Re: akoさん、ありがとうございます

[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/6/18(22:09)]

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156. Re: akoさん、ありがとうございます

お名前: パピイ
投稿日: 2006/8/19(10:20)

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akoさん、二度目のこんにちは、パピイです。
大変遅くなって申し訳ありませんでした。

遅れた分だけ、中身の濃いいお返事になっていれば…(汗)
ただ、長文(A4で6ページ相当)なだけ??

〉まずは多読3周年、そして1300万語通過、おめでとうございます!

ありがとうございます。

〉え。。。もう3周年でしたの?
〉アタクシめよりずーーっと長く多読なさってるのにどしてどして〜?
〉1111万語は拝見いたしましたが、
〉パピイさんの投稿あまり拝見したことなかったですが〜〜?!

はじめましてが、昨年2月の末で、その時670万語を過ぎており、
その後、100万語超で、800万語、
簡易報告で、900万語、
そしてタドキスト大会直前で1,000万語を
報告した程度ですので、目立たなかったのでしょう。

〉〉仕事で英語を使っている人の立場から、多読とのかかわりを報告したいと思います。

〉このテーマ、興味津々で拝見しました。

ありがとうございます。このテーマの投稿は少ないですね。
たぶん仕事で英語を使って、さらに通勤途中や、家に帰っても英語を読もうなんて人は、そう多くはないのでしょう。

〉〉■仕事で読む英語
〉〉 圧倒的につまらないです。

〉あははは!!! 「圧倒的」ってところで大笑い!

会社では、禁句でしょうが、この掲示板なら、正直に言えます(笑)

〉わたしの体験だと、「仕事」の部分を、「受験勉強」に変換すれば、
〉まさに「圧倒的」がピッタリになります(笑+情けない…)

〉ところが多読以後、英語の、特に絵本と児童書を知って、
〉まさに目からウロコがボトボト落ち、
ど〜〜〜〜うして過去、あんなつまらない英文を読むような勉強しないとイケナイかのように思い込んで(込まされて)いたんだろう〜、

苦労しなければ勉強ではないとか、昔の人はこんなに頑張ったんだとか、
本来の目的とも、手段とも違うところの価値観を植え付けられていましたね。

数学とか、社会科などでは、楽しんでいる同級生もいましたが、英語だけは…。
ただ、高1の担任(英語)は、英語本たくさん読んで英語が出来るようになったと豪語していましたっけ。
あの時、先生を信じて多読をしていれば、今頃はたぶん…
湯煙りにも行けず、akoさんともお会いできなかったでしょうね(爆)

〉〉 文法ミスと言えば、多読が進んでくると、単・複数、冠詞、時制の間違いがあると、読み難く感じるように、
〉〉なりました。多読(たぶん多聴も)は、文法の良い勉強法のひとつかもしれませんね。
〉〉(この話題は、長くなるのでまた別の機会にでも)

〉これは楽しみです!

いづこさんのレスにも書きましたが、期待されているんですか?
このテーマに興味を持つ人って、多いんだろうか?

私は多読を始める前には、文法書や学習書を結構読んでいたのですが、多読以降読む時間がなくなった
という理由もありますが、興味がうせてしまいました。それは、多読自体が文法の良い勉強法のひとつだと
感じるようになったからです。

もう少し具体的に言いますと、たいていの文法書に書かれている説明や、例文が実際の場(文章や、会話)で、
どの程度(頻度)使われているのかがわかりません。こんなの覚えていつ使うの?という不満がありました。
でも、多読で、その出現率(なんかゲーム用語みたい?)を自分で確認することが出来るとわかってから、
あるいは書いてなかったことを発見(大げさかな?)してから、当分多読でいいやと言う気持ちになりました。

もっと具体的に例を揚げてみますと、a secondやa thirdです。
冠詞についてもいろいろ読みましたが、この例文は見たことがありませんでした。
でもOBW5でその表現を見つけてから、レベルが高くなるとこんな表現も出てくるのかと感心した直後、
CER1でも見つけ、その後あっちこっちで出くわすようになり、それまで気付いていなかったことがわかりました。
学校では、序数詞にはtheを付けると教わりましたが、the second と、a secondでは意味が違いますものね。

また、高レベルのOBWの古典では、“The+Mr+人の苗字の複数形+〜” なんて表現を見つけ、
その意味を理解したとたん、思わずなるほど!と感心したこともあります。

ご注意:多読初心者の方で、これを読んでなんのことかわからないと思われることもあろうと思いますが、
私がこれに気が付いた時には、500万語超読んでましたので、心配しないで下さいね。

これを書いていると、「かざりじゃないのよ、冠詞は〜♪」と、中森明菜のメロディが聞こえてくるようですね。(笑)
まだ一杯ネタはありますが、また別の機会に。 >結局書くのか(笑)

〉敢えて意識的には文法学習をせずに多読を進めていくうち、
〉結局、文法にそった英語が身についている、ということでよろしいですか?

