Re: 頭のなかでの音読について

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23978. Re: 頭のなかでの音読について

お名前: Ryotasan
投稿日: 2007/7/17(13:04)

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初めまして poo さん。ペンネームから察するところ、シモネタがお好きなんでしょうか。

英語の本を読む速さと、頭の中で音読すること (subvocalization) についてお答えします。

初級の英語学習者むけに書かれた副読本や、幼児への読み聞かせを想定して書かれた絵本でしたら、速く読むより、1分間あたり120語から130語あたりの方が楽しめると思います。この種の本は、大人の母語話者同士が話すような速度で読むと却ってつまらなく感じられたりします。

一方、大人の母語話者同士が話すときは1分間あたり300語か、それより速いこともあります。アナウンサーがニュースの原稿を読むときもそれに近い速さです。ですから、音読でも分速300語はノーマルな範囲だし、頭の中だけで音声化する黙読も、そのぐらいの速さで普通に行なわれているはずです。何年も多読していれば、流行作家が大人向けに書いた小説をそれぐらいの速さに達することはできると思います。

さらに速く、分速400語以上読むばあい、頭の中で音声化せず、いくつかの単語を一遍に見て、パッパッと読んで行く方法はありますが、まだそういう方法に手を出すのは早すぎると思います。最低でも分速300語で音読できるぐらいになってからの方が良いでしょう。

分速150語以上を目指す時点では、CDなどを聴いて単語と単語をつなげる発音に慣れる方が良いです。たとえば

"There was a flower shop on the corner of the road"

なら

"therewasa FLOWer SHOPonthe CORNerofthe ROAd"

という感じです。


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