか固いのです。教科書は
〉  いいのですが、宿題やドリルが相当無理があるように思えてなりません。

  激しく同意です。当然 怒 マークは学校英語に対して、です。  

〉  英語には注文があります。少なくともドリルというか問題集には大いに不満があり
〉  ます。余りに問題の作り方が機械的なのです。この冬もうんざりしました。
〉  例えば現在進行形なんてのがありますよね。
〉  Do you speak English?→進行形にせよ→Are you speaking English?
〉  これはまあよいとして
〉  Do I speak Englsh?→進行形にせよ→Am I speaking English?
〉   なんてのが出てくるわけです。なんじゃこれ。といいたくなります。

こういう時、娘さんにどんどん「なんじゃこれ!」といった方が
よいと思います。中学生になればもうテスト対策と本当の英語の違いを
十分理解できると思います。上の例のような問題は、英文法を機械的に
練習させているだけだと説明してしまった方が良いと思います。

  学校では、いわゆる進行形に出来ない動詞、とか習いますが
それ以外にも He/She is running. と言うことはあり得るだろうけど、
I'm running. なんていつ言うか? という実際には起こりえない
組み合わせも考えられて、実社会ではHe/She is を I am には
入れ替えられないことがあるわけです。練習問題は、こういうことを
無視して、単に Iを He にしたら am を is にする 、という
指導ポイントだけを練習させるものであることを、中学生なら理解
出来ると思います。特に在米経験があって英語が分かっている
お嬢さんの場合、学校の英語はそう割り切って解答するクイズなんだ、
とはっきりさせないと、折角身に付けた英語に悪影響が出そうで
心配です。  

〉  語感・語法をもっと大事に育てる工夫を教育は考えて欲しいものだと思います。

教育現場にはエベレスト山ほど注文がありますが、1000年河清を待つ
間に我が子は育ってしまいます。親が少しでも手助けするしかないのでは?
税金だって払っているのに不当ですが仕方ありません。
  
  Are you speaking English? こういう文を見つけたら、
  我が家ではどんなときこういう質問が必要か、親子で考えました。 
  聞いてりゃ分かるだろうに...それをわざわざ尋ねるということは、
  相手が英語を話していると確信できない時のはずで
  「あんた喋っているのは(私には不明だけど)英語か?(発音まるで
   なってないね)」ということになるんじゃない?..とか...

学校で教える訳は語感を無視していて全くあてにならない。かあさんにも
本当のところは分からないけど、だから多読が必要なんだよ、という風に
我田引水。
  
  文章の意味なんて、前後があって初めて確定するもので、
  シチュエーションなしのたった一行を、正しく訳す、なんて
  不可能ですよね。
   
じゃあ、進行形って実際はどんなとき使うためにあるのか?
ということになると Grammar in Use を頼りました。酒井先生には
異論がおありかも知れませんが、本物の英語を身に付けさせたい、でも
学校の成績もほどほどには欲しい、となると文法はどうしても必要です。
そこで Grammar in Use は分厚くて負担感があるので、身開きを1枚に
コピーして(1冊を2人の子どもに使わせられるという目的もあり)、
1回1ユニットずつ、1年位かけてやらせました。学校の問題集に比べて
ずっと不快感が少なく、能率が良かったようです。

  ちなみに学校で進行形に関して全く触れないのが、例えば弟が
  おやつをお姉ちゃんの分まで食べちゃったような時、
  You are being greedy! だと、今食べちゃったことの非難、
  You are greedy! だと、あんたったらいっつもがっつき!
  という人格非難、喧嘩になりかねないという雰囲気。
  大人の会話では You are ○○○. You are being ×××.
  が普通だということを説明した学参見ませんね。大事な区別だと
  思いますが...    
  
〉  英語の問題集というのは、害が多いと思いました。ちょっと安易に作られすぎて
〉  いる。これこそnative checkを厳密にやって欲しい。「機械的にならその問題は
〉  成立するけど、実際はそんな英語は使わないからボツ!」と激しくチェックして
〉  ほしいものだと思います。初等教育こそ厳密に・・これ注文だなあ。

  PB読んだこともない英語の先生、首にして欲しい!

2004年も我が子に Happy Teaching!   


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