Re: 日本語だと、脳内映像早送り?

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/7/3(08:17)]

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15675. Re: 日本語だと、脳内映像早送り?

お名前: かのん
投稿日: 2003/7/19(05:26)

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さらに横から失礼します。かのんといいます。
みなさま、はじめまして。

みなさんの読書の仕方を拝見していて、いろいろあって面白いな〜と思いました。
で、自分について考えてみたら、いろいろな読み方が出てきました。

英語で調子がいまいちのときには「脳内音読」。意味をとるのが精一杯でイメージ化まで変換できない感覚です。日本語読書ではほとんどしていない気がします。日本語書きのときには「脳内音読」。

英語読書で調子のいいとき・ハマったときは「脳内映像」。楽しいし記憶に残るけれど、読むのは遅い。声はあり、が多いかな。普段は無意識なので気がついていませんが、印象的なセリフのときには、ちゃんとそのキャラクタの声が聞こえます。英語のときには発音がわからないので、声の調子とか話し方のイメージを感じているような気がします。ってことは、あすかさんのおっしゃる「脳内映画上映」なのかな? 部分的にカラー、ふだんはモノトーンのような気がします。

斜め読みモードのときは「脳内映像早送り」。何が起きているかは判るけれど、あんまり深くイメージしてなくて、だいたいのイメージが浮かんだらそのまま早送り。日本語読書は大部分これだと思います。音声なし。読書スピードは相対的に速め。英語ではできません。

新聞記事などは何も考えてないことが多いです。字面だけ見て終わり。もしくはキーワード検索みたいな感じ。キーワードで全然別のことに発想が飛躍、なんてことのほうが多かったりして。
英語でキーワード検索って難しいです。漢字がないから。

多読を始めて面白いな、と思ったのは、日本語読書だと「脳内映像早送り」なのが、英語だと「脳内映画上映」になること。
読み取りスピードが遅いために、映像が早送りにならずにちょうどいいスピードで映像化ができるようです。音声までついてくるし。あくまで、調子よく読めているときだけ、ですが。

でも、単語がわからない率が高いと映像がぼやけます。レースのカーテン越しに映画を見ている感じ。わからないところは勝手に自分で想像してしまいますが、勝手に想像だと前後関係でおかしなことになったりして、修正するのに手間取る、というところは杏樹さんと同感です。

あと、時代背景がわかっていなかったり、映像化する材料や知識が自分の中にない場合もへんてこなイメージもしくはイメージができない、になってしまいます。

杏樹さんが、Michell の家の中がわからない、とおっしゃっていましたが、そういえば、ナルニア物語で、洋服たんすに入っていくと異世界へ続く、というのに違和感がありました。やっぱり家の中で靴を履いているイメージがないからですけれど。タンスの中のつもりがそのまま雪道に出てしまったら、裸足では困るだろうに、と(笑)。

ファンタジーが読みやすいのは、そもそも架空の世界だから、イメージを伝える記述が多いからなのだと思います。勝手に想像して楽しめるし。
推理もの・ホラーものは、読んで想像しているだけで気持ち悪くなってしまうので、自分はちょっと苦手。犯人探しに入る前に、事故現場を想像しただけで、もういいです、って感じ。犯人探しができないのは単に論理的思考ができないだけ、という自己分析もありますが(笑)。

普段あまり考えたことがないことなので自己分析が甘い気がしますが。

…なんてことを考えていると、また読めなくなってしまう気がするので、分析はこのくらいにしておきます。

みなさん、Happy Reading!


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