[掲示板: めざせ100万語! -- 最新メッセージID: 25677 // 時刻: 2024/11/23(01:42)]
上へ | 前のメッセージへ | 次のメッセージへ | ここから後の返答を全表示 | 返答を書き込む | 訂正する | 削除する
お名前: じゅんじゅん
投稿日: 2003/4/12(21:52)
------------------------------
チビママさん、はじめまして。じゅんじゅんといいます。
間者猫さんのお返事もあったのですが、
私の個人的な感想などなど、良かったら聞いて下さい。
〉 ちょっと前から気になっていたことなんですが、絵本等読んでいると
〉 擬人化したもが出てきます。
〉 具体的に言うと、「Giving Tree」と「The Little House」
〉 なんですが、どちらもsheで受けていますよね。
〉 Giving Treeは とくに翻訳で読んでいて、なんとなく男性的な印象を
〉 もっていたため えっ? と思いました。
〉 これは、こういうものはsheで受けるのが普通なのでしょうか。
〉 それとも、作者の意図が反映されているのでしょうか。
〉 どなたか教えていただけたらうれしいです。
〉 動物は雌雄がはっきりしない場合、it でいきますよね。
私は原書しか知らないのですが、疑いもせずに「she」を意識して読みました。
そして私もチビママさんもおっしゃっているように、作者の意図だと思います。
考えたり話したりと、普通、人間とコミュニケーションがとれないものに
作者が「心(擬人化)」を与えた時点で作者の意図だと思います。
「Giving Tree」では、「tree」と「the boy」が会話してますよね。
その会話は、作者の心で女性の声だったんだと思います。
なのでこれは、決まりではなく作者が意図して「she」にしたのだと思います。
そして「Tree」で「he」はないのかな?と思い、例を見つけました(笑)。
指輪物語・二つの塔に「Ents」という木がでてきます。
外国のファンサイトさんの作った映画スクリプトをちょこっと引用します。
ちょうど木の初登場のシーンです。()内は動きの説明です。
「The tree is talking!」
「Tree?! I am no tree. I am an Ent.」
(He stomps slowly through the forest)
これだけでは心許ないので、原書も本屋さんで立ち読みしてきました。
引用出来るほど記憶力は無かったのですが、「he」になってましたー。
(私が読めていればですが・汗)
ついでに、もうひとつ(笑)。
絵本「little blue and little yellow」(邦題:あおくんときいろちゃん)
この本は1ページに1行で、絵は色紙をちぎったようなものだけです。
目も口も、手も足もなあんにもない、まんまるな blue と yellow です。
こちらも物語の始まりを、ちょこっと引用します。
This is little blue.
Here he is at home with papa and mama blue.
はじめて読みましたが、かわいいお話でした。
今日、実はブッククラブの相談会に行って来たのです。
そこで私は、チビママさんのこの質問を見てから、お返事がしたくて
でも上手く書けない状態だったので、上の私のレスを含め相談会で相談しました(笑)。
最初、職人さんを捕まえてゴニョゴニョと相談していたところに、古川さんが加わり、
その後、講演会前に立ち寄られた酒井先生が混ざり、また、教室にいらしたみなさんの
お話も伺えました。
(その際に、こんなのもあるよと「little blue and little yellow」を 教えて貰いました)
激論の結果(嘘です・笑)。
木や家は she という決まりごとではなく、
こういう擬人化された場合は作者の意図だとおもー(酒井先生風)
になりました(笑)。
あの場にいらした皆さんに、この場をお借りしてお礼を言います。
ありがとうございました。楽しかったです。
長いのにまとまりがなくて、ごめんなさい。
でも、私はこの質問を通して色々な事を改めて考えたりして楽しかったです。
そしてチビママさん!100万語通過おめでとうございます!!
あらためて、あちらでお祝いさせてもらいます!
ではでは。楽しい読書を。
▲返答元
▼返答