Re: 「PBの広場」はあったほうがいいのでは・・・

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1164. Re: 「PBの広場」はあったほうがいいのでは・・・

お名前: れな
投稿日: 2005/1/19(19:57)

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杏樹さん、それから、PBの広場に関わるすべての皆さま、こんばんは。
れなです。

遅レスでごめんなさい。
投稿すべきかどうかちょっと迷ってました。
今も迷っていますが、言葉にしなければ相互理解はないのだなって思いますので、
PBの広場にお世話になっていた1人として、今回のこと、それからPBの
広場のことをどう考えていたのかをお話ししてみます。
別にどなたかを非難したいわけではないので、そういう考え方もあるのか、
くらいに読んでいただけると嬉しいです。

PBの広場が統合されるとうかがって、最初に思ったのは、「じゃあ、とうとう
引退かな」ということでした(笑)。でも、それは、それ以前から考えていたことだったんです。

私がPBの広場に地道に投稿していたのは、「そんなに面白いなら読んじゃえ」
と思ってくれる人が現れること、「読もうと思えば読めるのかも」と思って
くれる人が現れることを期待してのことでした。最初からPBを読んでしまった
私には、難しさの差はわからない。でも、読もうと思えば本当は読めるのだと
いうことはわかっているからです。

けれども、結果として、そうはなりませんでした。
いえ、いらしたのかもしれないけれど、それは決して表に現れることはなかった。
いつでも言われました。「まだ読めない」「全然読める気がしない」「いつかは
読みたい」。PBの広場は「敷居が高い」と言われ、「何冊も読めないと
投稿できないような気がする」と言われていました。

最後の時期には、投稿してくださる方が増えてきていましたが、それもやっぱり、
ある程度読めるようになって読んでいる方々が意を決して、という感じでしたよね。
「目標にしている」という方や「あこがれている」という方は大勢いらっしゃい
ましたが、その思いは逆に、PBの広場の周りに壁を作るものだったのだと思います。

そういうことすべてが、私にはとても悲しい、残念なことでした。
語数報告の広場では、時々、一般向けPBも報告されていましたが、それが
PBの広場まで続いてくることもありませんでした。
皆さん、すくんでいらしたのでしょう。少なくとも、私にはそう見えていました。

だから、ちょっと方法を変えてみようかなと思いました。でも、もしかすると、
私みたいな重しがいないほうが気楽なのかもしれないな、とも思ったのです。
広場の統合が発表されたのは、そのころのことでした。

そのまま消えようかなとも思っていたのですが、一応ごあいさつにと思って、
最後のPB報告を書きました。
そして、ある意味、これはPB派にとってのチャンスかもしれないな、と
思いました。「高い敷居」がある限り、どんなに言ってもやはりPBはPB
としてしか扱われない。別枠の、隔離された存在であり続けてしまう。
けれど、「本」という枠ですべてが平等であるのなら、何かが違ってくる
かもしれない。そう思ったのです。

ただ、たとえそうであっても、私の報告の形式は、重し以外の何者でもないな、
と思いました。PBの広場に壁を作ったのと同じことが、また繰り返されるだけ
だからです。今はもっと読める人が増えてきたから違う、と言われるかもしれません。
でも、本当にそうでしょうか?
読める方はずっといたんです。悩んでる方もいた。でも、それはほとんど表には
現れてこなかったし、広場があってもなくても、その意味では同じことなのです。

PBは憧れだという、でもかなり読めるようになっていないと
読める気がしないという大きな壁を、私は越えることができませんでした。
だから、今回の統合には、反対ではないのです。
ただ、PBの広場のデータだけを持ってきたのは、過去を引きずりすぎて
ちょっとつらいかなと思いますが。

もしも本当にPBを読めるようになりたいのなら、PBの紹介も大切だと
思ってくださるなら、そんな風にPBだけを特別扱いしないでください。
絶対無理だと言わないで、同じ本の仲間にしてあげてください。
本当に読みたいなら、簡単な本に逃げ帰らないで、
騙されたと思って投げずに読んでみてください。

PBに移行できない、という問題を話し合うには、本を紹介しあうための広場ではなく、
例えば英語学習を中心に進めたい方々のために「英語」の広場があるように、
とにかく読みたい本が読めるようになりたい方々のための「読むこと」の
広場のようなものがあるといいのかもしれませんね。
英語ができるようになりたい人と、読みたい本をなるべく早く読めるように
なりたい人に要求される読み進め方は、本当は違うのだと思います。
私はもちろん、「読むだけ」の人(笑)。

読んでくださってありがとうございました。
どうか楽しい読書を。


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