Re: ごぶさたしておりまーす!

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14114. Re: ごぶさたしておりまーす!

お名前: マリコ@SSS
投稿日: 2003/5/7(18:05)

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マリコです。

〉オックスフォード便り、第2弾です。

ようやく落ち着かれたようでほっとしています。

〉この季節のイングランドは天上の園のようであります。

はい、天上人になりきってますね・・・
(ちょっと意味が違う)

〉あー、大変だった・・・ コンピュータとインターネット関係が。

異国の地は、思い通りにならないし、不便ですよね。
レスをつけたい発言がたくさんあると思いますが、迷っているとどれにもつけられなくなっちゃいそうだから、
ただ、オックスフォード便りだけを発信していただくのでいいと思います。
自分の投稿にレスをもらえなくても、酒井先生の投稿があると、みんな活気づくと
思います。

〉さて、どこから・・・?

〉まずはピアソン(ペンギンのGRやパフィンやロングマンの辞書を
〉出している出版社)との話し合いのことかな?
〉もっとも一応交渉みたいなものなので、なにもかも書いては信義に
〉悖る(う、また歳が出た)と思うので、適当にはしょります。

〉話し合いはとても友好的で、出来るかぎりの協力を惜しまないという
〉ことでした。

〉ピアソンからは5人の人がぼくの話を聞きに来てくれて、
〉ぼくは三つの大きな話題に分けて、順に話をしました。

〉その一 What's happening in Japan?
〉その二 Why is it happening now?
〉その三 Where do we go from here?

〉その一では、掲示板の盛り上がりのこと、アマゾンの順位、
〉三省堂や丸善が注目してくれていることなどを紹介、突然
〉多読が注目されはじめた状況をおはなししました。中でも
〉強調したのは掲示板です。ぜひ日本語の読める人に手伝って
〉もらって、掲示板をくわしく読んでほしいと言いました。

〉その二では、Graded readers have beeen around for decades,
〉as you know very well. So why the 'explosion' now?
〉ということで、なぜ急にこんな盛り上がりを見せたのか、
〉その背景を説明しました。といっても「ぼくらにもすべてわかって
〉いるわけではないが・・・」という注釈つきでしたが。

これは、教師を説得して、学校の教育を変えようということをあきらめて、広く一般の人を
対象にして、多読を進めようとしたからだと思います。
なぜ急にもりあがりをみせたか、は今までの方法ではどれもだめだったからでしょ?
すべての人に有効ではなくてもかなりの割合の人が英語が読めるようになる方法で、
しかも、今までとちがう、ということではないでしょうか。

英語教師を説得するために論文をと言う話がありますよね。
データをとって説得力を増す、ということはもちろん大切なことだとわたしは以前から強調していますが、
わたしが言っているのは、英語教師ではなくて、一般の人をを説得したいからです。
そうじゃないと、「騙されているんじゃないか」というような印象を持つ人は意外と多いでしょう。
データを示して説得すれば、方法に対する「うさんくささ」が払拭できると思ったからです。

世界に広げるためには、英語教師を説得して、学校の現場に導入してもらうのではうまく行かないと思います。
だって、酒井先生は英語教師を説得しようとして、25年を費やしたのでしょう?

〉背景としては「楽しむこと」を強調したこと、そのために
〉Three Golden Rules があるんだということ、それに掲示板と
〉書評(と、そこから出来たSSSパック)が大きな力になったと
〉思うと言いました。(異論、または付け加えることがあれば
〉伝えます。今度は5月18日にGRの編集者の人もまじえて
〉話をすることになっています。)

上のことを付け加えていただけませんか?

〉その三では、いろいろ希望を出しました。
〉まずいちばん強調したのは、GRは各社併せて一人前なのだから
〉各社は競争よりも協力をしてほしいということです。でも、
〉これはあんまり耳に届いていなかったかもしれないな。

〉それから、GRの内容について、ノンフィクションをふやして
〉ほしいと注文しました。history, geography, culture,
〉science などをやさしい英語で読みたい人がたくさんいるんだよって。

〉それから・・・なんだっけ?

〉そうだ、これからまずSSSのウェブサイトを英語にすることにも
〉協力してほしいと言いました。とくに名前は世界中から見られることに
〉なると、どうしてもSSSよりはもっと一般的な名前でないと
〉いけないので、どんな名前がいいか考えてくれと・・・

もし、一般的な名前がついても、たとえば、
Super Estensive Reading by SSS
”I can Read Englsih” method by SSS
のように、どこかにSSSを残せるようにしてほしいです。
酒井先生はSSSは記号だと思っていれば、くっついていても許せるでしょ?
なにかの頭文字だと思うから、いやだと言ってらっしゃるだけで。

もう一つ出版社への要望で、
『挿絵をもう少しよくしてください、読む人の気持ちをくんでほしい』と、
と言ってください。
「どうせ売れない本だ」なんて思って手を抜いて作っていませんでしたか?って聞いてみてください。

ではまた。


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▼返答


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