「やってしまった…」かもしれない60万語通過

　最近、こちらに書き込みされる方々の多読ペースが、特に加速してませんか？ ^^;
　バナナさんが集計されている、100万語通過者の方々のデータを拝見しても、恐ろしいスピードで通過されていく方の多さに圧倒されるばかりです。

　…相変わらずではありますが安定した(笑)ゆっくりペースで少しずつ先に進んでおります。

・50〜60万語 5/31-6/26：
(GR、と書かれていないものは全て児童書です)
(*印：書評もしくはYL一覧表には載っていないものなので、このぐらいかなぁ？という主観的なものです)

＜Level 0＞ 7冊
　GR/OBWS: Girl on a Motorcycle
　(以下絵本、語数カウント外再読∞)
　Goodnight Moon
　Freight Train
　I Hear, I See, I Touch
　I Am a Bunny
　Chicka Chicka Boom Boom
　*Don't Let the Pigeon Drive the Bus! (ISBN: 078681988X)
＜Level 2＞ 1冊
　GR/OBW2: Anne of Green Gables
＜Level 3＞ 2冊
　GR/OBW3: Skyjack!
　*Bat-Poet, The (ISBN: 006205905X)
＜Level 9＞ 1冊
　Harry Potter and the Philosopher's Stone

0〜60万語累計： (2003/01/16〜06/26)
　GR： Lv.0 x7、Lv.1 x15、Lv.2 x18、Lv.3 x4
　その他： Lv.0 x6、Lv.1 x5、Lv.2 x6、Lv.3 x17、Lv.4 x6、Lv.5 x1、Lv.9 x1
　計： Lv.0 x13、Lv.1 x20、Lv.2 x24、Lv.3 x21、Lv.4 x6、Lv.5 x1、Lv.9 x1
　(総計86冊/再読含まず)

　5月末〜6月頭は会社の引っ越しがあったのでその疲労がかなり後を引きましたが、レベル0絵本を数冊読むことで復活できました。そのあとで自分の調子を確認するためにレベル違いのGRを数冊読んでみましたが、これは結構(方法として)良かったです。

●Goodnight Moon
　読んでみた絵本の中で、なんといっても気に入ったのはこの本です。
　部屋にある様々なものひとつずつに、「おやすみ」と声を掛けていく内容で、ページが進むと絵のトーンも少しずつ暗くなっていきます。文章は韻が踏まれているので英語で読んでこそのものですね。
　いろいろなバージョン(関連グッズのセットなど)があるらしいこの本ですが、ボードブック＋カセットテープのセット(ISBN: 0694700940/$9,95）をAmazonで購入しました。お値段もそう変わらないのでカセット付きを強くオススメします。ペーパーバック＋カセットのセット(ISBN: 0898459885/$8.95)もありますが、書店で見たところペーパーバックよりボードブックのほうが色がはっきりしていてきれいに見えるように思いました。ボードブックのほうが厚みはあってもサイズは小さく、写真立てのようにお気に入りページを開いて飾っておくのもいいかもしれません(似たようなことがAmazonのレビューにも書いてあったような)。
　カセットの内容も◎です。落ち着いた男性の声で、A面は本文そのままの朗読＋本文の一部が抜けていてそこを言わせるようにする(たいてい韻を踏んだ単語が抜けている)バージョンが録音されており、B面には本文をモチーフにした歌
(本文な男声メロディに女声の「グーーンナーーイ、ムーーン 〜♪」てなオブリガートがからみながらゆったりしたテンポで歌うもの)が入っています。
　ボードブックは枕元に常に置いていて毎晩のように眺めています。精神的に参ってしまうことが多いこの頃ですが、カセットの朗読や曲を聴きながらこれを見ていると、とてもやすらぎます。各ページのどこかに必ずいる子ネズミを毎回探してしまったり、、(笑
　あっ、でも、総語数は130語とかなので、考えてみたら多読的観点からはアレかもしれませんね、、って、ここまで書いてしまってからそう思いました… (_ _;; でも一家に1冊＋1カセットあってもいいかもしれません！ほんとに。
＃皇太子妃雅子様のお気に入りの一冊だということは、書店に行ってみるまで全く知りませんでした (^^;

●Skyjack!
　噂通り楽しめました。何か書くとネタバレになってしまいそうなので書けませんが、私にしてはかなりのハイスピードで読み終わりました。でももうちょっとつっこんで欲しい〜、とついつい思ってしまうんですが、そこがGRの制限(表現/語彙/総語数)ですかねぇ。。

