3年半と720万語おめでとうございます

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425. 3年半と720万語おめでとうございます

お名前: 杏樹
投稿日: 2006/12/7(00:55)

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カイさん、こんにちは。

〉実に中途半端だと思いつつ
〉多読生活3年半報告と720万語報告にやってまいりました。
〉12月中に報告しとかないと、一年が終わらない!と思い込んでの登場です。(なんで?)

ま、今年の総括と言うことで。
3年半と720万語おめでとうございます。

〉どうやら、
〉体力 ○、読む時間 × の時でで5万語ぐらい、
〉体力 ○、読む時間 ○ の時で20万語ぐらい、
〉体力がダメダメな時は、かぎりなくゼロ!が、私のペースのようです。

〉うーん、表にしてみるもんですね。いままでそんな事知らなかった。

初めて知る衝撃の事実(?)
自分のパターンがわかってくると停滞対策にもなりますね。今は体力がダメだから読めないとか。

〉------------------
〉◎感想いろいろ
〉------------------
〉300万語ぐらいまでの「読みたい!読みたい!どんどん読みたい!」という強烈さは抜け
〉多読以外の生活も楽しみたい。世の中には面白い事っていろいろある。
〉という穏やかな読み方に移ってきています。
〉でも、多読は生活の一部だから辞めることはない♪そんな感じ♪
〉生活に根付いた一年。そんな気がしています。

〉この一年で変わったなぁ。と思うのが本の選択方法。
〉今年の後半はファンタジーしか読んでない!偏ってますよね〜

自分の多読スタイルが確立したということではないでしょうか。本当に読みたいものを読む、が実践できるようになったということで。

〉ちょっと前まで、限りなくゼロに近いとはいえ微かに漂っていた
〉「英語が出来る人になりたい」という『欲』のような物が完全に消えました(爆)
〉それが良いのか悪いのかは謎ですが、
〉私が読みたい本を読むの!なんか文句あっか!という気合が以前より輝いています(爆爆)
〉多読を始めた当初から「これを読まなければ」という意識が低かったんですが、その技に磨きがかかったようです。

自然体になってきたんですね。「英語が出来る人」なんて幻想ですよ。

〉この、ある意味我儘な多読生活、私には合っているようです。
〉のらりくらり、ぼちぼち 多読を続けたいな。そう思っています。

〉皆々様も、ご自身に合った多読生活が見つかりますように。
〉いろいろな方法で楽しく続けられる事が、希望の光になると思うから。

英語の本を読むのは「勉強」じゃなくて「楽しみ」「趣味」ですね。

〉みんなでいろいろな道を切り開き、整備していけたらいいですね。
〉私は先陣きって歩く係、私は草を刈る係、私は石をどける係。みたいに。
〉一度出来た道を消さないように歩く係や出来た道を広げる係、看板立てる係も必要かも。
〉たくさんの人がいろいろな方法で、そしていろいろな考え方で多読に関われば関わるほど、
〉素敵な道が何本も出来そうだな。そう思うのです。
〉多読の方法が多様になれば、後から続く人たちの選択肢が増えますし♪

うん、うん。自分に合った方法を探りながら読み進むうちにだんだんそれぞれの役割や道ができていく感じですね。

〉それぞれの楽しみ方で Happy Reading!
〉 

〉------------------------------------------------------
〉最後に上の感想で出てきた本のご紹介♪
〉ファンタジーだけの紹介になってしまいました。
〉(ファンタジー以外で読んだのは、他の方が紹介してくださってるので飛ばし!)
〉興味の無い方は、ここからは捨ててください。
〉------------------------------------------------------

私の読んだ本はカイさんとかぶらないようですけど、カイさんはファンタジーをたくさん読んでるので、カイさんの読んだ本は私が読みたくなる本が多いです。…で、いつ読むんでしょう?ああ、エリエールが…。

〉■Inkheart 
[url:http://www.seg.co.jp/sss_review/jsp/frm_a_120.jsp?cd_syuppan=0000009880]
〉YL8 156,000語
〉雨の降る夜、男が私達の家を見つめていた。
〉MOは言う。
〉「彼は私に会いにきたのだ」
〉すべてはあの夜から始まった。
〉顔に3本の傷のある男が、私達の家に来た日から。
〉ううん、違う。もっと前から始まっていた。
〉私が知らなかっただけで...

