[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(23:51)]
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お名前: うさじろう
投稿日: 2003/11/11(03:26)
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ガビーさん、ナタリーさん、みなさまこんばんは。
night owlのうさじろう@80万語弱です。
ガビーさん、遅ればせながら40万語通過、おめでとうございます。
読み飛ばしについて、稚拙ながら私見と経験談を少しだけ書かせていただきたく、
横から失礼いたします。
読み飛ばして語彙が身に着くの?という不安、多読をはじめた誰もが一度は感じることと思います。
酒井先生の理論、頭ではわかっていても、実際読み進めているとつい不安になることってありますね。
私も最初は不安でした。
でも、100万語に近づくにつれ、私のボキャブラリーは少しづつ増えてきたように感じています。
もちろん、快適に読み飛ばして、です。
私は多読は「語彙を増やす」というより、「語彙が(自然と)増える」のだと思っています。
(この他動詞と自動詞の違いは大きいと思いませんか?)
「読み飛ばし」といっても、目でその単語を見ている以上、飛ばしてるわけではないと思うんです。
ただ意味がとれないというだけで。
つまり、その単語を「わからない」ということがわかる、というか、
そういう未知の単語の存在を知る、というか…
そして、何度も何度もその単語が出てきたとき、
(あ、これ、前のページにも出てきたし、以前読んだあの本にも出てきたわね)
と思いだし、使われている場面や状況などから意味がおぼろげにわかってきます。
それを繰り返すうちに、ぼんやりしていたその単語が、だんだんクリアーにわかってきて、その単語を言葉としてでなく、イメージとして(色とか、においとか、しぐさとか、状態とかを)頭に浮かべられるようになると思うんです。
実際は、そういうことは意識しなくても、登場回数の多い単語は自然とインプットされていくようです。
それが、語彙が増えるっていうことじゃないかと思います。
少なくとも私の場合、辞書のお世話にならずとも、そうして覚えた単語がいくつもあります。
しかし逆に言えば、登場回数の少ない単語などは、そのまま忘却の彼方に置き去りにされることになります。
そういう単語は忘れてしまいますが、気にしません。
わからない単語は次々出てくるので、ひとつひとつ気にかけていられませんから。
これって、辞書でひくより一見すごく効率は悪いようにみえますね。
しかし辞書でひいて確認したものは案外すぐ忘れてしまって、何度ひいても結局頭に残ってないということが、私の場合よくあります。
一方本の中に出てきた単語は、イメージとともに頭に刷り込まれているので忘れようがありません。
こちらで多くの方が辞書を使わないほうが良いとおっしゃるのは、結局そのほうが効率がよい、効果があるからだということだと思います。
(とは言っても私自身、辞書使用率0%まではまだなかなかなれず、まだたまに辞書をひくこともありますが。)
〉そう考えると、楽しく読めているうちは不安になる必要は全くなさそうです。
楽しく読めているうちは何の問題もないと思います。
もし楽しく読めないものがあったら、それはきっと今読みたくない本。
本棚に返してしまって、あとで読みたくなったら手にとればいいし、
しばらく飾っておいてもいいし。
〉実はレベル3の児童書に読みたい本がたくさんあるものだから、「ほんとに読めるようになるのかなぁ」と先取り不安にとりつかれていたのです。
今私はレベル4を中心に読んでいます。知らない単語もたくさん出てきます。
しかし、前にレベル1や2や3の本を読んでその意味を知った単語というのも、レベル4にはたくさん出てきます。
おかげでレベル4がなんとか読めているのです。
いきなりレベル4を読んだら辞書なしでは本当に無理だったでしょう。
量がすべてを解決する
とは、まさにその通りだと思います。
レベル2までをたくさん読めば、きっとレベル3も読めるようになります。
レベル3までをたくさん読めば、きっとレベル4も読めるようになります。
レベル4までをたくさん読んで、レベル5も読めるようになりたいと思っている、
うさじろうでした。
ではHappy Reading!
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