[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(01:24)]
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お名前: バナナ
投稿日: 2004/10/21(21:01)
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"翁家"さんは[url:kb:20196]で書きました:
〉akoさん、こんばんは。
翁家さん、akoさん、こんばんは。
横入りいたします。
〉それにしても、すごい数のリプライですね。掲示板でのakoさんの存在の大きさを感じます。
うんうん。
(以下中略)
〉そして、本題。
〉そうです、全くその通りです。私の頭の中はいまだに学校で習った英語が渦巻いています。
〉先日、子供とビデオの「ローマの休日」を見ていた時のことです。ヘプバーンが床屋でデートに
〉誘われるシーンで、デートの誘いへの断りの台詞が
〉「I wish I could」って聞こえたので、思わず「仮定法だよ」なんて声を発していました。
〉確か字幕では、「ごめんなさい、行けないわ」だったと思います。
いい訳ですねー。
〉文法を意識しなくなるまで、まだまだ時間がかかりそうです。akoさんのように自然に英語が出てくる
〉感覚なんて死ぬまで持てないように思います。学生の時の語学の授業でディクテーションがあった
〉のですが、ほとんど聞き取れないのに文法の知識をフル稼働させて、「この動詞は自動詞だから、
〉ここには前置詞が入るはず」なんてことやって乗り切った覚えがあります。
うむ、あります。ああいうテストをもう受ける必要がなくなったという
ことに関しては、もう高校生じゃなくなってってよかったな、と思います。
〉いわゆるunlearnするには、それこそ「人の何倍も読まないといけないな」と思っています。
〉半分は「たくさん読まないとunlearnできない」と思っているからなのです。
〉英語を英語のまま理解できたら、どれだけ素晴らしいか。私には、やはり「量が全てを
〉解決する」ということしか救いがないのです。
〉ただ、最近は本を読むのに英語を勉強しているという意識はなくなってきました。楽しいから
〉読んでいる、好きだから読んでいる、という感覚です。この感覚には少し戸惑いを覚えます。
〉やはり語学学習は歯を食いしばってやるもんだと思っているから(笑)。
〉こんなこと書くと反論あるだろうな(笑)。でも、続きは相談会のときにね。
で、ですね、話を強引にずらしますね。
文法の話です。
実は、riricoさんに「日本人の英語」という本を借りて読んでます。
この中に単数/複数/Theの話、時制の話などが出てきました。
酒井先生の講演でも「英語圏の人は、しゃべるとき単数なのか
複数なのか、常に意識しているのだ」という話があり、
「そういうものなのね」とそのまま受け取っていましたが、
この本の中に分かりやすい説明がありました。
・名詞にaが付くのではない。
名詞があって、「単数だからaがつく」「複数だから−sがつく」
「不可算だからaがつかない」というふうには、われわれ(英語圏の
人のことですね)は考えていない。
・逆なのだ
・「I ate a hot dog.」と言うときの思考のプロセスは
食べたものとして伝えたいものが、ひとつの形の決まった単位性を
持つものなら
「I ate a .......」といい、そのあとに
hot dog をつけたり、 sandwich をつけたりするのだ
材料的なものを食べたのなら
「I ate uh uh .......」といい、そのあとに
meat をつけたり、 rice をつけたりするのだ、と
この説明を聞いて、なるほどねと思いました。
「文章は頭から理解する」というのがやはり自然ですよね。
そういう自然な流れに沿った説明だなと。
また、こういうことであるなら、あれほど単数・複数・可算/不可算に
うるさいのも自然な流れだなと。
酒井先生が引用した「英語圏の人は、しゃべるとき単数なのか
複数なのか、常に意識しているのだ」というのも納得ですよね。
「Unlearnが大切で、そのためには大量の英文に触れる必要がある」と
いうのはその通りだと思いますが、
今までの英語教育で受けて出来てしまった「基礎」を洗い流すには、
こういう「爆破」的な説明を受けるのも必要かなと。
実は、酒井先生の講演会の話も、こういう「爆破」的な効果が
あるんだと思います。聞くのと聞かないのとでは、
その後のUnlearnの進み具合が違うんだろうなと。
こういう、「覚えるための文法の勉強」よりも
「今まで覚えたことをUnlearnするための文法の勉強(?)」って
大切だなーと、最近思っているのです。
ではでは
#話がとてもずれました。ごめんちゃい
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