Re: まだ、15万語、英語の本への不得意感が消えない

大僧正さん、こんばんは。
モーリンです。
私の友達が、真言宗のお坊さんなんで大僧正さんのハンドルネームにはなんとなく
注目してました。

〉皆さん、お久しぶりです。7月に10万語を達成したあと、なんだか
〉虚脱してしまい、しばらく多読から遠ざかっていました。
〉再度10月から再開し現在15万語に達しています。のんびり行こうと思っています。
そうですね。自分のペースで進めてください。

〉ただ、英語の本を読んでいても不得意感というか抵抗感みたいなものが抜けません。
〉現在はPenguin readersのlevel1程度を読んでいます。やっぱりどうしても意味を
〉取ろうとしたり、分からない部分を飛ばせなかったり(辞書は控えていますが)、
〉しています。多読を続けることで、克服できるのでしょうか？？
抵抗感があるということは、あまり楽しく感じていないということでしょうか。
楽しく感じない原因として次の2点が考えられます。
1) 意味を理解できなくて(ピンとこなくて)面白くない
2) 話自体が面白くないか、興味がない

Penguin Readers の Level 0 や 1、Oxford Bookworm の Level 0 などは話が
面白くないと思う方が多いようです。でも、大僧正さんの場合は不得意感があると
いうことなので (1) に近いのかもしれませんね。

ということは、処方箋としては以下の 3 点でしょうか。
1) 今読んでいる Penguin Reader Level 1 よりやさしいものを読む
2) 面白いと好評なものを読む
3) 興味のある分野のものを読む

以上の条件に近いものをいくつか上げて見ます。

A) Oxford Reading Tree (ORT)
おなじみ、ＯＲＴです。えっ、知らないですか。
多読をやってる人にファンが多いです。
1 冊の語数が 1 語の stage 1 から始まってだんだん語数が増えてきます。
６冊で 1 セットで Stage 当りだいたい 3 セットあります。
stage 5 ぐらいまでは確実にレベル０です。えっ、こんなに簡単なのと思いますが
かなり楽しいです。
こんな簡単なの読めないよ、と思ったらそれこそ多読に乗り切れない原因かも。
まずは、プライドを捨てて居直って、めちゃくちゃ簡単なものから読んでみましょう。

2) My First A I Can Read および A I Can Read Level 1 シリーズ
簡単な文で内容も楽しみたいならこれらのシリーズはお奨めです。
My First A I Can Read では、Biscuit シリーズ(子犬の話、少し女の子向け)、
Level 1 では Hoff の書いたものがいいです。Hoff のものは絵はわたせせいぞう風で
文はほのぼの系です。

3) ノンフィクションが好きなら Rookie Read-About シリーズ
地理や科学などのノンフィクションに興味をお持ちなら、Rookie Read-About シリーズ
がお奨めです。１５センチ角の正方形の小さな本で約３０ページ。語数は、２００〜
４００語ですが、とにかくカラー写真がたくさん載っていてきれいで楽しいです。
それに結構勉強になります。私は先日 Everest を読んで、Everest が Ever の
最上級 Ever-est だと初めて知りました(申し訳ないネタばれで)。

これらの、絵や写真が多くて文章の簡単なものを読むメリットは以下の点にあります。
1) 文がわからなくても絵や写真を見てると楽しいし筋もわかる
2) 英語のイメージ脳ができる

特に、2 番目の「英語のイメージ脳」は重要だと思います。最初は単語の意味が
わからなくても同時に絵や写真を見てイメージと結び付けておけばいいです
(と言っても意識する必要はありません、ただふつうに見ていればいいです。
後は潜在意識がやってくれます)。これは、レベルが上がって絵の少ない本を
読むときに大いに役に立ちます。

ちなみに、私もレベル０や１の GR はおもしろくないと思った口で、１１万語辺り
までは上記の (1) や (2) をいっぱい読みました。その後のレベル・アップは
結構順調で OBW1 や PGR2 の壁は感じませんでした。

では、Happy & Enjoy Reading!!