[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/24(14:55)]
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お名前: 慈幻 http://www.memorize.ne.jp/diary/96/28454/
投稿日: 2003/7/6(23:50)
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どうも慈幻です。
先程、語数を数えてみたところ、80万語を超えたようなので、
ご報告します。
ちなみに、内訳は、
A to Z Mysteries:A〜S 133,000語
Captain Underpants:1〜5 33,200語
Famous Five:1 40,000語
Magic School Bus:1〜12 84,000語
Magic Tree House:1〜29 168,000語
Magic Tree House Research Guide:1〜8 44,300語
Marvin Redpost:1〜8 62,800語
Nancy Drew Notebooks:1〜10 77,600語
Wayside School:1 20,000語
Sometime Angeline 28,000語
Dogs Don't Tell Jokes 40,000語
There's a Boy in the Girls' Bathroom 35,000語
The Children of Noisy Village 24,000語
Stone Fox 7,000語
で、計 804,900語、児童書99冊です。
○Dragon Slayers' Academyシリーズ
試しに1巻を読んで見ましたが、当たりでした(笑)
農家の三男Wiglafは、他の兄弟に似ず、小柄で温和な性格をした少
年。虫も殺せない彼の夢は英雄になること。ある日、「ドラゴンを
倒して、お金持ちになろう!」という生徒募集広告を見た彼は、相
棒の豚Daisyと共に、Dragon Slayers' Academyを目指す。
設定も展開も何処かふざけていて、思わずにやりとさせられる作品。
まさか、「Dragon Slayers' Academy」が「ドラゴンを倒し、その宝
を奪って金持ちになるための技術を学ぶ学校」とは思いもしません
でした。
ドラゴンを倒すのが徹頭徹尾「金儲けのため」という設定は、ある
意味で、現在のアメリカの文化を反映していると考えて良いのでし
ょうか?(笑)
○There's a Boy in the Girls' Bathroom
発表年代から言えば、同じ作者の「Someday Angeline」(孤独な天才
少女)、「Dogs Don't Tell Jokes」(気弱な苛められっ子)よりも
先ですが、後回しになってしまいました。
この作品の主人公Bradleyは「嫌われ者の問題児」。これで、小学校
を舞台にした作品の三大類型を制覇したことになります(笑)
クラスメイトからは嫌われ、教師からは問題児と見做されている
Bradleyは、自分に普通に接してくる転校生Jeffや好意的に接してく
る新しいカウンセラーCarlaと出会うことによって、今までの自分を
脅かされ、混乱しながらも、自分を見つめなおす契機を与えられる、
というもの。
Bradeleyの描かれ方は、非常にリアルで、子どもが持つ汚さ・狡さも
きちんと描写されています。その上で、彼に秘められた良い性質や可
能性が少しずつ目覚めて行くという様子を非常に丁寧に描いていくが
故に、その説得力が増すのだと納得させられます。
そして、転校生Jeffのとまどいや葛藤をBradleyの成長と上手く絡める
ことで、作品全体に深みを出しているのも上手い演出だと思います。
○The Children of Noisy Village
タドキストの掲示板で何度か話題に上がっていたので、読んでみまし
た。
スウェーデンの田舎の地方、隣接する3つの農園に暮らす、9歳から11
歳の男3人+女3人=6人の子ども達の騒がしい日常を描いた作品。
何処か郷愁を感じさせる牧歌的な光景の中、子ども達の賑やかなやり
取りが繰り広げられ、思わず微笑まずには居られない暖かな雰囲気を
感じさせられます。
○Stone Fox
アマゾンのお勧めにあったので、試しに買った一冊。
10歳の少年Willyは祖父と二人でジャガイモ農場を営んでいる。
その祖父が病に倒れた矢先、国税局から500ドルの支払命令がある
ことを知る。周りの大人達は農場を売れと勧めるが、Willyは愛犬
Searchlightと共に、500ドルの賞金が掛かった犬ぞりレースに出場
することを決意する、というもの。
シチュエーション的には非常に燃える状況で、展開も悪くなかっただけ
に、ラストの纏め方に不満が残りました。
つうか、私なら同じ○○○○にしても、○○○して初めてそのことに気
づくという風にしたと思います。
あるいは、せめてそれらしい伏線を張っておいて欲しかったです。確か
に、Stone Foxの行動は格好良いですが、それでもちょっと、というのが
正直なところ。
という訳で、英語の多読を始めてから、初の「地雷」(趣味に合わない
/面白くない作品の意)でした(苦笑)
以上、用件のみですが、今回はこれで失礼します。
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