[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/11/25(01:08)]
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〉パピイさん、3周年、1300万語はどっちもすごいね!
〉酒井@快読100万語!です。
酒井先生、ありがとうございます。
パピイ@今年の夏は日本で仕事 です。
〉〉 これでようやく、この掲示板「3年又は1000万語以上」を両方クリアできました。
〉〉と言っても、前回の報告に対して、それほど変化があるわけでもないので、ちょっと目線を変えて、
〉〉今回は、仕事で英語を使っている人の立場から、多読とのかかわりを報告したいと思います。
〉〉注) 長文ですので、興味のない方は、最後の本の紹介に飛んでくださいね。
〉
〉多読はね、このごろではずいぶん活動の場が広がってきていて、
〉2歳のこどもから壮年の仕事までカバーするようになってきた。
〉そこで、いまぼくが関心があるのは多読と仕事の関係なのです。
〉だからとーってもタイミングのよい報告なのです。
そう言っていただけると、投稿してよかったです。
〉〉 と、この原稿を書いていたら、多読通信 137号で、トオルさんがコラムに
〉〉「海外生活の中での多読・多聴のススメ」と、駐在員の立場での報告がありましたね。
〉〉たいへん興味深く読ませていただきました。
〉〉(注釈:原稿を書くのが遅い私は、相当前から下書きを始めています)
〉
〉トオルさんの報告も、いつもぼくの関心は同じです。
〉仕事でどういう風に多読は役に立っているのか?
〉縁の下の力持ち? 具体的に派手に貢献している?
〉それとも、気持ちの問題?
ということは、最後の「■多読が仕事で最も役に立ったこと」は
想定外のがっかりだったのかしら(笑)
〉〉まずは、
〉〉■仕事で読む英語
〉〉 同じような立場の人からの投稿で、記憶に残っているものに、marinさんの
〉〉<GRが面白い人〉
〉〉(仕事で読む)面白くもなんともない英文を読む延長でGRを読む→すごい面白い
〉〉というのが、ありました。
〉
〉〉 私も同感です。仕事で読む契約書、仕様書、E-mailなどは、普段読む英文に比べて圧倒的につまらないです。
〉〉というのは、技術系の仕事がら、専門用語を除けば、だいたいパターンが決まった言い回しと内容で、
〉〉その上、量が少ないのですぐ読めてしまう。(笑)
〉
〉そうか・・・ 知らなかった・・・
〉そういうものなのですねえ・・・
私の業務の場合はということですが、
技術系の場合は、どの業種でも同じではないでしょうか(たぶん)。
〉〉 ただE-mailでは、ドイツ人、ポーランド人、及び日本人作の英文のため、文法ミスが少なからずあり、
〉〉「iぐらい大文字で書けよな!」などと、ツッコミを入れながら読んでいく楽しみ(?)はありました。
〉〉 文法ミスと言えば、多読が進んでくると、単・複数、冠詞、時制の間違いがあると、読み難く感じるように、
〉〉なりました。多読(たぶん多聴も)は、文法の良い勉強法のひとつかもしれませんね。
〉〉(この話題は、長くなるのでまた別の機会にでも)
〉
〉〉 一方ネイティブの書いた英文はどうかと言うと、同僚が英国の会社と仕事をしており、
〉〉送られてきた長文のE-mailの語彙について質問を受けたことがありました。
〉〉 その時、一読して、思わず口から出たのは「下手な文章!もう少し、わかりやすく書けよな」でした。
〉〉考えてみると、普段読む英文は、全てプロの作家が書いた文章ですから、それらと比較しては
〉〉ネイティブであってもかわいそうですよね。
〉
〉〉 多読をしていると、(私のような仕事をしている限り)読まされる英語なんて、
〉〉全然たいしたことはありません。(キッパリ)
〉
〉それはそうです。あるメーリング・リストでは英語を母語とする
〉英語の先生たちがたくさん投稿していますが、きれいな文の人と、
〉書き殴りの人と、その中間の人、ときには何を言っているのか
〉わかりにくい英語人以外の人と、実にさまざまで、それでも