●Bat-Poet, The (ISBN: 006205905X)
　書評にない動物ものを読むシリーズ(仮)も続けております ^^;
　児童書のコーナーでまず邦訳で面白そうなものを探し、その原書を検索してみるというパターンで見つけたもののひとつ、邦訳：「詩のすきなコウモリの話」(ISBN: 4001155079)の原書です。動物ものの児童書も何冊か手がけていて詩人でもあるRandall Jarrell(以下敬称略 ^^;)の作＆Maurice Sendakの繊細な絵！ほんとに美しいです。米ではベストイラストレーション賞のようなものを受賞しているようです。Level 2でもOKかな？とも思いましたが「詩」を味わうという要素もあるかなぁということで、Level 3としてみました。総語数は正確には数えておらず、体感6,000語というところです。
　幾分哲学肌なコウモリのおチビちゃんが、仲間たちと一人(一匹？)離れて暮らし、コウモリの生活では普通あり得ない、日の光が当たる素晴らしい光景を見る…そして自分の見た世界と想いを詩にして…ほかの動物に聞いて欲しいと思い…(以下お楽しみ)
＃Sendakと組む前はJarrelがGarth Williamsをイラストレーターとして起用していたということで探してみた「(邦訳)はしれ！ショウガパンうさぎ」(絶版らしいのですが店頭在庫で最近入手)の原書ペーパーバックも5月に発注したのですが、まだ届きません、、

●Harry Potter and the Philosopher's Stone
　そして…とうとう、やってしまいました、、ハリー・ポッター。
　読み始めるきっかけは以前の発言に書きましたが、案の定、読み始めたらもう止まらなくなってしまいました。今は第2巻を読んでいるところです。。どこまで行ってしまうのでしょうか(汗)
　第1巻を無事読み終えられたことで、長編だというだけで恐れをなすことはもうないかもしれないなぁと思いました。そういう意味では自信を付けさせてもらえた本となりました。

　それにしても何でしょう、この、読んでいて「もう、たまらん〜！」という気持ちは…。単純なヒーローものだったり、魔法で何でもやってしまうものだったりというものとは違っていました。飽きさせないストーリー展開というのもありますが、もっと底辺的部分で、両親を知らずに虐待にも似た環境で育ったせいか、感情的で行動が先走る、危うげな主人公ってのがまず好きですね。それとやっぱり親友(になる)二人との出会い〜深まってゆく絆の描写がいいです。それがなかったらここまでハマれなかったかもしれません。三人主人公の物語という感じですね。帰らぬ青春時代(?)への憧憬とかそういう感情もあるのかもしれません。

　最新第5巻も、6/21にしっかり受け取りました。(^^* UKアダルト版、かっこいいです。(かっこよさについてはwebに写真を載せましたのでよろしければそちらを？http://plaza.rakuten.co.jp/windy/diaryold/20030621/)
　巻が進むに連れてダークな内容になっていくという噂ですが、主人公たちもどんどん成長していくわけなので、子供然とした、楽しいだけで済んでいた頃とは変わってきっと当たり前。オトナへの階段というものは得てしてそんなものかもしれませんし、思春期ならではのもろもろの葛藤から目を逸らさずに、のしかかってくる現実の厳しさやつらさも含めてリアルにきっちり書かれているってことなんじゃないかなぁと(って、読んでもいないのに単なる想像 ^^;)。
　ということで深まるダークさも楽しみのひとつなので、これから順次続巻を読んでいけることのワクワク気分を噛み締めているところです。

　そしてオーディオブック大好き派でもあるので早速朗読CD(第1巻/UK版)も入手…これにまた味を占め、「第5巻は厚いしオーディオブック先行シマウマ(?)をしてしまえ」と思ったら、UK版朗読CDの発売は9月になるというのでついついお試しを兼ねてUS版※を発注してしまいました。
※26時間半、CD23枚組で$75というのは1枚350円ぐらいということで結構お買い得かもという気もしまして ^^;

　あぁぁぁ〜そんなこんなで、読み始めてしまったのはやっぱり、マチガイだったかもしれません。。
　(絵本を開いてみる程度のことはあってもそれ以外には)ほかのものを読む時間があるぐらいだったらHarry Potterの続きをこそ読みたいと思ってしまうからですー。
　朝は乗り換え駅まではオーディオブックを聴くという毎日でしたがそれも今はHarry Potterになってしまいました、、(大汗

　このままこればかり読み続けていってしまっていいのでしょうか、、どんなものでしょう？困りました、、今後の40万語(＝今のペースでいくと4ヶ月)がハリーで占められてしまうのも、、
　うーん、、？
　(困り中、あと続かず…)

　そ、それではみなさん引き続き、Happy Reading! えっ？Harry Reading??