70万語通過しました

[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25675 // 時刻: 2024/7/1(23:13)]

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15240. 70万語通過しました

お名前: 慈幻 http://www.memorize.ne.jp/diary/96/28454/
投稿日: 2003/7/1(00:00)

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どうも慈幻です。

先程、語数を数えてみたところ、70万語を超えたようなので、
ご報告します。

ちなみに、内訳は、

A to Z Mysteries:A〜S 133,000語
Captain Underpants:1〜5 33,200語
Famous Five:1 40,000語
Magic School Bus:1〜12 84,000語
Magic Tree House:1〜29 168,000語
Magic Tree House Research Guide:1〜3 16,500語
Marvin Redpost:1〜8 62,800語
Nancy Drew Notebooks:1〜10 77,600語
Wayside School:1 20,000語

Sometime Angeline 28,000語
Dogs Don't Tell Jokes 40,000語

で、計 703,100語、児童書90冊です。

○Magic Tree House Research Guideシリーズ

私のお気に入りである「Magic Tree House」シリーズの姉妹シ
リーズ。本編でJackとAnnieが帰宅した後、自分達が訪れた場
所・時代について調べたという設定です。小学生向けという
ことですが、結構、細かい説明が載っていて英語のボキャブ
ラリーを増やすには最適でしょう。

ただ、恐竜の名前、中世のお城の構造、ミイラの作成方法等に
ついて精通しても、読めるジャンルがかなり偏ってしまう気が
しないでもありません。まあ、私はファンタジーやミステリー
が好きなので、多分、凄く役立つでしょうが(笑)

○Sometime Angeline

これを選んだ理由は単純で、手持ちの未読Sachar作品で一番語
数が少なかったというだけで、深い意味は全くありません(笑)

この作品は、その明晰さ故に、学校では教師からも年上だらけ
のクラスメイト(Six-grader)からも疎まれ、家庭でも父親と
上手くいっていない8歳の天才少女が、同じ孤立している少年
Gary(Fifth-grade)や、理解のある教師Mr.Boneと出会い、彼
らとの触れ合いを通して、彼女に転機が訪れるというもの。

「天才少女」という設定は、一つ間違えば陳腐になりかねない
のですが、「生まれる前の記憶を持つ少女」という特異な設定
と、彼女を取り巻く非常に個性豊かな登場人物達によって、あ
りがちな悲劇のヒロインものとは一線を画しています。

特に、「生まれる前の記憶」というキーワードを軸に、「海」、
「水族館」等の情景描写と主人公の少女の心理描写を重ね合わ
せることで醸し出す雰囲気はとても幻想的で、何とも言えない
味わいがあり、不思議な余韻を響かせます。

○Dogs Don't Tell Jokes

Sometime Angelineの続編ということで、本の厚さにやや気圧
されながらも、つい手に取った一冊。

この作品の主人公は、Angelineの唯一の友人で、今やSeventh-
gradeになったGary。Angelineは遠くの大学に進学して週末しか
会うことができず、未だに彼のジョークを学校では誰も笑って
くれないまま。

そんなある日、学校創立者の記念式典で「タレント・ショー」
が開かれることを知ったGaryは、皆の前でとっておきのジョー
クを披露することを決意する、というもの。

前作に引き続き、よくありそうな「いじめられっ子」という設
定。これが少年漫画なら、何かを契機に格闘技に目覚めた主人
公が天才的な才能を発揮して、次々にライバルを打ち倒し、い
じめっ子を見返す、という展開になりがちだけど、さすがは、
Sachar。そんな単純なお話にはなってません(笑)

前半の苛めは、正直、読んでて辛いものがありますが、それを
補って余りある最後の大どんでん返しは、見事の一語。タイト
ルも、全編を読み終えた上で、もう一度見返してみると、非常
に意味深で、作者がよく考えた上で全体を構成し、吟味した上
でタイトルを決定したと感じられます。

個人的には、Angelineの父親の長年の相棒を務めているGus氏が
お気に入り。

前作でも、実の父親が遠慮してる天才少女に気軽に話しかけた
り、相棒にとある女性をデートに誘うよう炊き付けたりと、光
るものを感じましたが、ごみ収集の仕事の際に気に入った廃品
を「宝」と呼んで持ち帰って使っていたり、Garyが仕掛ける最
後の大博打を嬉々として手伝ったり等、本領発揮・面目躍如と
言った趣。

こういう良い意味で、「渋く、格好良い親父になりたい!」と
思わせる人が、私は大好きです(笑)

ちなみに、この作品では、Garyの蔵書の描写という形でさりげ
なく自著の宣伝をしていたり、Angelineの大学の友人の実験と
して、記憶の物理的伝達の可能性について紹介したり等、随所
にお遊びが見られ、GaryのJoke以外でもにやりとさせられるこ
とがありました(笑)

以上、用件のみですが、今回はこれで失礼します。


▼返答


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