〉さらに、一つ一つの文が正しいかどうかということ以上に、
〉一つの作品全体としての印象についても、言えるという意味で受け取ってよいでしょうか?
〉このことは、日本語で置き換えて考えてみると、同じことなのかなー、と思いまして。

〉つまり、日頃から名文を読んでいると、
〉単に一つ二つの文章でも、作品全体の印象としても、
〉下手な文章が下手だってことがわかるようになる、ってことですよね。
〉論旨のはっきりした明解な文章なのか、何を言いたいかがよくわからない文章なのか。

〉日本語だと「この文章わかりにく〜〜い」とか文句言うのに(←実にエラソー・笑)
〉英語が相手となると、とたんに、
〉「自分の英語力が低いから、わからないのだわ、、、しくしく、、、」(←極めてヒクツ(笑))
〉という不毛な反応を、何度繰り返してきたことか知れません。。。。

〉さらに、上手下手の問題ではなく、同じように優れた文章だけれど、
〉それが軽妙な文章なのか、重厚なのか、優雅なのか、簡潔なのかといったことが、
〉日本語であれば、さーっと読むだけでも、おおかたの判断がつく。
〉自然に多読をしてきた日本語なら、何となく・・・。

〉…といったことが、英語でも同様、という理解でよろしいでしょうか。

〉(アタクシももう老後の身なので(笑)、パピイさんが仰る「次の機会」を待てないので確認しちゃおう〜っと)

文法って、みなが使っている言葉を調査、分析・分類して、(例外がありながらも)規則性を見つけて、体系化した
ものですよね。本来であれば、文法学習は必要ないはずです。

でもこれは、子供が言葉を習得していく過程で、正しい言葉を使うように常に気を使っている、あるいは周囲の
大人が間違いを正してやるなどの条件が必要ですよね。

私たちのような、いい大人は、自分から常に気をつけていかないと、小さな間違いなど誰も正しくくれませんから、
a〉敢えて意識的には文法学習をせずに多読を進めていく
⇒ 敢えて意識的に文法らしい表現に気をつけながら多読を進めていく
ことが必要なのではないのでしょうか。
残り少ない人生(笑)を考えると、学習効率を上げるためには、文法学習もあわせてやったほうがよいのでは
とも考えます。

a〉つまり、日頃から名文を読んでいると、
a〉単に一つ二つの文章でも、作品全体の印象としても、
a〉下手な文章が下手だってことがわかるようになる、ってことですよね。

文学はよくわかりませんが、ノンフィクションのSIRなどには、素晴らしい文章が並んでしますね。
仕事で英文を書く必要があり、そんな時、こんな英文を書いてみたいと思わせる文章です。
難しいことを、子供にもわかるやさしい言葉で、わかりやすく筋をきちんと追いながら説明していく…(憧れ)

a〉日本語であれば、さーっと読むだけでも、おおかたの判断がつく。
a〉自然に多読をしてきた日本語なら、何となく・・・。

ここに到達する前に、どれだけ読みました?どれだけ時間をかけましたか?
私の多読3年1,300万語程度って、やっとウオーミングアップが終わったところかなと思えますね。

〉〉 多読をしていると、(私のような仕事をしている限り)読まされる英語なんて、
〉〉全然たいしたことはありません。(キッパリ)

〉おお! 経験者に「キッパリ」断定して頂くと、癒されます!

ちょっと傲慢な発言かなとも思いましたが、癒される人がいることがわかってうれしいです。

〉どーもチマタに溢れる英語学習関係の宣伝が与えるイメージというのが、
〉「仕事で英語」というのが、まるで英語学習者の最終ステージであるかのような(誤った?)イメージを、あるいはまるで最上級の英語を駆使してるかのようなイメージを振りまいているように思って(思わされて)きたからです。

利益を追求する企業と、学習者側の(誤った)要求との相乗効果でこうなったのでしょうね。
NHKの語学講座でもビジネス英語が最上級になっていますが、テキストを読んでみると会社内でかわされる
日常会話(針灸、リサイクルとか)で、なんだこれはと思ったことが懐かしいですね。

〉〉■仕事で書く英語
〉〉 例えば、E-mailを英語で書くのと、日本語で書くのに掛かる時間に差がない、
〉〉少なくとも気分の上では差がない。というより、英文の方が気が楽と言ったら言いすぎかな。

