[掲示板: 〈過去ログ〉1000万語・3年以上報告 -- 最新メッセージID: 980 // 時刻: 2024/11/25(05:23)]
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お名前: みゅう
投稿日: 2006/8/7(14:17)
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みゅうです。
ちょっと前になりますが、7月31日にThe Silence of the Lambsで1200万語通過しましたので、ご報告します。
1000-1100万語で4ヶ月、今回は4ヵ月半かかってます。それまで3ヶ月ちょっとで100万語通過していることを考えるとちょっとペースダウンですね。ただ最近は、以前に買いだめしておいた塩野七生さんの「ローマ人の物語」の文庫を外出時に持って読んでいる、要するに日本語の本もちょっと読んでいるので、全体的な読書量は多分減ってません。みゅうは塩野さんのファンであるので、「さすがに塩野さんの本は英語で多読とはいかないなぁ」と思っていたのですが、最近になって「コンスタンティノープルの陥落」の英訳本をamazonで発見し、そっちも気になる・・・・。桐野夏生さんの"Out"の英訳本はすでに買って待機中なのですが、日本人作家の本の英訳を読むというのもなかなかおもしろいかもしれません。
最近仕事が忙しく、今回の報告も1200万語通過から1週間遅れです。まりあさんのお茶会も初回以来ご無沙汰だし・・・。みゅうは神楽坂好きなので、ほんとは毎度お伺いしたいのですが。
では、以下1100-1200万語で読んだ本のご報告です。
YL: 3-
The Complete Peanuts 1955 to 1956(Schulz)(25000)
スヌーピーが登場するコミック「ピーナッツ」の全集第4巻。掲載されているのは1950年代の連載ストリップですが、話の古臭さというのはぜんぜん感じません。たまに(とても)大きなブラウン管のテレビが登場するのが時代を感じさせますが、これもなかなkのお愛嬌といったところでしょうか。いい味出してます。続巻も読んで読破したいところですが、どういうわけかamazon.co.jpでは取り扱いがなくなっているみたいです。amazon.comでは売ってますが、海外取り寄せとなると手数料とかかかるのかなぁ。紀伊国屋BookWebでも取り扱ってますが、Amazonよりは価格が高めのような・・・。。
judy moody saves the World(McDonald)(11000)
みゅうは児童書は苦手、とかいいつつ、このjudy moodyのシリーズとMagic Tree Houseはお気に入りです。挿絵がほどよく入っていて字が大きくて、なおかつ一日あれば読みきれるというのが気軽に手に取れる理由です。judy moodyは装丁がなかなか良いので、持っているだけでうれしいですね。いつも最初は孤軍奮闘するjudyですが、今回もちゃんと最後に大きく報われて、これまたとてもうれしくなります。
YL: 7-
Vanished(Steel)(95880)
ダニエル・スティールの著書です。スティールの本は5万語程度の中編が多いのですが、その中にあって比較的長編なのでYLを7としました。人により感じ方は違うと思いますが、スティールの本は本当に読みやすいので、もうちょっと短めだったらYL:6くらいでも良いかもしれません。スティールは「お気楽」と言われてますが、息子の誘拐にからんで主人公の過去があばかれる本書はちょっと深刻です。読みやすくなおかつ結構満足できます。PBを読み始めたばかりの方、ぜひどうぞ。
kiss kiss(Dahl)(72000)
ダールの短編集。読みやすいものもあれば、オチがうまくつかめないものもあって、難易度は一定ではありません。収録作品には"The Umbrella Man and Other Stories"とだぶっている作品がいくつかありますが、全体的には"The Umbrella Man ....."の方が読みやすいかと思いました。よく考えるとぞくっとする、といったラストのものが多いかな?短編は飛ばし読みに向かないので取り組むのに少し抵抗がないでもありませんが、これだけ違う題材を読んで、やはりうなることしきり。Dahlの他の短編集も読みたい、とあらためて思いました。
YL: 8-
Angels & Damons(Brown)(151000)
ダン・ブラウンの「天使と悪魔」。「ダ・ヴィンチ・コード」のラングドン教授が登場する第1作。みゅうは今年2月にイタリア旅行に行き、ローマ市内やヴァチカン市国にも行きましたので、本書の舞台であるヴァチカンの描写を読みながら、ツアーのコースを思い出してにんまりしました。より差し迫った状況で話が展開するせいと思いますが、個人的には"Da Vinci Code"よりもこちらの方がより面白く読めました。あとは本書の方が長編ですが、読みやすいとも思います。
The Da Vinci Code(Brown)(138216)
映画を見る前の予習のつもりで再読。初読のときもそれなりに楽しんだつもりなのですが、"Angels & Damons"を読んだあとの今回は、前回にあれ?と思ったりした意味不明な記述に納得したり、やっぱりシリーズものは1巻からちゃんと読まないと、と思いました。みゅうはラングドン教授の活躍を読むにつけ、ハリソン・フォード演じるジョーンズ博士が頭にちらついてしかたないのですが、実際の映画でラングドンを演じたトム・ハンクスもちゃんとさまになってたと思います。でも本書にもハリソン・フォードに関する記述がちらっと出てきたりしてますね。
The Langoliers(King)(83000)
キングの4篇の中編小説集"Four Past Midnight"のなかのひとつ。いったいどうなってしまうんだろう、とはらはらしながら読みましたが、最後は納得、というところでしょうか。キングももっと読んでみたい作家の一人ですが、今はまだみゅうには難しいかなぁとも思います。少なくともこれより長編になるとちょっときついかもしれませんね。ただ文章は読みにくいかもしれませんが、章の区切りが細かく場面転換のテンポがいいので、そういう点では取り組みやすかったです。
Pride and Prejudice(Austin)(135500)
SSS掲示板の「PBの掲示板」にあった「Jane Austenを楽しく読もう!」に触発されて手に取りました。といっても掲示板にあるようなDVDをあらかじめ見て、とかいった準備をぜんぜんせずに予備知識なしで読んだのでさすがにちょっと読みにくかったですね。というか、"Angels & Demons"が読みやすく感じたひとつが、旅行で実際に歩いてガイドさんの話を聞いて、どこに何があってどういう人物が関わって、という知識があって読んだからだろうとかなり感じたため、じゃあ知らないで読んだらどうなるか、と逆に考えたわけです。読んでて「やっぱりDVD見ておいたほうがよかったかなぁ」と思わないでもなかったです。会話が結構多いのですが、みゅうはこれまた会話文が苦手でありまして、こういう上流階級の話は会話の機微が大事なのに、と思いました。冒頭、人様の財産のことをやたら気にするのか、と気にしたりしなければ、かなり楽しめると思います。
YL: 9-
The Poet(Connelly)(193000)
Connellyの著作ですが、Boschのシリーズではないスタンドアロンの本。読んで大満足の本なのですが、数年前の著作のためか、PCの扱い方にちょっと古さを感じたりもしました。Connellyは毎年コンスタントに新作を出しているので、100万語に1冊のペースで読んでいるとなかなか追いつかないですね。1300万語までにあと2冊読めるといいんですが。
The Silence of the Lambs(Harris)(95423)
トマス・ハリスの「羊たちの沈黙」。学生の頃に映画で見て、翻訳も読んで、今回は原書です。ハリスの英語はお世辞にも平易とは言えないのかもしれませんが、文章が簡潔でムダがないように思います。そのせいか読んでてますますぞくぞくしてくる・・・・。日本語訳の翻訳者の方があとがきで「ハリスは非常に寡作で、おしまれる」というようなことを書いていたと思いますが、本当にその通りだと思います。
それでは1300万語通過のときに・・・・。
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