[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/24(12:38)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
15425. Re: 【やや18禁】 I'm coming.
お名前: Julie
投稿日: 2003/7/10(05:00)
------------------------------
じゅんじゅんさん、みなさん、こんばんはー!
まず、お詫びと訂正です。
みなさんご存知のように、秋男さん、七夕777万語(近似値)達成です!
スゴイなあ。どんな景色がみえてるんでしょうねえ。
〉とにかく頭がメメント状態なので、時系列にしてみます。
メメント! 観たいんです〜。
しっかり集中して観ないといけませんからね。万難を排して日程調整せねば。
昔、授業で1章だけ読んだフォークナーの The Sound And The Fury という
小説があるんだけど、意識の流れで時系列がとんで、鳥肌ものです。
語り手がどこ歩いてるのかわからなくなっちゃって投げたままなんですけど。
メメント好きな方は、あれもハマルと思います。
ただ、大学の課題図書レベル(?)なので、ここで紹介するのは不適切かも。
ずーーーーっと後になってから辞書なしで読もうと思ってる、夢の1冊です。(^o^)
〉まず本当に偶然なのですが、Julieさんの最初のツリーを拝見する前に(確か木曜日)
〉「come」と「go」で思うところがり、友人に語っていました。
じゅんじゅんさんも!
「comeってなに」がふくらんで、ふくらんで、いーーーーーっぱいになってました?
私も道化師さんの話を聴いたとき、すごくタイミングがよくて、
ヘレンケラーがウォーターを「発見」したときみたいな気がします(いいすぎ?)。
簡単な単語ほど、辞書引いちゃいけない、そのうちわかるからって
こういうことだったのかー、と思いました。
〉〉〉〉はあ、はあ。とりみだしてしまいました。
〉〉〉〉そういえば18禁のほうでも、
〉〉〉〉日本語ならgoの感覚のところに「I'm coming」っていうなあ。
〉〉〉〉あれも周縁にあった漠然とした感覚が中心にむかって
〉〉〉〉集中してきた感じなのかあ。納得。
〉〉〉〉(なんの話だ? ひとりごとと思ってください)
〉その時に使った例が、コレ↑だったんですね(笑)。
〉でもまだ考えがまとまってなかったので、"I'm coming."だと「なにが来るねん。
〉そこにおるやんけ」ってことになっちゃう。うーん、なんか変だよな〜。
〉この考え方の、向かっている方向(矢印の向き?)がどっか違うんだろうな〜。
〉そんな事を語っていたんです。
おお! そうだったのかーー!
We are all human ですね。
それで、仲間がいてよかったって言ってたんですね。
〉そして、ツリー発見。道化師さんのご意見を拝聴。頭スッキリ?
〉〉〉 go と come のこと、この例ではっきりとわかりました。
〉〉〉 ある「場所(天国?)」へ、英語なら"come"なんだけど、日本語は自分中心だから
〉〉〉 「参ります」になるってことなんですね。(「参ります参ります」とは言わないでしょうが。)
〉〉〉 間違って"I'm going."なんて言ってしまうと、「おいおいどこ行くねん。まだやがな」
〉〉〉 ってことになってしまうわけですね。
〉〉〉 なんの話だ?
〉でもって、今度はたんぽぽさんにコレ↑を語った訳なんです。
で、たんぽぽさんのわたげが飛んだ、と。
この説明は、すごーくわかりやすかったですね。
状況から判断しましょうというお手本ですね。
〉〉〉〉道化師さんのおっしゃるとおりですね、comeとgo。
〉〉〉 う〜む、わたしよくわかってなかったなと反省しております。
〉〉〉 come は、「中心へ」・・・単に「ある場所へ」というわけではないんですね。
〉〉〉 う〜む・・・たいへんなことに気付いてしまいました。
〉〉う〜む。わたしもよくわかってなかったのです。
〉〉おわびと訂正をしたのは、円が小さくなっていくイメージ
〉〉(007のオープニングの黒い円がちいさくなるやつ)ではないな、
〉〉と思ったからです。focus とは違う。
〉〉come はやっぱり「移動」で、矢印のイメージ、
〉〉外側の円のところから「中心ヘ」の「移動」だと思うのです。
〉〉別に秋男さんはそういう風にはとらえてないですが、
〉〉読んでる方の中に誤解している方がいるといけないな、とおもったわけです。
〉〉(1500人もいるのかしら、たんぽぽのわたげさん!)
