[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/25(11:50)]
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お名前: fiona
投稿日: 2006/6/1(21:00)
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amaebiさん、30万語おめでとうございます。fionaと申します。
MMR2+について、「物語りの世界に入れない」とか「登場人物に魅力を感じない」とおっしゃてましたね。酒井先生は、めずらしい人に入るかも、とおしゃっていましたが、私は、amaebiさんに賛成です。
MMR2+は、15万語あたりから27〜8万語あたりを中心に、16冊勢いに任せて読みました。MMR2+はどうも、人物がたってないと言うか、物語を進めるための単なる記号になっているような感じがして仕方ありませんでした。多分、人物描写とか心理描写とか言うものが上っ面だけなためではないでしょうか。心理描写が、なんか"happy"とか"sad"だけで終わってしまったりして。
他のGRも傾向は同じだと思うのですが、MMR2+では、何故かその傾向が強いように思いました。古典なので、展開がスローだったり、ドラマチックでなかったりするので余計に感じたのかもしれません。
以下、めんどくさかったら読み流してください。
"The Prisoner of Zenda"は、私も面白かったです。
Dumasの"The Black Tulip"と"The Man in the Iron Mask"も展開がドラマチックなので面白いかもしれません。ただ、特に、"The Man in the Iron Mask"には、人名、地名がフランス語で出てくるので、読みにくい感じがあります。そう言うのに抵抗があるならちょっと…。
"The Phantom of the Opera"もミグさんがおっしゃっていたように、面白いと思います。だだ、ちょっと濃いと言うか、おどろおどろしいので、そう言うのが苦手なら、お薦めしません。あっさり味でドロッとしてないのが良いなら、OBW1の方をお薦めします。私は、MMR2+の方が面白かったですが。
"Washington Square"と"Northanger Abbey"は、ドラマチックな話ではないので、あまり面白くありませんでした。多分原作は、心理描写なんかが面白いんだろうなあ、と思いながら読んでいました。そう言う点では、"The Mill on the Floss"と"Lorna Doone"も少しそんな感じがしました。
"The Last Leaf and Other Stories"は、1つ1つの話は短いし(2000語くらいかな)まあまあ面白いので、いかがでしょうか。
あと、"The House in the Picture"もまあまあ面白かったですよ。ただ、少し短すぎて、ちょっと物足りない感じ。
それから、蛇足ながら、MMR2+(MGR2+)の書評、レビューは2つに分かれていることがありますので、気をつけてください。
以前MGR2+のISBNは"0435"で始まっていましたが、新版のMMR2+のISBNは"1405…"に変わっています。書籍の登録は同じ題名の同じ内容のものでも、ISBNが違うと別の本として登録されていて、書評もレビューも別扱いになっているようです。
今のところ、ISBN"0435"(旧MGR2+)だけで登録されていることが多いようですが(ですから、"1405…"では検索しても出てこないことが多い)、両方のISBNに登録があり、書評・レビューがそれぞれ別に書かれていることもあります。もし、書評・レビューを参考にされる時は、ISBNではなく、題名から検索して、(両方があれば)両方見た方がいいかもしれません。
長々書きましたが、とにかく、面白い本をHappy Reading!
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