Re: みんな最初はゼロだった。

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318. Re: みんな最初はゼロだった。

お名前: Ernie
投稿日: 2006/10/2(23:04)

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間者猫さん、こんにちは。
Ernieです。

〉 2002年10月2日に多読を始めて4年が経ちました。

4周年、おめでとうございます!

〉”4年もほとんどかかさず洋書を読んでいたんだなあ”と振り返るとちょっと驚きです。

4年って凄いですねぇ。
私は期間にしてまだ半分強・・・。
でもきっとずっと続けていくだろうな、いつかは私も4周年を迎えるんだろうな、と当たり前のように思うし、
きっと間者猫さんも気付いたら、程度なんでしょうね。

〉多読3原則の2つも守れないのに提唱してくださった酒井先生に感謝(チクっちゃったよ、先生)。

3原則の2つも守れない、の部分、大いに笑わせて頂きました。
(でも、実際そうですからねー(笑))

〉■読むこと

〉 Michael Connellyのプロットのうまさ・人物描写の巧さにうなり、
〉 社会と向き合うDennis Lehaneに考えさせられ、
〉Roald Dahlの無気味さに寒くなったり、
〉Stephen Kingの狂気の中の美しさに魅せられたり、・・・。
〉原著で読むことができて本当に幸せです。
〉 最近では、邦訳ではほとんど読むことのなかった文学作品も少し読み始めました。
〉Hemingway, Steinbeck, Maugham, Salinger。
〉まだまだ読んでみたい作家・作品が山のようにあります。
〉 もちろん、撃沈される本も多々あります。
〉当面リベンジを誓ったのは、
〉Patricia HighsmithとJames Ellroyです。
〉覚えてろよ!

そういえばPatricia Highsmithも原書で読み直してみたいです。
リベンジってことはかなり難しかったってことですよね。
邦訳でそんなイメージはなかったんですけど(いや、もうウロ覚え状態ですけど・・・。)
英語はクセがあるんでしょうか。

さて、以下、バッサリ、のピンポイントレスで申し訳ないのですが
私がこうして図々しくもしゃしゃりでてきたのは実はDennis Lehaneの文字を見たからなんです!

〉■■■おまけ(本の紹介)■■■

〉89 Dennis Lehane, Sacred ★★★★☆ Level9
〉PatrickとAngieは、

〉93 Dennis Lehane, Gone, Baby, Gone ★★★★★ Level9
〉いい意味で、やられました

〉95 Dennis Lehane, Prayers for Rain ★★★★☆ Level9

私は邦訳でずっとこのPatrickとAngieのシリーズを読んでいて
読み直すのを楽しみにしていたシリーズの1つだったのですが
丁度最近、原書で読み直しをはじめたところなんです!
"Mystic River"が映画化されたので多少は名が通るようになったものの、
Lehaneをほとんど読破している人を、邦訳にしろ、原書にしろ、見つけたのははじめて、で
しかも"Sacred"もいいけど、"Gone〜"はもっといい、という辺りもまさに、と思って興奮して出て来てしまいました・・・。

私は今やレベルは、判定もできないほど分からなくなってしまったのですが
このシリーズ、Level9っていうほど難しいですかね・・・。
ということは、もともと内容的にもあまり万人向けでないのに、更にレベル的にも人にお勧めできないってことですね・・・。

〉98 Dennis Lehane, Shutter Island ★★★☆☆ Level9
〉一杯食わされたって感じです。これは反則技ですね。
〉アガサ・クリスティのあの作品と同じ手法です。
〉精神病院を舞台にしていたので、こういう展開もあるとは思いますが。
〉そういう訳で、面白かったし、目が離せなかったのですが、
〉★3(★2でもよかった)で。語彙はちょっと難しめでした。(2006.08.11)

↑と↓、ちょっと順番入替えました。
間者猫さんは上記3冊(+2冊?前作2作品も読まれてますよね?多分) と"Shutter Island"を読まれたんですね。
そして、"Shutter〜"の評価は高くない・・・。

実は私"A Drink 〜"を読んだ後、それ以降の巻がアマゾンで在庫がなく数週間かかるとのことで
待ちきれずに"Mystic River"を読んでみたんです。
("Mystic"以降は邦訳は未読なので、原書ではじめて読みました。)
そしたらイマイチでした...。
(映画は観てません。)
Lehaneが目指したかったものは分かるんですけど
そして相変わらずのLehane節に感動した箇所も多々あったのですが、でも私的にはイマイチでした。
"Shutter"もこの調子じゃ期待できないかも、と思ってたのですが、やっぱりですか〜。
もう、あの輝きは薄れていく一方なのでしょうか・・・。
でも"Shutter"も購入してしてあるし、自分の目で確かめてみたいと思います。

〉94 John Grisham, The Broker ★★★☆☆ Level8
〉前作よりは面白かった。
〉主人公の描き方が、最初は”合州国大統領に次ぐ実力者”だったはずなのに、
〉どうもそのキレがなくイタリアで語学の勉強なぞ。
〉この辺はほとんど必要ないですね。
〉CIAの監視下に置かれているとはいえ、もうちょっとなんか画策するでしょう。
〉監視の一瞬の隙をついて、逃げ出したあとは、そこそこ面白かったです。
〉Joel Backmanの人物描写が60歳とはとうてい思えず、
〉読んでいて、恐いもの知らずの若い弁護士って感じがしました。(2006.06.30)

私、実はGrishamがあんまり好きじゃないかも、って周囲に言ったところ
「何を読んだの?」って聞かれて"The Broker"って答えたら「それは選択本が悪い。」って言われました(苦笑)
最後のほうの逃亡劇だけは面白かったし、映像化を考えて書いてるのかな?ってくらい、イメージがよく浮かびましたけど。
Grishamは今度、酒井先生お勧めの"The Firm"辺りにチャレンジしてみるつもりです。

とまぁ、私はかなり好みが偏っているので、なかなか皆さんにお勧めもできないし、
「それ読んだよ。」という人にも滅多に会えない状況なので、今回、ちょっと嬉しかったのでした。
急にコメントをつけて、しかも大して意味もないことをダラダラと、すみません・・・。

どうぞ、益々のHappy readingを!


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