[掲示板: 〈過去ログ〉親子で多読を楽しむ -- 最新メッセージID: 4028 // 時刻: 2024/11/24(10:24)]
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お名前: えっちゃん
投稿日: 2003/11/10(03:09)
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しおさん、こんばんは。土曜日はブッククラブでお会いできて本当に良かったです。紹介していただいたAddison-wesleyの昔話、中学生が思いのほかすらすら読めて、喜んでいます。なんだか、助走がついたようで、そのあと、随分他の本も読んでいました。紹介してくださった、他の本も検索してみて、少し買い足してみようと思っています。ありがとうございます。
"しお"さんは[url:kb:1015]で書きました:
〉sumisumiさんも職人さんも読んでくださっていたんですね。えっちゃんさんにもブッククラブでお会いしたとき「投稿がなくなってたからどうしたのかなと思いましたよ」と言われたところだったので、短い間に思っていたよりたくさんの方が読んでくださっていたんですね。あの投稿は、途中から自分の子育ての反省の話に脱線していったこともあって、ちょっと恥ずかしくなってしまったのです。でも、ここは親子読書だけでなく子育てのことは何でもありの広場なのだから、消すことなかったのですよね。
再投稿してくださったんですね。また、読めてとってもうれしいです。そうそう、えっちゃんって呼んでくださいね。
〉私は、今年になるまで1日の時間の大半を家事と子どもの世話に割いてきましたが、頭の中はいつも「今日中にあの本読まなくちゃ。どこで時間を捻出しようか。今月の計画はこうして。えーと書評は・・・」なんて頭の中の97%以上(いや、正直にいえば99%くらいかもしれない)が自分のことだったような気がするんですね。これが子育てストレスからの逃げ道だったのかもしれません。でも、こういう心の芯の部分がうわの空の母親といる子どもの気持ちってどうだったかな、と考えてしまうんです。子どもは私と同じ世界にはいろうとして必死だったのではという気がしてなりません。いまちょっと埋め合わせをしたいなと思っているところです。あんまりできてませんが・・・。
親がそう思っている、気がついてくれたっていうのはこしおちゃんもすぐ気がついてくれたと思います。子育て中って、本当に息が抜けないし、特に、家で子育てをしていて、子どもが幼稚園に入るまでは、対人関係も少なくなって、ますます息がつまりますよね・・・
子育てストレスの逃げ道があって、本当に良かったですね。私も子育てには苦労しているので、よくわかります。
でも、酒井先生の多読の本をよんで、実際に多読を始めてから、その方法論にこれは共感できる!!と思ったのは実はその子育てのおかげなんです。掲示板に時々上げている中学2年生の娘のほかに、小学校の5年生の女の子と3年生の男の子がいます。この3年生の男の子がhandy-cappedで知的障害があるんです。その彼の言葉を覚えていく様子がまるで、スローモーションを更に、コマ送りしていくような成長の仕方なんです。最近酒井先生が言葉はひとかたまりで覚えていくと良くおっしゃっていますが、まさにそのとおりの成長をしてきたので、多読を始めたときの迷いというものがとても少なかったと思うのです。
例えば、
(1) トイレに入って、一度「わ〜、大きなウンチがでたね!」とほめてあげると、彼は、そのフレーズ全体を、親が使った場や雰囲気で覚えていて、とりあえず、どんどん使います。次にトイレに入ると、「わ〜、大きなウンチがでたよ!」というので、見に行くと・・・ほんのちょっぴりだったり、出ていなかったり・・・そのたびにこれは小さいね。まだ、出てないね。と教えてあげます。
(2) 親がお天気のいい日に窓をさっと開けて、「今日はいい風がふいているね〜」と気持ち良さそうにニコニコして言うと、次にばっと窓を開けて、「今日はいい風がふいているね。」とニコニコしていうので、外を見てみると、雨がしとしと風はなし・・・これは雨が降っていて、風はないね。と教えてあげます。
(3) 色名もいまだに難しくて、よくわかりません。でも、考えてみると、色って難しい。緑って、信号のみどりは青だっていうし、新緑のみどりも、深緑もとりあえず、緑で、まだまだグループ分けに戸惑っているようです。
子育てで一生懸命のときって、随分追い詰められているという気分になるものなんですが・・・、子育ての逃げ道があることはとっても大事!!だって、疲れすぎるとこんなに楽しいことを言ってくれているのに、これは大きくない!風も吹いてない!!って、怒るばかりです。わたしもいろいろ逃げ道を探してきました。今思い出すと、一生懸命の自分も子どももキラキラしていたと思います。
なんだか、自分のことばかり書いてしまいました。ごめんなさい。
しおさんも、たくさんこしおちゃんとHappy reading!!
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