本そのものとしての価値を感じるOBW

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14188. 本そのものとしての価値を感じるOBW

お名前: windy http://q-sax.net/
投稿日: 2003/5/12(10:40)

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 ほんとにみなさんと同じような意見ではありますが、統計アンケートだと思って書いてみます。

 私はつい本そのものを偏愛しがちなヘンなヒトでもあるので、OBWの全体的なつくりがまず好きです。黒…でなくてもいいかもしれませんがシックでカバーをかけなくても大人が持ち歩いて見栄えが悪くなく、表紙のデザインに統一感があり、本編以外の前後にあるもろもろ(あらすじもしくは名場面ピックアップ、Glossary、作者紹介、そのほかのOBW紹介)にも手抜かりがないという感じです。挿絵は困ってしまうタイプ ^^; のものもありますが、モノクロ挿絵で統一されているのもそれはそれで良く、紙質、フォントも読み捨てる本というよりは愛蔵できる本として愛でたくなるような要素をクリアしているように思います。PGRのびっしり詰まった小さな文字には、「これでレベル2なのか、、」と、げんなりすることが結構ありますし、藁半紙のような紙質のものもありますし(軽いので持ち運びにはいいかもしれませんが ^^;)。ともかくOBWについては「シリーズとして集めたくなる」ポイントがPGRよりもずっと高いです。

 まだそれほどたくさんは読んでいないのであくまで現時点の感想ですが、内容も、OBWのほうがなんだか文章や内容が全体的に地に着いているというか、しっかりしていて、かつ、読みやすいように思います。PGRのほうがなんというか内容に対して表面的な部分の記述に終わってしまっていることが多い?というか、週刊誌的というか軽いというか?うまく言い表せないのですが。総語数の長さにかかわらず、OBWのほうがポイントやテーマが絞れているのか、読んでいて充実感があります。

 どちらも英語学習者のための…、という目的はあるにしろ、OBWのほうが、より、「本そのもの」として制作者側のやる気が伝わってくるような装丁であり、内容である、と思います。私は歴史ものや古典リトールドものが好みなので、特にOBWのそういったもろもろがツボにはまっています。歴史や古典ものって、あまり軽々しく扱われたくないじゃないですか。^^;

 もちろん、PGRでもBabe The Sheep-Pigのようにあらゆる人に勧めたくなるような面白さのものもありますから、内容の善し悪しあたりはある程度書かれる方々の力の差なのだとは思いますが。(でも当然出版者側の内容チェックもあるでしょうから)

 …そんなところです。

 でもPGRはコンテンポラリーものを頑張っているようですし、いろいろな差はあるにしてもたくさんの数の作品があちこちの分野に渡って用意されていることは悪くないことだと思います。頑張れペンギン!


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