劇場における肘掛け問題

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1285. 劇場における肘掛け問題

お名前: ペギー双葉山 M
投稿日: 2005/6/1(22:46)

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レビューを読む人には、「ネタバレされない権利」(最低限の予備知識で読みたい欲)
が発生しますが、逆に、本を読了した人には「ネタばらししたい欲」が発生しますね。
(するんです!)
この2つの欲求をいかに満たすかがポイントなんですが、
同時に同じ場所で満たすのは不可能ですね。
分けるか、どちらかがある程度我慢するしかないです。

書きたい欲と、知りたくない欲、どっちを優先させたらいいでしょうね。

「劇場における肘掛け問題」という有名な命題がありまして、
右、左、どっちが自分の肘掛けなのか、というのは、
シェイクスピアも答えが出せなかった未解決問題なんですけど、
こういうのは、通常、「声(態度)の大きいほうが勝つ」というのが実情ですね。

しかし、それは民主的ではないので、
「狭い坂道での離合マナー」を提案したいですね。

これは、坂道ですれ違うとき、どっちがブレーキをかけるか、
という問題なんですが、
これは、下り坂の方が止まる。
上り坂の方が止まると、坂道発進しなきゃいけないですから、
エネルギーが必要。
(凍った道路は別? それは置いといて)
 
 
これを今回の問題に当てはめると、
うれしくてしょうがない人は、読むエネルギーは満ちあふれていますから、
ブレーキをかけても大丈夫。すぐ発進できます。
逆に、読める本はないだろうか、と一生懸命探している人は、
もしかしたら、停滞を抜け出したいともがいている人かも知れない。
そういう上り坂にある人かもしれない。

という訳で、どっちかと言えば(強いて言えば、ですよ)
書きたい欲の方をちょっと我慢してもらった方が、全体としては、
いいのかなあ、、、と言う気がしますね。

以上、あくまでご参考に。


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