[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/24(08:02)]
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お名前: RIKA
投稿日: 2003/9/15(00:31)
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みなさん、こんばんわ。RIKAです。
この掲示板では初めての書きこみです。よろしくお願いします。
現在、語数は約11ヶ月かかって83万語です。
多読の効果について、いろいろ思うことろがありましたので、
100万語通過予告もかねて報告させていただきます。
まず、私の英語歴について書きますと、
高校時代は受験英語のプロで、はっきり言って英語の成績は良かったと思います。
そのおかげで大学にも無事に合格したのですが、教養時代、ネイティブの英語の先生の英作文の授業で、自分の英語のわかりにくさ、不自然さを自覚しました。
でもその後、自分であえて英語を勉強することはありませんでした。
そして大学院に入学して、自分が英語を全く使えないことにショックを受けました。
私は生物系の専攻に所属していますが、大学院では、読む論文はもちろん英語、論文を書くのももちろん英語、学会発表も半分は英語、海外からお客さんが来るので英語で自分の研究の説明をしなければならない、という環境で、読む方はどうにかなるのですが、話す方の英語は全く役にたたなかったのです。
というわけで、修士の2年から大金を投じてNOVAに通い始めました。
NOVAに2年くらい通い、頭で考えた文がだいぶ口から出てくるようになったところで、自分の英語に限界を感じ始めました。
なんというか、英作文の時にも感じた自分の英語の不自然さが、話す英語にもそのまま出てしまっている気がしたのです。
地道にイディオムとか英語の文章を覚えるということもしてみたのですが、続くわけがなく、なんか良い方法がないかなあ、と思っていたところで、「快読100万語」に出会いました。これだ、と思い、多読を初めて約1年になります。
というわけで、長い前置きでしたが、私が感じている多読の効果について書いていきたいと思います。
1. 英語の文章を書くのが早くなった。
これが一番大きな効果だと思います。以前は短いEメールを書くのにも四苦八苦してましたが、最近はとても楽に英語の文章が書けます。しかも以前より、簡単な言葉、簡単な構文を使ってわかりやすい文章が書けるようになりました。
2. 英語を話すときに簡単な単語が使えるようになった。
以前は英語を話すときに、takeやputやgetなどの簡単で(受験英語的には)いろんな意味を含んでいる単語は怖くて使えませんでした。それが最近、すんなり口から出てくるようになりました。
それとmightを使えるようになったのが嬉しいです。mightは受験英語では仮定法だなんだかんだと難しいイメージですが、絵本では頻繁にでてくるし、GRでもOBW2ぐらいから出てきます。多読をやって、mightはそんなに難しい助動詞じゃないということを悟りました。今の私にはmightは「〜じゃないの?」とか「〜かもね」っていうイメージです。If節なんていらないってことを、なんで高校では教えてくれなかったんでしょう(怒)
3.英語を読むのが早くなった&副詞や前置詞のイメージが湧くようになってきた
英語が読むのが早くなったのは、ある意味当然ですが、特に関係代名詞が並んでいる英語の文章でも、返し読みをしなくなったところが大きいと思います。それと、私が特に感じているのが、out、off、overなど、文章のちょっとした飾りの副詞のイメージが湧くようになったということです。以前は意味がつかめなかったので、無視して読み飛ばしていたんです。
それと前置詞のイメージも、最近だいぶわかるようになってきました。受験時代はどの動詞にはどの前置詞を使うんだっ、て丸覚えしてたのですけどね。
ここであげた効果はすべて、多読によって、自分の中に英語の蓄えができたことに依ると思います。多読以前は自分で文法と辞書を利用して自分で作った英語を話したり書いたりしていましたが(だから不自然)、今は本の中にあった自然な英語がするする出てくるという感じです。
だから、多読をして自分の中に英語のストックを作れば、自然な英語が使えるようになる!と、最近心から確信しています。
私は今レベル3くらいの本を読んでいるので、そんなに難しい本を読んでるわけではありません。だから、多読をしてるみなさんだったら、ちょっとアウトプットの練習さえすれば、すぐ英語を実際にコミュニケーションの手段として使えるようになると思います。
多読を続けるにあたって、ほんとにSSSの掲示板にはお世話になりました。
おかげさまで、100万語まであと少しのところまでたどり着きました。
これからもどうぞよろしくお願いします。
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