〉言い過ぎ言い過ぎ(笑)、んもう〜〜〜〜、憎らしーー(爆)
〉(本心:自分も早くそうなりたくてムラムラ)

ちょっと優越感!(笑)

〉〉 というのも英文では、仮名漢字変換をする必要が無いということが大きな理由です。
〉〉キー・インすれば、それでおしまい。これは、私にとって、ほんとうにカ・イ・カ・ン(快感)です。

〉薬師丸パピ子さま(笑) セーラー服、着ませんよう…
〉いや、わかってるんです、変換不要な入力の速さが快適だってことは(笑)
〉効率が勝負の仕事場ですもんね、
〉変換してるスキに英語を数語でも打てれば、そりゃ、快感だろうと思いますもの。

いづこさんもでしたが、ここは皆さん、セーラー服と…なの?

〉〉英文ならソフトが勝手に、画面上でスペルチェックをしてくれ、右クリックですぐ修正もしてくれるというのも、
〉〉もうひとつの理由ですね。もちろん、提出相手がネイティブでないという気楽さも手伝ってくれていましたけど(笑)

〉テクノロジーの進歩と、英米人「以外」の外国人との関わりが増えることも、
〉英語の敷居を低くしてくれる重要な外部要因になっているんですね。

英語は国際語とあらためて感じさせます。
でも、国際語としての英語って、どの英語との疑問もわいてきますよね。

〉〉■仕事以外での聞く、話す英語
〉〉 一転して、大変です。例えば、一緒に食事をする時など、とうぜん仕事の話題は出ません。
〉〉そうなると出題範囲のわかっているテストから、いきなりノンセクションのクイズみたいになるわけで、
〉〉広範囲な知識(語彙)が要求されます。
〉〉 業務上の会話では不自由してない先輩方でも、できるだけ避けようとしている理由がよくわかりました。

〉この証言、まったく同じ話を、学生時代の同級生から聞いたことがあります。
〉仕事中よりも、パーティなんかの場での会話の方が難しいって言ってました。
〉彼は損保の国際部勤務の営業で、パピイさんと職種は違いますが、
〉違う立場にある複数の人から同じ証言が聞けて、信頼性が増しました。

営業さんでも同じような経験をされているんですね。

〉〉■多読が仕事で最も役に立ったこと
〉〉 それは、海外出張時の暇つぶしです(笑)

〉ぎゃ〜〜〜〜〜っ!!(笑) ひ、ひ、ひ、暇ですと〜〜〜〜〜〜っ!?

「忙中閑あり」ということにしておいて下さい(笑)

〉〉ポーランド製のGRを調達してしのいだこともありました。
〉〉このGRは、昨年のタドキスト大会の自己紹介用に持参しましたので、
〉〉ご覧になった方もいますね。

〉きゃー、あんときゃ時間計測にアタマ一杯でちゃんと見てないっす〜〜(爆)
〉もう一度見たいですがーーーっ!
〉それはアレですか? ポーランド人が英語学習するための英文GRですか?
〉それともポーランド語を学習したい外国人のための易しいポーランド語GRです?
〉GRって、そんなに世界いろいろな国にあるんですかー。。。
〉どちらにしても現物拝見希望予約したい。。。

ポーランド人が英語学習するためのGRらしい読み物です。
次にお会いする時に持参しましょう。

〉〉■本の紹介
〉〉◇ Soldier’s Heart
〉〉Soldier’s Heartとは、精神病について今ほど知られていない時、戦争から無事に帰ってきても、
〉〉他の人たちとどこかしら違う人たちがいて、to have solder’s heartと、呼ばれていたことによるらしいです。

〉凄惨な戦場体験を強いられた人の心のケア問題が、
〉アメリカで社会問題として広く認識されるようになったのは、
〉ベトナム戦争以後だそうです。南北戦争から100年以上とは。。。

人類の歴史は戦争で彩られていますので、それ以前でも、それぞれ心の問題があったのでしょうね。

〉〉◇ F Is for Freedom
〉〉◇ Riding Freedom

〉パピイさんの読書の充足感が伝わってくるような紹介、ありがとうございました。
〉どれも世界史向けにピッタリの本じゃありませんか〜!

実は、部長の極秘計画に従っての活動していますので(秘)

〉ところで、趣味の掲示板は読まれ率が低いと推定されます(笑)

えっ、そうなの?
こっちの掲示板の方が読まれ率が低いと思っていました。
それで、世界史クラブのレスに予告をつけたのですが…

では〜、Happy Reading!


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