40万語を超えました

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25220. 40万語を超えました

お名前: せきけん
投稿日: 2012/5/14(00:21)

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皆さん、こんばんは。

たかぽんさん、初投稿の掲示板で、レスをありがとうございました。
ここのマイページを使って、英語の読書記録を付けさせて頂いております。
最近は、ここのSSS推薦や、
皆さんの読まれている本を参考に、昔、挫折していた本なども混ぜながら、
読み進んできました。
GWはゆっくり休んで、読書三昧で、Roald DahlのMatildaと、
E.B. WhiteのCharlotte's webを読みました。
両方とも、30万語〜40万語にかけて読むものとしては、単語が難しいもので、
家で読んでいたこともあり、かなり辞書を引いて読みました。
Matildaに関しては、女性校長のTrunchbullが、子供たちを叱り飛ばす罵詈雑言が、
凄まじい言葉なんだろうと思うのですが、
辞書を引かないと分からない言葉多かったので、
凄まじいのだろうなと思いつつも、その凄まじさが実感できないという歯がゆいところがありました。
ともかく、Dahlの作品は極端さが楽しめるのがよいと思います。
それだけでなく、Matildaでは、家族や学校教育のあり方を問うていて、
非常に重たいことを、そのような形で私たちに示してくれてもいるのでしょう。

平日は、通勤電車のうち片道は英語を読むようにしていますが、
通勤電車で読むときは、辞書を引くのは面倒なので、
必然的に読み飛ばすことになりますので、
3原則については、時と場合で適当にやって行こうと思っています。
一番心配なのが、飽きてしまって読まなくなってしまうことと、
時間をかけ過ぎて、反動が来ることなので、
夢中になって読み過ぎないようにしたいと思っています。
仕事に悪影響が出ると続けられなくなってしまうので、
自重する必要があるかもしれません。

Charlotte's webは、米国に移住してしまった友人が薦めてくれた本で、
調べたら、世界的なベストセラーかつロングセラーのようで、
何度も映画化された作品のようです。
日本では、「シャルロッテのおくりもの」という題で訳本が出ています。
月並みな言葉ですが、心温まる、とてもよくできた、
命や友情について考えさせられる物語です。
特に、動物たちの生態が、物語に非常に巧妙に生かされていて、
その点が素晴らしいのと、
例えば、Country Fairという年中行事が、動物の視点からも描かれていることに、とても共感できました。
もっと、ここでも読まれていい作品ではないかと思いますが、
ちょっと単語が難し過ぎるのかもしれません。
しかしYL 8ということはないだろうと思います。

彼女に言わせると、原書を読むには単語を沢山覚えてということで、
もちろん辞書も活用してということなのですが、
英英辞典を使いなさいということでした。
ということで、辞書は使うときは英英辞典にしています。

その友人からは、以下のような本を薦められました。
いずれも、向こうの大学のwritingの授業で読まされて、
その解釈を作文させられた本ということです。

A Street Car Named Desire(Tennessee Williams)
Death of a Salesman(Arthur Miller)
Our Town(Thornton Wilder)
Other Voices, Other Rooms(Truman Capote)
Zoo Story(Edward Albee)
The Lottery(Shirley Jackson)

取り敢えず、「欲望という名の電車」を読んでみようと思っています。
こういう名作を読めるようになれば、ある程度は目標達成というレベルかと思います。
一足飛びにそこまで行ければ、苦労はないので・・・。

これだと、背伸びし過ぎなので、並行してもっと易しいものを読もうと思っています。
やはり元々の目標は、まず、どんなレベルでもスラスラ読めるようになることなので、
辞書のお世話にならないで済むようなものを沢山読むという原点に返らないと・・・。

Charlotte's webで40万語を超えて、
先週は、OBW 5のPhillip K. DeckのRetoldの"Do androids dream of electric sheep?" を読んで、
今日は、Selznick BrianのThe Invention of Hugo Cabretを読みました。
だいたい、これぐらいが無理をしないで読める本のようです。
YL 4〜5ぐらいでしょうか。

前者は、映画「ブレードランナー」の原作として有名なSFですが、
映画とは随分と雰囲気が違う作品であることに気付きました。
翻訳は読んでいなかったのです。
この本は、どちらかと言えば沈鬱な雰囲気を湛えていて、
今では、携帯電話のOSになっているAndroidという言葉が、
人間とは何かという根源的な問いを抱えていたにもかかわらず、
単純にポップになってしまっているという時代の流れを感ぜざるを得ないですね。
そういう理由なのか、映画では、Androidが、
レプリカント(Replicant)という別の造語で置き換えられているのでした。

そこで、Hugoの本に出てきた、Automaton(複数形は、automata)が勉強になりました。
この本では、automatonは、自動人形の意味なのですが、
少しでも情報科学をかじったことのある人ならご存知のはずの、
コンピュータの中の、もっと言うとプログラムで出来た自動機械を指す術語だと思っていたら、元々は、自動人形の意味で、
それこそ、18世紀から精巧なそのような機械が存在したようです。
平賀源内のからくり機械もそういう意味では、automatonなので、
言われてみれば不思議はないのかもしれませんが、
言葉の意味が時代とともにずれていくというのが、
分かって面白いですね。

もちろん、後者も「ヒューゴの不思議な発明」という映画の原作ですが、
私は映画はまだ見ていません。
20世紀初頭の映画の創世記の物語ですが、
自動人形や初期の映画に興味がある人には特にお薦めな本です。
500ページもあって大変に分厚いですが、2.5万語弱なので、
頑張れば一日で読める本です。
実は、本文よりも量の多いスケッチや、
初期の映画のstillなどが大量に挿入されていて、
それが見ごたえがあります。
この本が、某サイトで1500円程度で買えたので、
送られてきてびっくりしました。

しかし、パリと言う街は、何とLabyrinth(迷宮)の似合う街なのでしょうか。
Grade Readerで読んだ、Phantom of the Operaも、
昔、映画で見た、下水道でのおっかけっこもパリだった。

話が脱線し過ぎました。
いずれにしろ、Grade Readerよりも、児童文学の方が、分からない単語は多いですが、
やはりvividで面白いので、多少時間が余計にかかっても読む価値は高い気がします。

そこで、もう少し易しい、Dahlの読んでいない作品や、
Louis Sachar、 Jacqueline Wilsonの作品を読んでみようと思い、
某オンライン書店で注文してみました。
楽しみにしています。
ただ、米国や英国から発送のものにしたので、来るのに二週間ぐらいかかるようです。

それから、昔、TVで見た「大草原の小さな家」を読もうと思っています。
"little house on the prairie" Laura Ingalls Wilderですね。

ざっくばらんで済みませんが、
皆様の参考になることを願っております。


▼返答


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