〉面白い!!!
〉本好きなら一度は夢にみるような出来事が現実になっています。
〉でも、現実になることが、必ずしも幸せとは限らない...
〉優しいお父さんMO(本名Mortimerを縮めた愛称)と一緒に、本に埋もれるように暮らすMeggieが主人公。
〉本好きな人々が、主要な登場人物に多数存在していて、
〉本に対する並々ならぬ愛情がほとばしっています。

〉そしてこの本、各Chapterごとに、いろいろな本の引用が最初に書かれています。
〉その内容が、そのChapterの展開を暗示するように...
〉引用された作家さんは24名!
〉Chapter数は59!(同じ作者の方から別の本が引用されている事もあります)
〉TolkienやDahlも引用されています。
〉これだけでも、本好きなら読みたくてしょうがなくなる本だと思いませんか?

「本好きなら」「本に埋もれて」…思い切り誘われてるような気がします。おまけにトールキンにダール!?!うわ〜〜〜!

〉読み応えのある素晴らしい本です。
〉しかし、難しい...
〉しかも3部作の1作目!謎がいっぱいあるまま終わっています。

〉2作目InkspellがようやくPBになるようなので(予約可になっていた)カートに入れてしまいました。
〉よ、よめるのか?自分?
〉読み出すまでに気合の必要な(笑)でも面白い本です。

〉3部作の予定ですが、最終巻はまだ刊行されていません。いつかな?

とりあえずカイさんが読んだら報告を待つことにしようかな…。いつかな?

〉 

〉■Spiderwick Chronicle シリーズ 全5巻
〉YL4〜5 語数1万語前後 
[url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1866]
〉お気楽ファンタジーです。肩の力を抜いて読めます。
〉ハードカバーしか販売が無いのが、泣き所ですね。でも面白い!
〉ファンタジー好きにはおなじみの妖精やドワーフ、トロール、ゴブリンなど盛りだくさん。
〉アーサー叔父さんの残した『Field Guid』を読むと、ファンタジーの生物の生態が分かってしまう。
〉それはとてもワクワク出来る事で、それでいて、とても危険な事なのです。

ドワーフ、トロール、ゴブリン…たしかにわくわくします。

〉■Earthsea シリーズ(ゲド戦記) 全5巻 + 外伝
〉YL8.5前後 語数 5万語±2万語(かなり誤差がありますので、書評でご確認ください)
[url:http://www.mcpl.lib.mo.us/readers/series/juv/title.cfm?id=1163]
〉ファンタジーの古典と言っても良いのではないでしょうか?
〉本当に読み応えのある本です。
〉私はただいま2巻まで読了♪続きを読むのにワクワクしつつ、
〉もったいない気もして(笑)ゆっくり熟成させています。
〉私はかなり読みやすかったのですが、「読みにくい」という方多数。
〉言葉のフレーズ、一つ一つに隠された意味があるような不思議な文章です。
〉禅問答に答えを出そうとする感覚と似ています。
〉考え込まずに、心の中をすーっと通り過ぎさせる事が出来る方は
〉きーっと英語でもがんがん読めます!

うわあぁぁ〜〜〜。ついに読みましたか。私もそろそろ読めるかなあ、とは思っているのですが。

〉■Ropemaker, The
〉書評なし
〉YL7〜9ぐらい? 196,000語(概算)
〉ISBN: 0385730632

〉魔法を伝える一族に生まれたTiljaは
〉魔法によって守られた谷で育った。
〉しかし、谷にかけられた魔法が消えかかってきたのだ。
〉谷の魔法が消えれば、帝国から人が来る。
〉そして谷は戦場になってしまう。
〉谷の森の魔法を守る一族からTiljaとMeenaが 
〉谷の山の魔法を守る一族からAlnorとTahlが旅に出る。
〉谷の魔法を再びよみがえらせる為に。

〉正統派のファンタジーだと思います。
〉魔法を伝える一族に生まれても、
〉その力を受け継ぐのは姉妹の中でただ一人。
〉そして、長女でありながら、力を受け継がず、
〉妹が力を受けついだ事を受け入れながら
〉それでも葛藤を隠せないTiljaが主人公です。

〉魔力を持つスプーン、ROC鳥、賢者(という表記は出てきませんが私のイメージ)の魔法使いなどなど
〉ファンタジーらしい登場人物が盛りだくさん。
〉一人の少女の成長を軸に大きな時間の流れを感じるファンタジーになっています。

〉久しぶりに「あら?知らぬ間に敵は倒れた」という感覚で読んでいた本です。
〉いやぁ、たくさん飛ばしても面白い本は面白いんです。

これもおもしろそうですね。いいなー、ファンタジーをいろいろ読んでいて。そういえば私の多読の目標はファンタジーを原書で読むことだったはずなのに、どこに寄り道をしているのやら…。 

〉ここまでながーい文章お読みいただいた皆様、ありがとうございました!
〉よいお年を!(って気が早すぎるってば!)

便乗で「よいお年を!」


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