〉〉〉 "I'm coming."のとき(と書くのはもどかしいですが)、想定されているのは
〉〉〉 自分たちの外にある「中心」であるということ。いみじくもわたしが「天国」
〉〉〉 と言った場所が、頭の中に描かれているのであろう。
〉〉〉 ここでポイントは、そこへ、ひとりで勝手に赴くのではなくて、みんな(みんな?)で
〉〉〉 収斂していきましょう、ということである。その「天国」は絶対的な場所であって
〉〉〉 2つも3つも存在するようなところではない。したがって、「あなたの天国とわたしの
〉〉〉 天国は違う」ということになると、これはもう癒し難い断絶になる。
〉〉〉 (ここで、"I've been to Paradise, but I've never been to me."という
〉〉〉 歌詞を思い出してしまった。これは今後の考察にゆだねよう。 )
〉〉ふむ、ふむ。
〉〉ここでポイントは、その場所「中心」というのは、今の話題(関心?)の
〉〉「中心」で、どこと言わなくても話に参加している人にはみんなわかっている
〉〉自明の場所なのですね。だから、秋男さんいわくの「みんなで収斂」になる。
〉〉それで、自明の場所ですから、あなたもわたしも同じ天国、です。
〉ふむ、ふむ。
〉道化師さんのお話を読んだ時に感じたのは、「中心」というのは「行き先」が
〉想定されているんだな・・感じていたので、あとはみなさん同様、
〉この場合の行き先は「天国」になるのだな、と。
その行き先を「想定」している感じがエロティックなのかなあ。
私は今まで【やや18禁】 I'm coming. が映画ででてくると
「?」と思い、プッと吹き出す、という感じだったのですが、
(だって、こっけい じゃありません?)
この度の件で、I'm coming. が出てきたら赤面する、という
タダシイ反応ができるようになりました。
〉私の連想は、また違う方へいってしまいます。
〉酒井先生の「快読100万語」にも書かれていた「look」と「see」を思い出しました。
〉これは本を読んでなんとなく理解していたのですが、多読を始めてからはより一層
〉体にしみてきています。和訳以前にその単語を見て感じる、という感覚です。
〉このlook とsee もそうですが、その単語が持っている方向性のことを考えたのです。
〉大まかな表現になりますがlook は目がとらえたもので、see は頭がとらえたもの。
〉でもcome とgo の場合は(道化師さんの説明をお借りします)、周縁から中心、
〉中心から周縁と、これは自分のいる場所が変わるんだ〜、と目からウロコでした。
基本的な動詞は「発見」のオンパレードですね。
たのしみ、たのしみ。
私は先日、green はハナクソの色、というのを読んでのけぞったところです。
〉そして私は、英語の本を読んでいると、しばしば話しの方向(時制とか?)が
〉掴めなくなってしまうことがあります。(今は解決せずにとばして読んでいます)
〉この辺りの感覚も量が解決ってことで、今回のように少しずつ言葉の感覚が体にしみて
〉いけば、文章そのものでの理解が出来るんだろうな、と思っています。などなど・・
私も時制は、よく読みなおします。話の内容が違っちゃって、ぎょっとして読み返すとその文が、ムツカシイ時制(現在完了とか)になってることがよくあります。
じゅんじゅんさんのおっしゃるとおり、そのうち「少しずつ言葉の感覚が体にしみて」(うーん、いい言葉)わかるようになる日がくると思ってます。
〉と、前置きはこのくらいにして。
ま、前置きだったの?(笑)
〉さっきまで、Oxford Reading Tree を朗読CDに読み聞かせして貰いながら
〉読んでいたのですよ!!(最近読み聞かせにとりこです。自分で読むより理解できる・笑)
〉そうしたらですね!! いやあ、もー出てきましたよー!
〉それぞれ状況は書きませんが「go and see」「come and see」「come and look」!
〉今までならぼや〜とした感覚でしたが、今回は違う!(笑)
〉なんていうか、キッパーくんと一緒に遊んでいる感じで、すごく楽しかった!
〉聞きながら、字を追わなくても分かったのも嬉しい!(でも「読んだ」語数に入れます・笑)
きゃー、すごい!
キッパーくんと一緒に遊んでるなんて、いい!
あれを読み聞かせてもらったら幸せだろうなあ。
〉Reading Tree って本当に素晴らしいですねえ。まず先に面白さがあるし。
〉そして、この件もあり、このシリーズは愛読書にしようと思いました。
ほしくなってきた…。
〉最後になりますが(本題は9行でおしまいのようです)、今回の「みんなで天国」は
〉本当に面白かったです。文章での理解はまだまだ出来ませんが、それでもこうやって
〉英語っぽい話し(笑)に混ざれたことが嬉しかったです!
それだけ力がついてきているんですねーー、じゅんじゅんさん!!
じゅんじゅんさんや、たんぽぽのわたげさん、酒井先生まで飛び出してきてくれて
本当にうれしかったです。
私も文章ではまだまだ理解してないけれど、また言葉探しの旅へいってきます。
以上、これからも楽しみ!のみですが、これにて失礼します。
▲返答元
▼返答