〉それなりに話が通じています。
やはり、日本語の場合とおなじなんですね。私の場合、ここまで来ても、
まだまだ英語に対する脅威感が抜けてないようですね。
〉〉ついでですので、
〉〉■仕事で書く英語
〉〉 当然、全ての提出書類は英文ですが、読む英文と同じで、だいたいパターンが決まっており、
〉〉何を書くかという内容さえ固まれば、書くのはそう大変ではありませんでした。
〉
〉〉 例えば、E-mailを英語で書くのと、日本語で書くのに掛かる時間に差がない、
〉〉少なくとも気分の上では差がない。というより、英文の方が気が楽と言ったら言いすぎかな。
〉
〉〉 というのも英文では、仮名漢字変換をする必要が無いということが大きな理由です。
〉〉キー・インすれば、それでおしまい。これは、私にとって、ほんとうにカ・イ・カ・ン(快感)です。
〉〉 また、mail原稿は、この投稿もそうですが、Word上で書き上げ、コピペする方法を取っており、
〉〉英文ならソフトが勝手に、画面上でスペルチェックをしてくれ、右クリックですぐ修正もしてくれるというのも、
〉〉もうひとつの理由ですね。もちろん、提出相手がネイティブでないという気楽さも手伝ってくれていましたけど(笑)
〉
〉仮名漢字変換については「風」という変換方式の話をしたくなりますが、
〉やめておきます。和文タイプ式に感じを拾っていくのです。
感じを拾っていく!?
どうやって? などの質問は、やめておきます。
〉〉■仕事以外での聞く、話す英語
〉〉 一転して、大変です。例えば、一緒に食事をする時など、とうぜん仕事の話題は出ません。
〉〉そうなると出題範囲のわかっているテストから、いきなりノンセクションのクイズみたいになるわけで、
〉〉広範囲な知識(語彙)が要求されます。
〉〉 業務上の会話では不自由してない先輩方でも、できるだけ避けようとしている理由がよくわかりました。
〉
〉「横メシ」ってやつですね。
〉ぼくの得意はそれだけ・・・
さすが先生!
さりげなく、すごいことを言っていますね。
〉〉最後に
〉〉■多読が仕事で最も役に立ったこと
〉〉 それは、海外出張時の暇つぶしです(笑)
〉〉「なんだそれは」と思わないで下さい。これが報告したかったのですから。
〉
〉〉 空港での待ち時間(乗り継ぎに6時間待ちなんて珍しくありません)、雨の日、ホテルで休日を過ごす時、
〉〉時差ぼけで早く目が覚め寝られない時など、普段の生活に比べれば、いやっと言うほど暇はありました。
〉
〉〉 同僚は、文庫本や週刊誌を持っていきますが、長期になればあっという間に読みきってしまいますよね。
〉〉でも多読をしていると、持参した本が長い時間楽しめます。
〉〉 他にも現地の本屋さんの児童書コーナーで、多読で知った本の現地語訳版を見つけて、こんな本まで
〉〉翻訳されてるのか〜などと、楽しむことができましたし、英語圏の雑誌が置いてあれば、立ち読みだって
〉〉できるようになりました。出張が予定より延びて、持っていった本を読みきった時、ポーランド製のGRを調達して、
〉〉しのいだこともありました。このGRは、昨年のタドキスト大会の自己紹介用に持参しましたので、ご覧になった方も
〉〉いますね。
〉
〉〉 また、通勤時間が主な読書タイムの私にとって、あのハリポタ5巻(約25万語)のハードカバーなぞ、
〉〉出張なくしては読めなかったと思います。実際、昨年8月に5巻、6巻を続けて制覇できたのは、
〉〉一月ちょっとの出張のおかげです。そうそう、この原稿のほとんども、その時書き上げました(爆)
〉
〉なるほど!です!!
想定外のがっかりではなかったようですね!(よかった)
〉パピイさん、詳しい報告、ありがとうございました。
〉
〉ぼくが書く予定の4冊目の本に使わせていただきます!!
どんな本でしょうね。楽しみです。
〉4周年目も、2000万語へ向けて、Happy reading!
ありがとうございます。
先生も、Happy Reading!
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